昭和大学医学部合格者インタビュー

2017年昭和大学医学部他合格 I.Tさん合格体験談

大手に行っても、やる気がないなっていう日は休んじゃいそうで。その点レクサスは週6で授業があって怠けられなくていいなって。

昭和大学医学部合格

桑原―合格おめでとうございます。最終進学先はどこですか。

昭和大学医学部です。

桑原―他に一次試験を合格したところはどこですか。

岩手医科大学と東邦大学と帝京大学と昭和大学です。

桑原―たくさん受かりましたね。最終合格した大学はどこですか。

昭和大学と東邦大学と帝京大学です。

桑原―優秀ですね。よく勉強したね。現役生のときはどうでしたか。

高校1年生の夏から個別指導の医学部専門予備校に通っていました。現役で受験した時は、受験を終えても手ごたえがあったかどうかを判断することすらできませんでした。そのため、もしかしたら合格したんじゃないかとか楽観的に思ったりもしていました(笑)。結果、どこも一次合格すらできませんでした。

桑原―レクサスに来てみようと思ったきっかけは何ですか。

元々いくつか予備校の候補があって。大手予備校の医学部コースのほかに、いくつかの医専で体験授業や選抜テストを受けて、レクサスにしました。
なぜレクサスにしたかというと、自分は計算ミスとかケアレスミスが多かったので、夜間指導でちゃんと自分で答えを出せるまで合格にならないという制度がミスを減らすことに繋がるかな、と思って。あと、なるべく厳しいところがいいかなって。

桑原―そこは定評があるところですね。

結局大手に行っても、やる気がないなっていう日は休んじゃいそうで。その点レクサスは週6で授業があって怠けられなくていいなと思いました。

桑原―大手に行くとどうしても習いっぱなしになってしまうところがあるし、勉強時間も日々ムラが生じてしまいがちだからね。レクサスを選んで正しかったね。新学期が始まってみて、期待通りでしたか。

毎日きちんと勉強できる体制で、課題もこなすことができました。

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桑原―小テストも頑張っていたよね。

いやそんなことは…(笑)。数学は最後の方まで自信なくてあまり点数とれないなって…。

桑原―数学の要求水準は一応7割に設定しているので、それでも8割以上を毎回コンスタントに取っていたようだけど。

何回かやらかしたテストもありましたよ。

桑原―確かに7割の時もあったね。

やっぱり計算ミスとかしてしまって…。

桑原―高橋先生、英語は前期どうだったの?

高橋―英語は毎回言うことないって言っていましたけど、ケアレスミスがあったり、流して読んでしまうことが結構あったよね。問題文もぱっと見て「あぁこういう問題でしょ?」って流してしまったり、テスト自体も後半疲れたから流してしまうことがあったよね。そこだけ注意って感じでしたね。

理科でも疲れたからもういいかっていうのが実力テストでありました。テストの重要性に気付いたのが意外と遅くて。もっとちゃんとやらなきゃいけないなと思ったのが、後半くらいからで。

桑原―物理の奥田先生が君の成績が伸びたのにびっくりしたって。「登り竜」って言っていたよ。

後半になって流すことがなくなったら、ぐっとのびたと思います。

桑原―レクサスの先生方はどうでしたか。

非常によかったと思います。結構質問しにいかせてもらいました。奥田先生には同じことを3回とか質問しに行っても、その都度熱心に解説してもらいました。

桑原―前期が終わって夏期はどうだったかな?点数的にはまあまあだったけど、数学が前期よりも少し下がっているところがあったね。

そうですね。内容的に難しくなって、量も多くなったので…。

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桑原―髙橋先生、夏期はどうでしたか?

高橋―夏は化学が大変と言っていた記憶があります。

そうですね。理科系の課題が多くて大変でした。

桑原―そうだね。レクサスのシステムでは前期にどのクラスでも基本問題を扱って基礎を固めて、上のクラスだと夏期にレベルが上がり量が多くなるからね。どうしても負担が大きくなります。
秋になってからは模擬試験を受けるようになって、その結果を見ると、数学がちょっとへこんでいるけど、他はまあまあとれているよね。数学の成績を伸ばすのに少し手間取ったかな?

はじめは本当に苦しかったです。数学はある程度解き方を身につけていないと太刀打ちできないということに気づくのに少し時間がかかって。それに気付いてからは、難しい問題ばかり解こうとするのではなく、意識を変えました。レクサスのテキストに書いてあることができないと歯が立たないと思って、とりあえずそれをやるようにしました。

桑原―精密に短時間できちんと答案を書けるようにすることが大事ですよね。それに気づかないで難しい問題ばかりやりたがる人も出てきます。

今年1年勉強して、難問・奇問はやる必要ないなと思いました。
実際入試でも、数学は受けていくたびに、「あ、これ解ける!」っていう問題と「ああこれは解けない、無理だな。」っていう問題があって。でも結果が発表されてみると、歯が立たないって思った問題が解けてなくても合否に影響はなくて。みんなが解ける問題を落とさない、自分が解けるところをちゃんと解いていればいいんだってわかりました。みんなが解けているところさえ落とさなければ、あと少しだけ自分が解けるところを解けば差をつけられるので。

桑原―必要なのは皆ができるところをいかに広い範囲で守れるかということです。
レクサスで一緒に勉強した友達はどうでした?

すごくよかったです。結構みんなでわぁーっと勉強する雰囲気が好きなんで。

桑原―ときどきわぁーっとなりすぎて注意したこともあったけどね(笑)。レクサスでの勉強が終わった後も付き合いが続くことも多いみたいで、何かあったときに集まったり、仕事関連でつながりがあることもあるみたいだし。
担任の先生はよく面倒をみてくれた?

髙橋先生に相談したり、愚痴とか聞いてもらったりしました(笑)。森下先生はこまめに気を遣ってくださいましたね。

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桑原―私が感心したのは、アドバイスに素直に従って、君が朝早く来てコンスタントに勉強するようになったことだよ。朝勉強した方がいいっていうのはみんな頭では分かっているんだけど、それを実行できる人は意外と少ない。朝の勉強もよかったでしょ?

そこで理科をカバーした感じですね。理科はある程度自分で進めることができるので。
レクサスに入って一番伸びたと感じた科目が理科なんです。でもそれは難しい問題ができるようになったから…というのではなく、基本的な部分を固めていけたのがよかったです。穴がなくなって、伸びたという感じですね。あと、理科は覚えないと話にならないところもあるので暗記ですね。浪人生だから暗記の量が1年分増えましたね。朝早く来て勉強したことが本当によかったです。

桑原―君はレクサスに来た動機も正しかったし、システムも上手に利用してくれてとても嬉しいです。結果も出ているしね。

高橋―一日のルーティンを教えてください。

朝7時に起きて、8時30過ぎにレクサスに着いて、9時30分の始業までに勉強が不足しているところを自習して補っていました。あとは、ごはん食べながら暗記ですね。
土曜日も21時30分まで残るようにしていました。
日曜日はリフレッシュの日と決めて、レクサスではなくカフェに行って勉強していました。はじめは正直日曜日まで勉強したくないなって思っていて。けどやらなくちゃいけない。だから、自宅近くのカフェに行って、環境を変えて少しざわついた中で勉強していました。自宅じゃ全然勉強できない人なんで(笑)。

桑原―レクサスのテキストはどうでしたか。

はじめはほんとに基礎からの復習問題だったので多少解いていてつまらないなと思っていました。でも、それでも間違う問題があるんですよね。そこではじめて「あ、これ押さえられてなかったんだ」って穴が見つけられて、よかったです。

桑原―夜間指導はどうでしたか?

質問はたくさんしました。特に数学が多かったです。橋本先生の解説がすごく丁寧でよかったです。A4の紙に板書のように細かく書きながら説明してくださいましたね。英語は川島先生にどやされながら…(笑)。

高橋―大学に入ってから何かやりたいことはある?

高校のときに剣道をやっていたので、部活は入りたいと考えています。

桑原―部活をやっていた人ってやはり集中力があって、それが色々なことに生きてくるよね。

高橋―昭和は1年次寮だけど、初めて親元を離れる気持ちはどう?

自分は楽しみなんですけど、親が心配みたいで(笑)。

桑原―親ってそういうもんだよ。

高橋―面談のときにおじいさまとおばあさまもいらっしゃっていて、家族にすごく愛されているなぁと思いました。

桑原―おじいさまもおばあさまもドクターなの?

祖父がそうですね。もう引退はしていますけど。

高橋―医者の家系だとその分プレッシャーもあったのかもしれないけど、それ以上にいろいろ調べてくださったりとか、一生懸命サポートしてくださっていたよね。

プレッシャー自体はあんまりなかったですね。実家暮らしでしたが、入試が始まってからも試験の結果について細かく聞かれなくてよかったですね。
親が『医学部まるごと相談会』に参加した時に、OBの人から両親にされなくてよかったことを聞いてきて、成績について必要以上に干渉しないでくれたのが、自分にとってもよかったです。

昭和大学医学部合格

桑原―1年間勉強してきて、医学部を目指す受験生に対して何かアドバイスはありますか?

あれこれ手を出さずに同じものを何回もやりこむことが合格に一番近いと1年間勉強して思いましたね。要求されるレベルが高いので、覚えろとまでは言わないけど、覚えるくらいやらないと戦えないです。あとは、入試の時の切り替えです。入試は連日続くんで、もしできなかった科目があっても、引きずらないようにだけはしていました。「僕ができてなかったんだからみんなどうせできてない!」って謎の自信で割り切って乗り越えました。

桑原―これからレクサスを利用しようと考えている人に対して、何か利用法のアドバイスはありますか?

まず、あまり休まないことです。次に、レクサスの課題をちゃんとやっていればどうにかなります。我流に走って自分勝手にやると、どうしても勉強に偏りが生じてしまうので。
僕の場合は数学が苦手だったので、手を広げず、レクサスのテキストの解き直しプラス、夜間課題で間違えた問題をコピーしてノートに貼ってやり直せるようにしました。理科は、『有機化学のオキテ(※レクサスのテキスト)』をずっとやってました。あと、テキストで間違えたところをチェックして、重点的に見直したりしました。
できないところって、ずっとできないんですよね。だから、とにかく繰り返すしかないんです。とにかく、与えられたテキストをずーっと繰り返していました。

桑原―レクサスの先生方にメッセージはありますか?。

数学があまり自信なかったので、橋本先生には結構質問しに行きました。他にもたくさんの先生にお世話になりました。ありがとうございました。これからも頑張ります!

桑原―大学に入ると、レクサスのとき以上に勉強をやらないといけなくなるからね。覚える量が半端じゃないよ。

高橋―将来やりたい科とか決まっているの?

単純なあこがれだと外科なんですけど、小児科にも興味があります。なるべく医師数が少ない科に行きたいなと思っていて。

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桑原―それは偉いね。ぜひ頑張ってほしいと思います。
髙橋先生、担任の先生としてI君を見ていてどうでした?

高橋―最初から安定していたので、数学やケアレスミスについて何回か言わせてもらいましたけど、毎回こちらが言う前に自分で問題点にしっかり気づいて、具体的に行動に移してくれていました。こちらとしては最初から安心して見ていられました。

何事にも分析する能力と実行する能力の2つが重要だと思います。自分で分析はできるんですけど、実行に移すのが結構難しくて…。そのときにレクサスの強制力が役に立ちました。やっぱり「強制」ですね。やらざるを得ない環境!
でも、やらなければならないことがたくさんある中での12時間拘束だったので、辛くはなかったです。だって勉強するためにわざわざ1年間期間を設けているんですよ。勉強しなかったらもったいないじゃないですか。

桑原―君はもともと実行する能力もあったんだと思うのだけれど。レクサスがその能力を生かすきっかけになり勉強のサポートができたのならよかったです。大学でもぜひこの経験を生かしてください。
今回のインタビューはこれで終わります。どうもありがとうございました。

ありがとうございました。