「渋谷駅」徒歩5分 / 寮と一体型校舎

2026年度 医学部入試まで、

時間

2026 名古屋市立大学 医学部 の特徴

愛知県名古屋市 栄の街並み

📌 大学の基本情報・立地

名古屋市立大学は、愛知県名古屋市に本部を置く公立大学です。医学部・医学研究科のキャンパスは、附属病院が併設されており、学生は早い段階から臨床現場に触れることができます。

キャンパスとアクセス

キャンパスは地下鉄駅からすぐという、非常に利便性の高い場所にあり、通学や大学生活を送る上でのストレスが少ないのが特徴です。周辺には、大学病院のほか、市街地にも近いため、勉強や研究に集中しながらも、充実した学生生活を送ることが可能です。

住所 愛知県名古屋市瑞穂区瑞穂町字川澄1番地(川澄キャンパス)

アクセス 名古屋市営地下鉄桜通線「桜山」駅下車3番出口よりすぐ

🌟医学部医学科の教育の特徴

教育理念と目的

 

  • 名古屋市立大学では、教育目標として「人類の幸福に資する実践的な研究成果を世界に発信する誇り高き『知の創造の拠点』となるため、今後も果敢に行動していくこと」を掲げています。

  • 医学部医学科では、「社会性・倫理性・創造性を兼ね備えた医師・医学研究者」を育成することを目指しています。

  • 医学と人の健康を守ることを通して人類と社会の福祉に貢献していく分野として、高度な科学・技術力・倫理を求めていく教育を展開しています。

各学年の特徴的な教育内容

名古屋市立大学医学部医学科のカリキュラムは、6年間を通して段階的に知識と技能を習得していく「6年一貫スパイラル方式」を採用しています。これは、医学知識、臨床技能、倫理観、そして科学的探究心を繰り返し学ぶことで、確実に医師としての能力を身につけることを目指しています。

  • 1年次: 専門教育の基礎となる、教養教育が中心です。多岐にわたる分野を学ぶことで、幅広い視野と教養を身につけます。また、他学部の学生とも交流する機会があり、医療専門職を志す学生が共に学ぶ環境を通じて、多職種連携の重要性を理解し、コミュニケーション能力を養います。

  • 2年次: 基礎医学を本格的に学び始めます。解剖学、生化学、生理学など、人体の構造や生命の営みに関する知識を体系的に学習します。特に、解剖学実習は、人の尊厳を理解する上で重要な教育です。

  • 3年次: 病態生理学や薬理学といった臨床基礎医学を学びます。さらに特徴的なのが、この時期に行われる「基礎自主研修」です。学生は興味のある研究室に4か月間所属し、実験や研究を主体的に行います。この経験は、将来の医師としての探究心や課題解決能力を育む上で貴重な機会となります。

  • 4年次: 臨床医学の学習が中心となります。内科、外科、小児科など、幅広い診療科の知識を習得します。この学年の終了時に、医師としての知識と技能、態度を評価する共用試験(CBT、OSCE)を受験します。

  • 5年次、6年次: 附属病院や関連施設での臨床実習が本格的に始まります。診療チームの一員として、指導医のもとで実践的な診療を経験し、医師としての総合力を養います。6年次には、自身の興味や将来の進路に合わせて、特定の診療科を中心とした実習を行うことができ、より専門的な知識と経験を深めます。

 

このように、名古屋市立大学では、単に知識を詰め込むだけでなく、学生が自ら考え、行動する力を養うことに重点を置いた教育を展開しています。早期からの臨床体験や研究活動、多職種連携教育を通じて、医師として必要な能力を多角的に育成していることが大きな強みです。

🏠学生生活・施設環境

部活動

  • 名古屋市立大学には、体育系、文化系、医学部独自の部活動など、多岐にわたるサークルやクラブが存在します。医学部の学生は、勉学と両立しながらこれらの活動に積極的に参加し、他学部の学生や先輩、後輩との交流を深めています。部活動は、勉強の息抜きやリフレッシュの場であるだけでなく、チームワークや協調性を養う貴重な機会でもあります。

大学の周辺環境

キャンパスは名古屋市内に位置しており、附属病院が隣接しています。また、最寄りの地下鉄駅から徒歩圏内という、非常に恵まれた立地です。商業施設や飲食店も多く、勉強の合間に気軽に立ち寄ったり、友人との食事を楽しんだりすることができます。週末には、都会の利便性を活かして、様々な場所へ出かけることも可能です。

先輩後輩の関係

医学部では、学年を超えた交流が盛んです。部活動やゼミ、実習などを通して、先輩から専門的な知識や実習のノウハウを学ぶ機会が多くあります。また、定期的な学年行事やイベントが開催され、縦のつながりを深めることができています。

医学に関係した学習環境

医学部医学科のキャンパスには、最新の医療設備を備えた附属病院が併設されており、学生は早い段階から実際の医療現場に触れることができます。図書館には、医学専門書や学術雑誌が豊富に揃っており、自主的な学習をサポートする環境が整っています。また、自習スペースも充実しており、集中して勉強に取り組める環境が提供されています。

🩺 在学生・卒業生の声

実際に名古屋市立大学医学部医学科で学ぶ学生たちや卒業生からは、大学の教育や環境についてどのような声が上がっているのでしょうか。公式サイトに掲載されたインタビューから、一部をご紹介します。

在学生の声

 

  • 都会でのキャンパスライフ 「名古屋市内にキャンパスがあるので、都会の利便性を享受できるのが嬉しいです。勉強に集中しながらも、休日は友人たちとショッピングに出かけたり、息抜きができる場所がたくさんあります。」

  • 他学部との連携教育 「1年生の時に他学部の学生と一緒に受ける授業があり、医学の視点だけでなく、多様な視点から医療を考えるきっかけになりました。チーム医療の重要性を実感できる貴重な経験です。」

卒業生の声

  • 臨床と研究の両立 「在学中に基礎自主研修を経験したことで、臨床医として働きながらも、科学的な視点で物事を捉え、自ら課題を見つけて解決する力が身につきました。将来のキャリアを考える上で、大きな影響を受けました。」

  • 温かい指導体制 「附属病院での実習では、指導医の先生方が熱心に指導してくださいました。疑問に思ったことをすぐに質問できる環境があり、安心して学ぶことができました。在学中に培った知識と経験が、現在の診療に活かされています。」

🌱 どのような医師を目指す人に向いているか

名古屋市立大学医学部医学科は、以下のような人に向いています。

探究心や創造性を持ち、将来的に研究者としての道も視野に入れている人

3年次の「基礎自主研修」は、学生が主体的に研究に取り組む機会を提供しており、将来的に医学研究に携わりたいと考えている人にとって、貴重な経験となります。

チーム医療や多職種連携に興味がある人

他学部の学生と連携して学ぶ機会が多く設けられており、医師としてだけでなく、多様な専門職と協調して働く力を養うことができます。

地域医療への貢献と国際的な視野を両立したい人

大都市に立地しながらも、地域に根差した医療を学ぶ機会があり、将来的に地元での貢献を考えている人に適しています。

向いていない可能性がある人

基礎研究や自主的な学習にあまり関心がなく、ひたすら臨床医としての実践的なスキルのみを追求したいと考えている人

  • 名古屋市立大学は、研究活動や教養教育にも力を入れているため、単に臨床スキルだけを学びたいという人には、学習スタイルが合わない可能性があります。

名古屋市立大学医学部医学科は、医師としての高い倫理観と専門知識に加え、自ら課題を見つけ、解決する力を身につけたい人にとって、魅力的な環境です。

📚出典

名古屋市立大学 大学案内:https://www.nagoya-cu.ac.jp/about/profile/charter/

名古屋市立大学 医学部・大学院医学研究科:https://www.nagoya-cu.ac.jp/med/

名古屋市立大学 医学部 カリキュラム: https://www.nagoya-cu.ac.jp/med/education/medicine/s_curriculum/

名古屋市立大学 教育・学生生活: https://www.nagoya-cu.ac.jp/education/campus-life/