■大学が新しくなって矢巾に移転しましたが、大学病院も移転計画が進行中です。今入学すると、研修は真新しいきれいな病院でできるかもしれません。大学に関しては、よく解剖室が怖いイメージを持たれますが、実際の岩手医科大学の解剖室は室内換気や、御遺体への対応を徹底しており、「Hic locus est ubimors gaudet succurrere vitae」( 此処は死者が生者に資する場所なり)ということをわきまえていますので、そのような失礼に値するイメージを持つことはなく、常に御遺体に感謝しながら解剖実習にあたっています。