保護者様がレクサス宛に下さったお手紙の文面を一部公開しています。
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この度、レクサスのご指導のおかげで手にした娘の合格報告とお礼のため、私自身久しぶりにさくら坂を登りレクサスを訪れました。川島先生にお会いし、ぜひレクサスへのご意見を書いてくださいとのお言葉を頂きましたため、僭越ながら我が家の体験記を申し上げたいと思います。
まず、我が家の環境から申し上げますと、娘は高校卒業までの12年間、インターナショナルスクールに通学していました。同級生の9割がたは海外の大学へ進学し、基本的に大学受験浪人という考えはありません。しかしながら、娘は日本の医学部進学を割と早くから希望しておりましたため、6月の卒業式の時点では「進学先のきまっていないかわいそうな生徒」として先生や同級生から見られていました。そこから半年の自己学習を経て、いわゆる現役生として10校以上にチャレンジしましたが、すべて不合格でした。当然ですが、インターで履修した内容は日本の高校のカリキュラムと全く違うものでしたので、この時点での武器は英語のみであり、数学や理科はほぼ10点台でした。医学部受験という険しい山を、我が家は遅ればせながら痛切に認識したわけですが、ではどうやってこの山を登ろうかと悩んでいたところ、当時第一希望だった某大学の後期試験対策セミナーに参加したのがレクサスとの出会いでした。熱心な先生方や校内の雰囲気をみて、娘は入塾を即決しました。入塾の際に、先生方には我が家の特殊性を理解していただき、数学と理科二科目をゼロ(むしろマイナス)から闘えるレベルまで上げることを目標設定いたしました。最終的に合格を頂くまで2年を要しましたが、このようなオーダーメードのカリキュラムでご指導いただけたことは、我々家族の宝です。娘は「来世もレクサスに来る」と半ば本気で言っているほどです。
次に、父親の私はこの二年間、娘の受験とどう関わったかを振り返りたいと思います。娘と並走するためには私自身もなにかしなくてはと思い、娘が一番苦手な生物をマスターしようと「チャート式新生物」を買いました。通勤の電車でマーカーを引き、早起きして解説動画をみる毎日を送りました。もちろん娘に指導できるレベルではなく、意味ないよといわれながら勝手に始めた習慣でしたが、どこが重要かとか難しいかくらいの共通の会話はできました。ほかには、深夜に帰ってくるために毎日車で15分ほどの駅まで迎えに行ったことです。模試の結果をあれこれ聞きだしたい気持ちもありましたが、ぐっとこらえました。一日勉強漬けでしたので、車で移動しながら音楽を聴く時間は、唯一、無になれる時間だったようです。毎朝おにぎりも作りました。最初は梅干しだけのシンプルなものでしたが、リクエストが段々高度になっていき、最後にはおかかとチーズとたくあん入りの不思議なメニューが一番のロングセラーとなりました。一月から二月にかけての連日にわたる本番の試験の日々も、このおにぎりは続きました。その日の試験の出来を聞くより先に、今日の米の具合はどうだった?と聞くほどでした。
長々と書きましたが、レクサスに出会わなければこうして体験記を書くこともありませんでした。長い間見ていた我が家の夢が現実になり、いまだに信じられません。家族全員、生涯の記憶となって消えることはありません。レクサスの先生方やスタッフの皆様に改めて心より感謝申し上げます。
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お父様:神奈川県在住 歯学部教員
合格大学:杏林大学医学部 岩手医科大学医学部