慶應義塾大学医学部 現役合格者インタビュー

2020年 慶應義塾大学医学部他合格 Yさん合格体験談

僕は川島先生を信じて英語をやってきて、英語が伸びたことで他の教科も徐々にパワーアップしていったんです。

【インタビュアー】川島(英語)

合格おめでとうございました。

ありがとうございます。

理三(東京大学理科三類)はやっぱり難しかった?

理科が難しかったです。まず、問題数が多いし、考え方の筋道がごちゃごちゃしていて、結構大変でした。

あなたは物理選択でしたっけ?

物理選択です。とても難しかったです。

英語はどうでしたか?傾向は変わっていましたか?

変わっていなかったです。4教科の中では英語が一番良かったです。でももう心が折れていたって言うか...。

英語は一番最後?

もうぼろぼろの状態になっていました。

友達はどうでしたか?

何人かは受かっているようです。

慶應はどうでしたか?

慶應も何人か受かっていると聞いています。

その中に入ったんだね。すごいね。慶應の手応えはどうでしたか?

手応えは本当に微妙だなと思って、ボーダーぐらいかなと思っていました。化学が今まで簡単だったのに急に難しくなっちゃって、数学も今まで出ていた問題が全く出なくて傾向が変わったのかなという感じでした。英語はいつも通りで、手応えも8割ぐらいかなっていう感じでした。

記述は多かった?

記述は多かったです。

時間は間に合いましたか?

なんとかギリギリでした。

見直す時間はなかった?

全然なかったです。

数学はどうでしたか?

最後に英語が控えているから、そこでなんとかできると思っていたので、数学はあんまりチャレンジしないで、できるところを解いて見直しをしてという感じでした。それで、多分6割くらいの出来で普通くらいかなと思います。

慶應の繰上合格の連絡は割と早くきたよね?

はい。

東大の合格発表の翌日くらい?

そうですね。翌日くらいだったと思います。

相当上の方だったと思うね。補欠の順番は分からないんだよね?

分からないです。

あんなに早く出るとは思わなかったよ。

僕もびっくりしました。

受かった時の気持ちはどうでしたか?

正直、びっくりし過ぎて、頭が真っ白になりました。

電話が掛かってきたの?

ネットで僕のマイページがあって、それを開いたら「入学許可」って出ていたんです。今まで「補欠」だったのが、「入学許可」に変わっていたんです。

ご両親の反応はどうでしたか?

びっくりしていました。

あまり期待していなかったのかな?

両親ともにあまり期待はしていなかったと聞いています。僕も慶應だから、何かずば抜けてないと無理だろうなと思っていました。だからまさか一巡目で頂けるとは思っていなかったんです。

大学はいつから始まるの?

入学式は延期になり、授業の開始は4月30日からとなっています。

待機していてください、という感じ?今は何をしているの?

家で今まで読むことが出来なかった本を読んだり、見ることが出来なかった映画やドラマを見て過ごしています。

大学が始まったらサッカー部に入るんですか?

はい。サッカー部に入りたいです。

話は戻るけど、最初レクサスに来た時、英語は苦手だったんだよね?

苦手でした。

高校では英語、どれくらいの成績だったの?

全体の真ん中より少し下くらいでした。

真ん中くらいだったのか。英語の授業を受けてみてどうでしたか?

川島先生の授業を一年受けて、一番最後の模試は学年でかなり上がりました。みんなも勉強している中でかなり伸びたのかなと思って、びっくりしました。

英語は自信を持てるようになりましたか?

すごく自信を持てるようになりました。東邦も慶應も、英語が一番最後だったので、最初の科目でどれだけ失敗しても、英語でなんとかできる、なんとかなるんじゃないかと思っていました。

前までは何が得意だったの?

強いて言うなら化学です。でも化学は配点があまり高くないので、数学か英語か、どちらかは強力にしておきたいと思っていたんです。兄が川島先生と出会って、英語ができるようになっていたのを間近で見ていたんです。それで、慶應の本番で7割から8割は取れるようになりたいなと思って、先生にお願いしたんです。実際、本番で8割くらい取れました。

それはすばらしいね。数学はあまり得意にはならなかった?

最後まで得意にはなりませんでした。

それを英語で引き上げていったんだね。

そうです。数学はとにかく失敗をしないことを意識していました。それで、できるところだけやって、あとは計算間違いしていないか見直しだけして、チャレンジをしなかったんです。そして最後は英語で全部取り返すという気持ちができていました。

君にとって第一志望は東大と慶應、どっちだったの?

僕の第一志望はずっと慶應でした。ただ、慶應が第一志望で慶應を目指していたら、慶應は届かないと思っていたんです。それで、理三を視野に入れて、「理三を受けるぞ!」という気持ちで勉強したんです。慶應に受かる人は理三も受かっている人が多いのではないかと思って。だから僕も理三を目指しながら、「慶應に絶対受かるぞ!」という気持ちでやっていたんです。

いつ頃からそういう気持ちでやっていたんですか?

慶應と決めたのは高1くらいです。

東大を受けようと思ったのもその頃?

そうです。

やっぱり受かる人はそうなんですね。
ひとつ聞きたいんですが、君みたいに進学校にいて浪人した場合、自分は進学校にいたんだからできるんだという慢心を引きずる人がいるんですが、どうすればいいと思いますか?

僕は、中学もギリギリで受かったし、合格可能性20%未満で受かったので、本当に逆転で受かったんです。だから、自分に能力がないというのも自分で分かっていて、実際入学してみると周りはすごい友達ばかりで、挫折を何回もしたので、その学校の生徒というよりはごく普通の高校生なんだという気持ちは出来ていたんです。

中には、自分は進学校の生徒だという人がいるよね?

自分に足りなかったことを認め、落ちたということを真摯に受け止めるしかないのかなと思います。僕も全然できなくて挫折して自分の能力のなさに気付くことができました。ただ、正直に言うと僕にはよく分からないです。

そうだよね。でも君には人の言うことをよく聞く、素直さがあるよね。

部活の顧問の先生の影響かも知れないです。競技だけでなく、生活においてもご指導くださって「人の言うことはちゃんと聞きなさい」と言われ続けていました。

先生の影響が大きいんだね。

とても教育熱心な先生で感謝しています。

勉強を嫌がらずに続けていくコツってあるかな?

僕は慶應に行きたいという明確な目標があったので、それに向けて勉強していたんです。技術的なことを言うと、例えば英語だけ勉強していても絶対飽きちゃうので、その時はすぐに別の教科に変えたり、場所を変えたりとかして気分転換が必要だと思います。

得意科目とか不得意科目とかは関係があるかな?

不得意科目をずっとやっていても、うまくいかないことが多いと思います。集中するのは不得意科目の方がいいと思いますが、でも得意科目は得意科目として維持できるような勉強量が必要です。僕も化学は得意だったんですが、物理がすごく苦手で、一度物理に10かけて化学をゼロにしたことがあって、そうしたら物理はできるようになったけれど、化学ができなくなっちゃって、本当にそういうことがあるんだなと思いました。実際受験の最後まで化学より物理の方が得意でした。結局受験も物理の方が点数取れていました。

英語はコンスタントにやっていたよね。

本当に先生のおかげです。現役生は多分理科ばかりやっていて、実際周りは理科ばかりやっていました。僕は一週間に一度、がっちり英語を教えて頂ける時間があったので、それはとても嬉しかったです。先生の精読はすごく勉強になったと思います。

今はあまり精読とかしないんだよね?だいたい読んで訳すだけだよね?

はい。精読に時間を取るというのは勇気のいることなんです。現役生は理科が全然完成していないので、それに時間を取られてしまうんです。でも僕の場合は、先生の授業を受けることで英語にも時間を割かなくてはいけないという状況が作れたんです。それが自主学習だと、英語が手薄になってしまって、理科ばかりやってしまって、英語は伸びなくなってしまったと思います。僕は先生と一緒に勉強できたから英語が伸びたんです。あの精読が速読に繋がったんだなと実感しました。

それに気付かない受験生が多いんだよね。

試験中も英文がすらすら頭に入ってくるから、本当にびっくりしました。

将来はどんな科に進みたいと思っていますか?

僕は患者さんと一対一で話して治療方針を決めていくという内科の仕事に興味があります。

これから6年間勉強することで、どの科に進むか変わるかも知れませんが、頑張ってください。

今までお世話になったことに感謝して、頑張って学んでいこうと思います。

最後に、レクサスにこれから来る生徒に対するメッセージをください。

先生を信じてひたすら勉強し続けると必ず明るい未来が見えてくるので、僕は川島先生を信じて英語をやってきて、英語が伸びたことで他の教科も徐々にパワーアップしていったんです。先生がペースメーカーになってくださって、英語が伸びていくことで他の教科も伸びていったんです。だから、川島先生を信じて良かったなと心から思っています。それはこれから通う人にも当てはまると思うので先生を信じて頑張ってください。

ありがとうございました。

こちらこそ、ありがとうございました。

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