卒業生が語る 合格への軌跡52010年東京慈恵会医科大学医学部合格

杉本さん、現役時のセンター試験結果が全体で80%。英語155点・数ⅠA92点・ⅡB73点・物理96点・化学97点。もっと取れるはずだった。結果は国立も私立も失敗だった。

2010年度東京慈恵会医科大学他合格
杉本 有基さん
2010年東京慈恵会医科大学他合格

彼は自分が失敗した理由を分析した。そして、「いままでと同じ勉強をしていては、結果も同じ。ダメだ。」これが結論であった。つまり注意していたつもりだったが、無意識のうちに得意科目には時間をかけ、不得意科目からは逃げていたのだ。

入試までの時間は限られている。容易に取れる点は、確実に取らなければいけない。基礎学力には自信があったが、結果的にセンター試験でさえも失点する「穴」があった。もし、誰かが適切なアドバイスをしてくれていたら、つまらない失点をしなくて済んだかもしれない。ほかにも、自分では気付いていない弱点があるかもしれない。

基礎学力テスト寸評

彼は予備校の持つ経験を利用する決心をした。大手予備校での自己流学習であっても、周囲に流されず受験勉強に一年間集中する自信はあった。しかし、予備校の持つ経験を利用するためには、口うるさいくらい自分のことをしっかり見張ってくれる少人数の予備校でなくてはだめだ。大人数の予備校で自分勝手に勉強してしまっては、現役時代と同じだからだ。

レクサスに入学した杉本さんは、学校の教科書にもある基礎事項の見直しから始めた。
杉本さんの成績であれば普通なら「当たり前、時間の無駄!」と飛ばしてしまうような内容も、きちんともう一度復習した。当たり前であったはずの内容を復習・チェックしただけであったが、一層理解が深まり成績が安定した。また問題を解く度に、模試を受ける度に昨年とは違う手ごたえを感じていた。

そんな杉本さんの合格体験記を、で紹介しているのでぜひ参考にして欲しい。偏差値60を超えもう一伸び欲しいと思っている生徒には、決して急がずに「基礎を見直す」という原点に立ち戻る勇気をもって欲しいのである。

基礎学力の徹底こそが難関校を突破する最大の武器なのである。

レクサス内実力テストグラフ
全国模試、レクサス医大診断模試偏差値