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以下の記事は2014年時の記事です。

Vol.03 「再生医療実現化プロジェクト」

再生医療とは、けがや病気で失った臓器や組織に体外で培養した細胞等を移植して失われた機能の一部を補うことを目的とした医療であり、幹細胞を用いて行われる。

iPS細胞樹立という世界的な成果を真に活かすため、文部科学省は2008年度から「再生医療の実現化プロジェクト(第2期)」を開始した。

iPS細胞研究ロードマップ

これまで、ヒトiPS細胞を中心とする幹細胞・再生医学研究の国内4拠点(京都大学、慶応義塾大学、東京大学、理化学研究所)を決定し、幹細胞研究一般を重点的に推進してきた。その結果、iPS細胞等幹細胞による再生医療応用及び実用化が視野に入るまで進んだ。

京都大学では、安全かつ効率的なiPS細胞の作製及び増殖制御に関する研究、臨床応用に向けた安全性の確保や、その評価技術の確立に取り組んでいる。

慶應義塾大学では、中枢神経系を中心とした治療開発研究に取り組んでおり、とくに現代医療では有効な治療法のない損傷した脊髄の再生医療に関する前臨床研究で世界の注目を集めている。

東京大学では、血液系細胞を中心とした治療開発研究に取り組んでいる。すでにiPS細胞から血小板・造血幹細胞を作ることに成功。また、T細胞(リンパ球の一種で、骨髄で産生された前駆細胞が胸腺での選択を経て分化成熟したもの)も作製している。

理化学研究所では、多能性幹細胞の効率的培養等の基盤技術開発や、感覚器系を中心とした治療開発研究に取り組んでいる。