昭和大学医学部他、藤田医科大学医学部他
合格者インタビュー

2019年 昭和大学医学部他合格 Sさん、藤田医科大学医学部他合格 Tさん合格体験談

Sさん:レクサスの授業と課題には、無駄がないです。
Tさん:やることを迷わずに済んだのが良かったです。

昭和大学医学部、藤田医科大学医学部合格者

Sさん(左)Tさん(右)

1年間お疲れさまでした。では、合格した大学を教えて下さい。Tさんからお願いします。

Tさん一次合格したのは、帝京大学、杏林大学と埼玉医科大学後期、金沢医科大学編入試験と藤田医科大学後期です。最終合格は埼玉医科大学後期と藤田医科大学後期で、進学先は藤田医科大学です。

Sさん、お願いします。

Sさん一次合格が岩手医科大学、日本大学、昭和大学と埼玉医科大学後期です。最終合格が岩手医科大学と日本大学と昭和大学で、進学先は昭和大学です。

二人とも複数合格しているんですね。おめでとうございます。

Sさん・Tさんありがとうございます。

受験結果には満足していますか?

Sさん満足しています。

Tさんはどうですか?

Tさん満足しています。

レクサスに来る前は、どんな風に勉強していたか、教えていただけますか?まず、Tさんからお願いします。

Tさんもともと高校時代から医学部のことは考えていたんですけど、結局、他の学部に行きました。そして卒論を書いている時に医療に関する話が出てきて、それがきっかけでもう一度医学部を目指してみようかなと思うようになったんです。

その年は、医学部を受験されたんですか?

Tさん金沢医科の後期は受けました。

そのための準備はどうしていたんですか?

Tさんちょうど1月に卒業論文が書き終わって、その後から一人で、英語と数学を勉強しました。金沢医科後期の受験科目は英語と数学だけだったんです。

受験準備期間としては短いですね。試験を受けてみてどうでしたか?

Tさんどれくらいで受かるかも分からなかったので、「ああ終わったな...。」という感想くらいしかなかったですね。

Sさんはどうでしたか?

Sさん高3になってから真面目に考え始めて、聖マリアンナの指定校推薦を受けたんです。でも落ちてしまいました。推薦に向けて勉強していたので、勉強する科目を英語と理科に絞っていたんです。それで、数学は死んでいたんです(笑)。一般入試を受けたのは帝京だけで、科目は国語と英語と理科で受けました。それも、落ちました(笑)。

高3で医学部を受ける時に、どんな形で勉強していたんですか?

Sさん推薦で受かるかなと、勝手に思い込んでいたので、やりたくない教科は全然勉強していませんでした。基本的に自分がやりたい教科だけ勉強していました。

そんな経験を経て、二人ともレクサスに来てくれたわけですが、レクサスに来たきっかけを教えていただけますか?
では、Sさんからお願いします。

Sさん推薦が落ちてから、今年はもうダメだと思って、すぐに予備校探しをしたんです。ネットで検索していたんですが、厳しくないところはダメだと思っていました。それで、大手よりは医学部専門予備校がいいなと思っていたんです。そこから絞っていきました。

比較したところはどこですか?

Sさん実際には母が調べてくれていたんです。それで、レクサスがいいんじゃないかということで説明を聞きに来たんです。

説明会は沼山先生が担当したんですが、話を聞いてみてどうでしたか?

Sさんすごく信頼感があるなと思いました。父が「良い先生だから、この人についていけ!」と言ったんです。それでレクサスに来ることになりました。

Tさんはどうでしたか?

Tさんレクサスのことはもともと知っていました。中学受験時に通っていた塾がこの近くにあったので。それで、とりあえず行ってみようと思ってレクサスに来たんです。システムが中学受験をした時と似ていたんです。3回繰り返すとかは中学受験で経験していたので、そのシステムに乗れそうだなと思ったんです。それでレクサスにしました。

特に他の予備校と比較することもなく、レクサスを選んだということですか?

TさんM予備校とは比較しました。

レクサスを選んだ決め手は何でしたか?

Tさんレクサスに決めた理由は感覚的なものなんですけど、レクサスが白くて、明るくて、綺麗だったからです。

校舎が決め手だったという人は結構いますね(笑)。

Tさん行った時の雰囲気とか、あとは、M予備校で4月か5月にある東海大学の編入試験を勧められたんです。生物を一から勉強したいと言っているのに、何か違うなと思ってしまいました。

Sさんは物理から生物に変えて、Tさんは生物をゼロから始めたわけですが、不安はなかったですか?
まず、Tさんからどうですか?

Tさん私も高校時代は物理を選択していました。でも、全然出来なかったんです。だから、不安はなかったです。むしろ物理を勉強するよりはいいと思っていました。

Sさんはどうですか?

SさんTさんと同じで、物理は勉強しても全然わけが分からなかったので、早々に諦めていました。だから、生物にして良かったなと思っています。

基礎学力テストを見てみると、化学以外は二人とも同じような成績なんです。英語と数学がほとんど同じなんです。英語は二人ともかなり良く出来ています。Tさんは、化学はテストを受けながら思い出してきましたか?

Tさん得意だったところは一緒でしたね。有機が好きだったという感覚は残っていました。でも理論は全然ダメでした。やり方とかも忘れていました。

大変な思いをしながら、受けていたんですね。数学は、二人とも数Ⅲがダメだったんですね。そもそも勉強してないんだよね?

Sさん勉強してないです。

Tさんはどうですか?

Tさん金沢医科の受験のためにⅠA・ⅡBは勉強していたんですが、それ以外は捨てていました。

二人とも、数Ⅲはほぼゼロからのスタートで4月の授業が始まったんですが、どうでしたか?

Sさん正直、予習の段階で、何を言っているのか分からなかったです。

Tさんはどうでしたか?

TさんCテキストだったんですが、今見てみると簡単なんですが、当時は出来なかったです(笑)。

Sさんは、0学期で数Ⅲを受講したんだよね。

Sさん3月に入ってから数Ⅲの講座を受講しました。

4月に入って、実際に授業が始まっていくわけですが、レクサスのシステムはどうでしたか?まず、Sさん。

Sさん現役の時から、10時間とか椅子に座って勉強したことがなかったから大変でした。レクサスに来て、初めて座っていられるようになりました。長時間勉強できるようになって良かったです。夜間の課題は、自分には結構難しかったので、先生に相談をして取捨選択してもらっていました。

Tさんはどうでしたか?

Tさん何も分からない状態から始めたので、レクサスのように、最初は簡単なものから始めて、だんだん難しくなっていくのはやり易かったです。あと、私は赤本はやらなかったんですけど、それでも最後の方は、過去問が含まれていたから、安心して出来ました。やることを迷わずに済んだのが良かったと思います。

夜間指導の時間に、自分なりに意識してやっていたことはありましたか?まず、Tさんからどうぞ。

Tさん”課題こなしマシーン” にならないように気を付けていました。

確かに重要なことですね。「課題はとりあえず出せばいいんでしょ」と思うようになった瞬間に、終わってしまいますからね。

Tさん私の中では、勉強のベースが英語だったんですが、英語が得意だったこともあり、何も考えずに勉強していたんです。それで、他の理系科目もそんな風にしていたんです。でも、最初の授業で千島先生に言われたんですが、「手が勝手に動くのではなく、こうだからこうなるというように、着眼点を見つけてやるように。」と言われたんです。それで数学だけではなく、理科も与えられた問題に対してポイントを見つけて解くようにしたんです。そのポイントを見つけることを意識していました。

なんでそうなるかを意識しながら勉強していたということですね。Sさんは、何か意識していたことはありますか?

Sさん13時間勉強していると、飽きてきて集中力がなくなっていくので、教科をころころ変えたり、質問に行ったりして気分転換しながら勉強していました。

集中してやることを意識していたということですね。

二人とも理系科目が、いわばゼロからのスタートだったので、ただやるだけではなくて、頭を働かせていたのが、ほぼゼロからのスタートでも、1年で合格できた要因だなと思いますね。

よく質問した先生とかはいますか?まず、Sさんから。

Sさん数学は吉岡先生が大好きだったので、よく質問しに行きました。

吉岡先生はどんなところが良かったんですか?

Sさん基本的なところから分かり易く教えてくれたことです。何も分からなかったので、しつこく質問していたんですが、それでも最後まで相手にしてくれたので感謝しています。

Tさん私は、数学は佐藤先生、英語は引野先生と高橋先生、生物は小鹿先生とか高橋先生です。数学は分からなかったから一人の先生にと思っていたんですが、他の科目はいろんな視点をと思っていました。

英語を引野先生と高橋先生に質問していたということですが、分野によって質問する先生を変えていたんですか?

Tさん文法と和訳は高橋先生に聞くことが多かったです。引野先生は、プリントをもらいに行ったり、感覚的に分かりたい時に行ったりしていました。理論立てて、文法を理解することが出来なかったんです。

先生がいっぱいいるから、そんな風に出来たんだね。夏の模試の結果を見ると、二人とも生物はゼロからのスタートだったけど、二人とも偏差値62までいったんだよね。

前期に入って、13時間という拘束時間の中で、ゼロから始めた生物がしっかり結果が出たわけですが、どう思いましたか、Sさん?

Sさん本当に教科を変えて良かったなと思いました。切実にそう思いました。

Tさんはどうでしたか?

Tさん全く同じです。物理の方が受かる人数が多いと聞いていたけど、自分に合わない教科を無理やりやっても意味がないから、変えて良かったなと思います。

この結果を見て、今年は合格出来るかなという気持ちになりましたか?

Sさんクラスが落ちたあとだったので、これを見て元気を取り戻しました。

Tさん私は、なってないです。

二人とも課題は数学だったからね。

二人ともFクラス(基礎特訓コース)スタートだったけれど、夏にAクラス(難関特訓コース)に上がったんだよね。英語はもちろん出来ていたから、A1クラスだったんだけど、数学は二人ともA3クラスに上がりました。TさんはF3クラスからA3クラスに一気に上がったんですが、どうでしたか?

Tさんきつかったです。方向性が何も見えなかったです。

確かに二人ともきつそうでしたね。授業中、二人とも死んでいました(笑)。どうしようかと思っていたんですが、二人ともクラスが落ちてしまって、へこんでしまいましたよね。後期に入って、数学がA3クラスからF3クラスに一気に落ちて、テキストも基本的なものに戻ったわけですが、そのあたりはどういう気持ちでしたか?Sさん。

Sさんクラスが落ちる前は、月曜日のテストで取れればいいや、という感じで、日曜日に夜間課題の復習とかを一気にやっていたんです。いわば一夜漬けのような感じでやっていました。でも、これじゃあダメだなと反省して、クラスが下がってからは、その週にやった授業の内容とかを毎日コツコツ復習して、日曜日はその確認をするだけにしたんです。そしたら、うまくいきました。

そこで勉強の仕方を変えたんですね。夏の後半は、点数がひどかったんですが、後期に入ってまた持ち直しましたよね。Tさんはどうでしたか?

Tさん夏にやったものが、秋以降出てきたから、全く新しい問題ではなく、見覚えのある問題を、その時点でどれだけ自分で出来るかというのが分かったんです。全く新しい問題をやるよりは、心理的負担が少なかったです。これなら完璧に出来るというか、自分のものに出来るというか、最低限これが出来るようにと思ってやっていました。

クラスが落ちてしまったけど、うまく気持ちを切り替えて、やり方を変えたりして、教わったことを自分のものにしようとしてくれたわけですね。

Tさんそうですね。

それが良かったんだと思います。後半は二人とも、数学の成績が良くなってきましたよね?

Sさんそう思います。

昭和大学医学部、藤田医科大学医学部合格者

1年を振り返ってみて、この時期は辛かったというのはありますか?Tさん。

Tさん圧倒的に、夏です。

Aクラスに上がった夏ということですね。

それは、数学が難しくってということですか?

Tさん数学が難しくて、夜間はほとんど数学に費やしていたんです。それなのに出来ないし、Fクラスの時はもらえたヒントがAクラスではもらえなかったんです。それで、どこでミスしたかも自分で探さないといけないんです。でも、自分がどこでミスしたかも分かりませんでした。課題がどんどん溜まっていくだけで、しかも、英語も出来ている感じがしなかったんです。単語のテストも何回か落ちたし、再テストがあるんですけど、単語が書けなくて、悲しくて泣いたこともありました。

そんなこともあったんだ。

得意なはずの英語が出来なくなったと思ったのは、何か理由があったんですか?

Tさん「英語をやってなかったでしょ。」と言われたんですが、やってはいたんです。

どうやって克服しましたか?

Tさん「もっとやらなきゃな!」と思ってやっていました。

Sさんはどうですか?

Sさん夏からと後期に入ってクラスが落ちてからです。勉強しても分からないし、今年も無理だなと思っていたんです。それで、薬学部の推薦も受けたんです。あの頃は、気分的に諦めていました。

そうなんだ。

僕らから見ると、二人ともがんばっていたから、合格するんじゃないかと思っていたけどね。

クラスを下げたのも、ここは絶対にやらせた方がいいだろうという配慮からだったしね。

後期に入ってからも、Aクラスに残していたとしたら、こういう結果にはならなかったかも知れないね。

私もそう思います。

Sさん確かにそうかも知れないですね。

辛かった時期をそれぞれのやり方で乗り越えて、いよいよ入試直前期になるんですが、心境はどんな感じでしたか?

Sさん直前期というか、実際に受験してみて、思っていたよりは自分で解ける問題があったり、もちろん解けない問題もあったんですが、受験の最中に、これ見たことのある問題だというのだけ解いてがんばっていました。

スタートはどこでしたか?

Sさん愛知医科がスタートです。

Tさんは国際医療でしたよね?

Tさんそうです。

Sさんは、早めに一次合格が出たんですよね。それまでは不安でしたか?

Sさんそうですね、岩手医科は何が出来たかも覚えてないです。でも一次が通ったと聞いてびっくりしました。

手応えがない状態で受かったということですね。Tさんはどうでしたか?

Tさん理系科目は取れるところを取ろうと思っていました。その分、英語はがんばらないといけないと思っていたんです。ところが、英語が全然出来なかったんです、岩手医科とか。数学は苦手な割には結構出来たかなと思っていたんですけど、一次合格がこなかったのは、英語で焦ってしまったのが原因かなと思います。国際医療は本当に難しかったです。

一次合格が出たのは帝京?

Tさん帝京です。

それが出るまでは、心がすさみませんでした?

Tさん「しいたけ占い」が当たりました(笑)。2月から運勢が変わるというのが当たりました。

Tさんは、3月まで勉強していたよね。不思議と勉強を続けている人に、繰り上げ合格は回ってきますよね。

最後まで一生懸命がんばっていたから、繰り上げが回ってきたんだよね。

合格の知らせが来た時、どんな感じでした?Tさん。

Tさん電話で知らせが来たんですけど、足がガクガクでした。ほっとしたというのが第一で、医学部は普通の人でも受かるんだなと思いました。

Sさんはどうでしたか?

Sさん日大のサイトを見て合格を知ったんですが、もう勉強しなくていいんだと思って、親に合格を報告してすぐ遊びに行きました。

親御さんにしてもらって良かったことはありますか?

Tさんお弁当を2食分作ってもらったのはうれしかったです。それと成績についても、あまり言われることはなかったです。どうやら両親は、今年一次合格が出て、来年二次合格が出ればいいと思っていたようなんです(笑)。

Sさんはどうでしたか?

Sさん一人暮らしで掃除が苦手なので、母がいてくれたらなと思っていましたね。それと、たまに電話が来て励まされたりするのが嬉しかったですね。

最後にこれから医学部を目指して、レクサスに来ようとしている人たちにメッセージをお願いします。

Sさん1年で決めたいと思うと効率よくやっていかないとダメなので、そういう点ではレクサスの課題とか授業の内容をしっかりやるようにすれば、無駄なく合格できると思います。

Tさんからも、特に再受験生に向けてアドバイスをお願いします。

Tさん特に再受験の人は、一般の受験生に比べて勉強時間が短いと思うので、最後の最後まで伸びると思うんです。実際私も理科で感触がつかめてきたのも、埼玉医科後期の時で、最後の最後まで悪あがきするつもりで、レクサスでもらった課題を毎日毎日やったんです。それで、最後の最後まで実力は伸びるなと思いました。あとは合格したいと思う気持ちは重要だなと思いました。藤田後期はここで決めないとやばいと思っていたから、1点でも多く得点する方法を考えたりしていました。合格したいという気持ちは大事だなと思います。

二人とも1年間お疲れさまでした。今日はありがとうございました。

Sさん・Tさんありがとうございました。