大阪医科薬科大学医学部 入試情報

Osaka Medical College

基本情報

大阪医科薬科大学
URL https://www.osaka-med.ac.jp/
住所 〒569-8686 大阪府高槻市大学町2番7号
TEL 入試・広報部:072-684-7117(直通)
交通手段 JR東海道本線(JR京都線)「高槻」駅下車南口より徒歩約8分
阪急京都線「高槻市」駅下車 1番出口よりすぐ
他学部 看護学部
開学年度 1927年(昭和2年)
施設 大阪医科大学附属病院、LDセンター、健康科学クリニック、訪問看護ステーション、大阪医科大学三島南病院

入学者受け入れの方針(アドミッションポリシー)

本学医学部は、昭和2年(1927年)に開設されて以来、約9,500人の卒業生を送り出しており、建学の精神「医療人育成機関の使命は、教育と研究であり、またこれらは実地の医療に活かすことで達成され る」と学是「至誠仁術」をもとに、今後さらに発展していくことを目指しています。
 その建学の精神を具現化した本学の理念・目的及び医学部の目的は以下のとおりです。 本学の理念(学則第1条)
 大阪医科薬科大学(以下、「本学」という。)は、建学の精神及び学是(至誠仁術)に基づき、国際的視野に立った教育、研究或いは良質な医療の実践をとおして、人間性豊かで創造性に富み人類の福祉と文化 の発展に貢献する医療人を育成する。本学の目的(学則第2条)
 本学は、前条の理念に基づき、豊かな人間性と国際的視野を備えた次の人材を育成することを目的とする。
 (1)人類共通の課題である健康の維持増進並びに疾病の予防と克服及び苦痛の軽減に努める人材
 (2)変化する社会に対応し最新の知識と最良の技術を生涯学び続ける人材
 (3)地域医療から世界に通じる研究開発にわたる領域で探究心を持って活躍する人材医学部の目的(医学部規程第2条)
 学則に定める本学の目的に基づき、医学部医学科の目的は、次の各号のとおりとする。
 (1)生命の尊厳と人権の尊重を基本に、人々の生き方や価値観を尊重できる豊かな人間性を育成する。
 (2)多様な人材と共同し、医学や医療の分野で国際的に通用する新しい知識や技術を創造できる能力を育成する。
 (3)科学的知識と倫理的判断に基づき、疾病および治療に関する専門知識、情報や技術を効果的に活用した医療が実践できる能力を育成する。
 (4)医師として地域社会の特性を学び、多職種と連携し協働してさまざまな健康課題に取り組むことができる能力を育成する。
 (5)医師として専門能力を自律的に探求し、継続的に発展させる基本的姿勢を育成する。

【求める学生像】

本学は、6年間のカリキュラムの履修を通して、教育目的に掲げた医師や医学研究者を育成するため、次のような資質をもつ人材を求めています。

  • 1.医学を学ぶ明確な目的と意欲をもっている人
  • 2.医学を学ぶために必要な基礎学力、応用力、思考力、判断力、表現力をもっている人
  • 3.人に対する思いやりと豊かな人間性、および高い倫理性をもっている人
  • 4.他の人の意見を尊重し、コミュニケーション能力を涵養できる人
  • 5.知的好奇心と探究心をもって、自ら生涯にわたり課題の発見と解決に取り組むことのできる人
  • 6.柔軟な思考ができ、多様化と国際化に向かう現代社会に適応できる人

(アドミッション・ポリシーより抜粋)

小論文(二次試験)

試験時間 30分
文字数 400字以内
試験内容
  • ○ AIを医療に導入する時代における医師の役割
  • ○ 新設医学部の創設に伴う医師数の増加する時代における医師の役割
  • この2題より1題を選んで書く。(2018年・一般後期)
  • ○ 国際人に求められる素養・資質について(2014年)
  • ○ 超高齢化社会に伴い変化する医療の役割について この2題より1つを選んで書く。(2014年)

面接試験(二次試験)

形式 グループ 大阪医科大学 グループ面接形式
所要時間 15~20分
面接官人数 3人
受験生人数 3人
面接内容(質問内容・面接の進行等)
  • ◆ 医学部/医師志望理由
  • ◆ 大阪医科大学志望理由
  • ◆ クラブ活動・ボランティア活動から学んだこと
  • ◆ 小論文の要約
  • ◆ 進路変更に際して相談した人はいるか
  • ◆ 他大学(国立含む)に合格した場合でも大阪医科大学に入学するか
  • ◆ 中高時代の部活動
  • ◆ 大学に入ってからやりたい部活動
  • ◆ 浪人時代について
  • ◆ 最近の経済についてどう思うか
  • ◆ 調査書について
雰囲気・後輩への
アドバイス
  • ◆ 基本的に受験生3人に対して同じ質問をされる。答える内容は同じでも構わないと思うので、落ち着いて答えましょう。
  • ◆ 受験生は3人なので、待機時間中に同室の受験生に軽く挨拶しておくと、お互い緊張も和らぐと思います。
  • ◆ あまり深くつっこんだ質問はされない。

医学部受験口コミ情報

Q1試験会場での心得
東京会場は机も広いですし、椅子もフカフカで試験は受けやすいです(2014年度・大手町サンケイプラザ)。気負わず普通に受ければよいと思います。
ある程度は緊張するように。
寒さ対策はしっかりと。早めに試験会場に着いておくこと。なにより落ち着くこと。
Q2受験生時代の私は…
毎日レクサスのシステムに従うだけでした。真面目にやってはいましたが、友人もたくさんでき、毎日楽しく過ごせました。
オンオフの切り替えはできていたと思います。結構真面目に勉強していたと思います。
遊んでました。高校3年の秋ごろまでは勉強は一切していませんでした。1浪しましたが、浪人時代も週に2日くらいは遊んでたかな。
第1志望が国立だったので、この大学の対策はあまりやっていませんでした。でも、基本的なことはどの大学を受けるうえでも同じです。受験生時代はなかなかうまく自分をコントロールできず、悩みながら勉強していましたが、自分の中で妥協点を探って、そこでやっていました。
1浪して秋の模試で偏差値38でした。2浪目で死に物狂いで勉強して学力つけた。1年あれば人は偏差値を40近く上げられる。
予備校に通って、朝から勉強してました。夜は、健康のために近くのジムに行って泳いでました。模試の結果に一喜一憂していたような。
Q3補欠合格がまわってきたのは…
Q4合格へのアドバイス
毎日規則正しく。夜更かしはしない。
高校時代と同じリズムで生活してください。
Q5医学部進学を目指し始めたのはいつごろから?
Q6本格的に受験勉強を始めたのはいつごろから?
Q7私はこのように勉強しました!受験期勉強法
レクサスのシステムに従うだけで十分です。自分のしたい勉強などといって他のことに手を出すのはNGです。与えられたものを完璧にすることを心がけましょう。
レクサスに任せて大丈夫。
量より質。毎日8時間も10時間も勉強してるのに成績が上がらないなんて人は、一度自分の勉強法を振り返った方がよいと思います。いかに効率的、効果的に勉強できるかを考えてやっていました。
規則正しい生活をする。同じ科目をずっとやっていて飽きたら他の科目にかえる、 などメリハリをつけていました。受験勉強は7時間くらいはしていました。受験直前は、食事以外はずっと勉強という感じでした。英語は、旺文社の基礎問題精講。数学は、やはりチャートが使いやすいと思います。
基本的に英語の長文は毎日読む。Z会の参考書ばかり使っていた。数学は青チャートの例題の問題を見たら解答手順が出てくるように丸暗記した。
Q8私はこのように書きました!願書/志望動機
旧設の医大であり、伝統のある大阪医科薬科大学で医学の道のスタートを切りたい、というようなことを書きました。
Q9私はこのように対策しました!二次試験対策
レクサスの授業で基本的な書き方を学ぶ以外に、医療系のトピックを個人的にまとめておきました。
Q10面接で聞かれたこと
基本的な志望動機のみです。合否はほぼ点数のみで決まるので、面接までいければあまり気にしなくてもよいです。
あまり奇抜なことは聞かれませんでした。
この大学を受験した理由。高校時代にやっていた部活など。面接官は穏やかな雰囲気でした。
大したことは聞かれていません。
Q11入試期間中に気をつけていたこと
試験終了後には必ず答え合わせをする。わからなかった問題はその日のうちに潰しておく。
Q12受験勉強の中で一番苦労したことはなんですか?
Q13受験勉強期間中にストレスを感じたことは何ですか?どのように解消しましたか?
Q14その他なんでも自由にお書きください
Q15これから医学部受験にチャレンジする受験生に対して一言お願いします
大阪医科薬科大学は基本的に試験の点数が取れれば入れます。多浪、再受験等の事情を抱える人は受験校に考えてみてもいいかと思います。

※レクサス調べによる

現役医学部生口コミ情報

Q1ウチの大学ココがスゴイ!
自由な校風。学校の締め付けがゆるいので学生生活を満喫できます。愛校心のある人が多いです。
設備が整っている。自習の部屋が借りられる。また、先生方も優しい方が多い。解剖実習で使う実習室のホルマリン対策がかなりよくされている。あまり目が痛くなったりすることもなかった。
パソコンが多い。私立の医学部トップ3に入るくらい進級が楽。
クラブ活動が盛んで、そこで上下関係をつくれます。CBTや国家試験のために、授業を前倒ししているので余裕をもって試験にのぞめます。
パソコンの数。3年生や4年生が普段使用する教室は、全ての席にインターネットにつながったノートパソコンがあります。さらにプリンターから印刷することも可能です。2つの教室合わせて240台ほどのパソコンがあるので、レポート作りや調べものにはもってこいです。また、普段PBLのために使用している教室約40部屋にもノートパソコン、プリンター、インターネット設備があります。さらに、 図書館や廊下にも多数のパソコン(全てインターネットにつながってる)があります。ネット社会、グローバル社会のこの時代、パソコンへのアクセスが良いのは大学としては当然のことと思います。その意味で、大阪医科薬科大学は学びのための良い環境が整っていると思います。加えていうと、図書館のPCは主要な雑誌を図書館が契約してくれているので、文献を手に入れるのにも最適ですよ。
新校舎が建ちました。ロッカー室にはシャワーなどあり便利です。新校舎に、多くの自習室があり快適に勉強できます。
コンソーシアム京都・大阪、3年、4年と2年間にわたりPBL(7人程度の班で勉強するいわゆるチュートリアル)。このため、3、4年は講義が少なく自由に勉強できます。
Q21年から6年までの流れ
1年:教養。2年:解剖、組織など。3年4年:PBL。5年6年:病院実習。
Q3大学に望むこと「アレがあればなぁ…」
人工芝のグラウンド。全体的に設備が古いです。
生協があればいいな。
Q4入学して驚いたこと
設備が古い。
1年→2年での留年はよっぽどのことがない限りない。
Q5入学して良かったこと
自由な校風。あとは活躍されているOBの先生が学生のこともかなり気にかけてくれるので、歴史ある学校で良かったな、と思います。いい先生も多いです。
Q6オススメ部活動
運動部はどこも熱心なので、運動部に入るのがオススメ。
サッカー部。
ラグビー部。ノリが最高です。入学したら一度新歓に来てくださいね。
ゴルフ部。
バスケットボール部。運動部は盛んです。
Q7大学周辺環境
阪急高槻市駅の目の前に立地しており、飲食店も多く、百貨店もあるので生活するのには困りません。
阪急高槻市駅の真ん前にあるので、交通の便はかなりいいです。周りには飯屋、飲み屋も多いので遊ぶにも困りません。
大学は大阪府北部の高槻市にあります。関西でも有数の都市型大学で、大学の敷地まで駅から徒歩3分くらい。私鉄(阪急)の駅とJRの間にあるので大学へのアクセスも良いです。また高槻市は京都と大阪のちょうど真ん中あたりにあるので、遊びにも最適です!
駅に近く京都や梅田にすぐ出られるので便利。
大学のある高槻は、大阪と京都のちょうど中間に位置しています。JRも阪急も特急が止まるのでどちらへも約15分で行ける便利な場所です。治安もいいし、ベッドタウンのようなところです。近くには摂津峡があり自然も満喫できます。車は、なくてもいいです。駐車場が1万5000円~なんで、そういった面で維持費がかかります。
大阪医科は、京都と大阪の中間地点である高槻市にある大学で、交通アクセスも便利で、下宿するにも良いところだと思います。
Q8大学近隣オススメスポット
大阪梅田、京都河原町まで電車で20分くらいなのでいくらでも遊べます。
飲み屋街は良いと思います。チェーン店から良い雰囲気のお店、バーまでそろってます。
Q9定期試験対策…どうしていますか?
2週間前くらいから仲間と自習室を借りて勉強しています。
過去問。
Q10多浪生・学卒生について
たくさん入学しています。うちの大学は完全に点数だけで取ってるみたいです。
Q11留年は何人くらいなの?
2012年は1→2年の進級で留年したのは1人だけです。
Q12人気のアルバイトは?
家庭教師。時給1,500~3,000円くらい。生徒によって時給がかなり異なります。
Q13家賃の相場
7万弱。高槻は家賃高いです。
京都と大阪の間で、ベッドタウンということで少々高めです。駅の横(大学の横でもある!)だと、ワンルームでも7~8万円くらいはします。
Q14その他大学案内
遊びに出やすい立地ですし、ちょうどいい場所にあるので、ぜひ大阪医科薬科大学に来てください。
どこの医大もそうですが一学年の人数が少ないので、学年のみんなと仲良くなれます。先生方の指導も綿密です。大学では自分の好きなことも沢山できるので、受験生の皆さん、夢に向かってがんばってください。
Q15後輩にメッセージを
大阪医科薬科大学は基本的に試験の点数が取れれば入れます。多浪、再受験等の事情を抱える人は受験校に考えてみてもいいかと思います。

※レクサス調べによる