近畿大学医学部 入試情報 2020
Kindai University
基本情報
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URL | https://www.kindai.ac.jp/(近畿大学) http://www.kindai.ac.jp/medicine/(医学部) https://kindai.jp/(近畿大学入試情報サイト) |
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住所 | 〒589-8511 大阪府大阪狭山市大野東377-2 |
TEL | 近畿大学入学センター:06-6730-1124 |
交通手段 | 南海高野線 金剛駅下車バス約15分 泉北高速鉄道 泉ケ丘駅下車バス約15分 |
他学部 | 法学部・経済学部・経営学部・文芸学部・総合社会学部・理工学部・建築学部・工学部・産業理工学部・農学部・生物理工学部・薬学部・短期大学部・国際学部 |
開学年度 | 1974年(昭和49年) |
施設 | 医学部附属病院、医学部奈良病院、ライフサイエンス研究所、東洋医学研究所、腫瘍免疫等研究所 |
教員数 | 403名 |
学生数 | 742名 |
医師国家試験合格状況 | |||||
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2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | |
総数 | 83.9% | 90.4% | 88.3% | 89.6% | 92.1% |
新卒 | 88.3% | 100% | 91.6% | 95.1% | 95.1% |
私大新卒平均 | 94.0% | 94.2% | 89.4% | 92.8% | 91.5% |
学納金
初年度に必要な費用 | 6年間に必要な費用 |
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6,804,500円 | 35,827,000円 |
備考 | |
※表示額以外に校友会終身会費3万円が必要です(入学年次に2万円、最終学年次に1万円)。 ※授業料等の額については、必ず募集要項でご確認ください。 |
入学者受け入れの方針(アドミッションポリシー)
医学部は、近畿大学建学の精神に則り、「実学教育」と「人格の陶冶」を重視します。また教育理念に則り、「人に愛され、人に信頼され、人に尊敬される」医師の育成をめざします。本学の「建学の精神」と「教育理念」に共感し、将来、良き医師として社会に貢献することを志望する入学者を受け入れます。
- 1.医学を志し、そのために必要な強い意思と高い理想を持つ人。
- 2.医学の課程を学ぶために十分な基礎学力を備える人。
- 3.自ら課題を発見し解決していく意欲にあふれる人。
- 4.奉仕の精神と協調精神に富む人。
- 5.倫理観と責任感に富む人。
また、医学部に入学するまでに、次のような教科の履修と知識・理解・習得が望まれます。
- 国 語:専門教科書レベルの読解力、及び標準以上の表現力、発表力、論理的思考力など
- 外国語:専門教科書レベルの読解力、及び基本的な文章力と会話力
- 数 学:「数学I・数学II・数学A・数学B」
- 物 理:物理基礎・物理
- 化 学:化学基礎・化学
- 生 物:生物基礎・生物
- 地歴・公民:個人と社会を取り巻く様々な状況を理解し、的確に対応するために必要な知識と教養
入学者 現浪比・男女比
入学者数 | 現役 | 1浪 | 2浪 | 3浪以上その他 | 男子 | 女子 |
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101名 | 26名 | 31名 | 13名 | 31名 | 62名 | 39名 |
入試情報
方式 | 2019 | |||||
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推薦入試 | 一般前期 | 一般後期 | C方式前期 | C方式中期 | C方式後期 | |
募集人員 | 30名 | 65名 | 5名 | 10名 | 3名 | 2名 |
志願者数 | 656名 | 1,327名 | 655名 | 600名 | 183名 | 81名 |
受験者数 | 646名 | 1,250名 | 561名 | - | - | - |
正規合格者数 | 44名 | 126名 | 10名 | 28名 | 10名 | 4名 |
繰上合格者数 | 非公表 | 非公表 | 非公表 | 非公表 | 非公表 | 非公表 |
合格最低点 | 189/300点 | 224/400点 | 240/400点 | - | - | - |
入学者数 | 101名 |
入試変更点・注目点
募集人員の変更(一般:65名→55名、C前期:10名→5名)
成績開示について
不合格者を対象に、試験結果通知書にて学力試験の合計点を通知(センター試験を除く)。
繰上合格について
補欠内定通知は出しますが、内容についての問い合わせには答えておりません。
試験会場
一次試験会場 | 二次試験会場 | |
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一般前期 |
大阪狭山・大阪・東京・名古屋・広島・福岡 | 大阪狭山 |
一般後期 |
大阪・東京 | 大阪狭山 |
C方式(前・中・後期) |
大学入試センター試験会場 | 大阪狭山 |
募集人員・受験料・出願期間
試験区分 | 募集人員 | 受験料 WEB出願 |
出願期間 | |
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推薦入試 | 25名 | 57,000円 | 11/1~11/7 | |
一般前期 | 55名 | 12/13~1/10 | ||
一般後期 | 5名 | 2/3~2/18 | ||
C方式 | 前期 | 5名 | 30,000円 | 1/3~1/17 |
中期 | 3名 | 1/3~2/2 | ||
後期 | 2名 | 2/3~2/27 |
※地域枠については、上記募集人員以外に12人募集(文部科学省に申請中)。
試験日程
試験区分 | 一次試験 | 一次発表 | 二次試験 | 合格発表 | 入学手続締切日 | |
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推薦入試 | 11/17 | 11/27 | 12/1 | 12/11 | 12/20 | |
一般入試(前期) | 1/26 | 2/5 | 2/9 | 2/16 | 3/2 | |
一般入試(後期) | 3/1 | 3/7 | 3/11 | 3/19 | 3/25 | |
C方式 | 前期 | 1/18・19 大学入試センター試験 |
2/19 | 2/23 | 3/1 | 3/11 |
中期 | ||||||
後期 | 3/7 | 3/11 | 3/19 | 3/25 |
試験科目
一般入試 (前期・後期) |
科目 | 時間 | 配点 | 試験内容 |
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一次試験 | 数学 | 60分 | 100点 | 「数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B(数列、ベクトル)」 |
外国語 | 60分 | 100点 | 「コミュニケーション英語I・コミュニケーション英語II・コミュニケーション英語III・英語表現I・英語表現II」 | |
理科 | 120分 | 200点 | 以下から2科目選択 「物理基礎・物理」「化学基礎・化学」「生物基礎・生物」 |
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二次試験 | 小論文 | 40分 | 段階評価 | 与えられた主題について論述する |
面接 | 10分程度 | - | 個人面接 |
C方式前期試験 | 科目 | 配点 | 試験内容 |
---|---|---|---|
一次試験 (センター試験) |
外国語 | 100点 | 「英語」(リスニングを含む) |
数学 | 200点 (1科目100点) |
「数学I・数学A」「数学Ⅱ・数学B」 | |
理科 | 200点 (各100点) |
以下から2科目選択 「物理」「化学」「生物」 |
|
二次試験 | 小論文 | 段階評価 | 与えられた主題について論述する |
面接 | - | 個人面接(1人10分程度) |
C方式中期試験 | 科目 | 配点 | 試験内容 |
---|---|---|---|
一次試験 (センター試験) |
外国語 | 100点 | 「英語」(リスニングを含む) |
国語 | 100点 | 以下から1科目を選択 「国語(近代以降の文章)」「数学I・数学A」 |
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数学 | |||
理科 | 200点 (各100点) |
以下から2科目選択 「物理」「化学」「生物」 |
|
二次試験 | 小論文 | 段階評価 | 与えられた主題について論述する |
面接 | - | 個人面接(1人10分程度) |
C方式後期試験 | 科目 | 配点 | 試験内容 |
---|---|---|---|
一次試験 (センター試験) |
外国語 | 100点 | 「英語」(リスニングを含む) |
国語 | 200点 (1科目100点) |
以下から2科目選択 「国語(近代以降の文章)」「数学I・数学A」「物理」「化学」「生物」 |
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数学 | |||
理科 | |||
二次試験 | 小論文 | 段階評価 | 与えられた主題について論述する |
面接 | - | 個人面接(1人10分程度) |
小論文(二次試験)
試験時間 | 40分 |
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文字数 | 400字以内(横書き) |
試験内容 |
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面接試験(二次試験)
形式 | 個人 | ![]() |
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所要時間 | 10分程度 | |
面接官人数 | 2人 | |
受験生人数 | 1人 | |
面接内容(質問内容・面接の進行等) |
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雰囲気・後輩への アドバイス |
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医学部受験口コミ情報
- Q1試験の傾向
- 2017年から配点が変わって、数学や理科も平等に扱ってもらえるようになった。英語は難しい。
- 数学はⅡ・Bまで。
- 数学・物理・化学は簡単なのでミスのないように。英語の文法はマニアックすぎてわからなくてもよい。
- 英語はマーク式。数Ⅲ・Cは必要ない。
- 問題がやさしいのでミスをなくす練習をするのがよいと思う。
- 理科の点数をしっかりとる。
- 近大のテストは簡単ですが、そのかわりミスが許されません(センターみたい)。基礎を「確実」に解けるタイプが強いかも。
- そんなに難しい問題が出た印象はないので、基礎ができていれば。
- ①配点を見て分かるように英語を重要視しているように思うので、英語と理科ができると有利(推薦入学の学生はほとんどみんな英語がかなりできる)。②前期は難しい問題はほぼなく、典型的な問題が多い。後期は簡単な問題ばかりでかなり の高得点の勝負になる。ミスをしなければ受かる。
- Q2試験会場での心得
- 考えすぎないこと。
- 早めに行って落ち着いてテスト開始を待ちましょう。
- 焦らない。落ち着く。受かると思い込む。
- 会場には早めに着いておく。まず席について落ち着こう。
- Q3受験生時代の私は…
- 計画表を作り、その計画表に忠実に勉強していた。
- 空いている時間は勉強。
- 上を目指す気持ちが足りなかったように思う。
- 戦略性がなかった。
- 難しい問題は時間をかけても解けないタイプだったので、基礎をミスなく、素早く解く練習をしました。
- 正直あまり危機感なしにダラダラやっていました。
- 中途半端でした。
- Q4補欠合格がまわってきたのは…
- 3/28に電話がかかってきました。補欠番号30番台です。
- Q5合格へのアドバイス
- 勉強よりもまず体のコンディションが大事。
- 規則正しい生活を心掛ける。
- 特別な日を作らずに、毎日安定した勉強時間を確保する。
- 簡単な問題を確実に解けるようにすること。
- 赤本は早めに始めた方がいいと思います。そこでわかった自分の弱点を早く直すことが一番大事。
- 年齢で差別されるようなこともないので、他大学が駄目だった人も、自信を持って受けてください。
- Q6医学部進学を目指し始めたのはいつごろから?
- 中学生のとき。
- Q7本格的に受験勉強を始めたのはいつごろから?
- 1浪目のとき。
- Q8私はこのように勉強しました!受験期勉強法
- 勉強時間は1日9時間あるといいと思います。
- 有名な参考書は一度は目を通しました。
- 学校が終わった後、すぐ塾に行き、22時過ぎまで勉強。
- 物理から生物に受験科目をシフトしたから、生物しか勉強しなかった気がする。
- 英語は単語、熟語をある程度覚えてから文法をきっちりやった。数学は可能な限り問題を解きまくった。
- 赤本を隣において似た問題を探して解いて解説を見たりしていました。
- 演習を数多くこなすこと。お勧めの参考書はセミナー化学。
- 勉強時間は5~6時間。予備校のテキストのみで十分だった。自習をするのと同じくらい、友達と勉強することを大事にした。
- 人間関係。勉強が大きく左右されるタイプだったので。特に恋愛はずるずる引きずることがあるので要注意です。身をもって体験しました。勉強は、授業のない日は1日10時間を超えて当然でした。15時間すれば立派だと思います。数学は チャート式をやりこみました。あと物理の「重要問題集」はバイブルです。
- 勉強時間は、1日に9~12時間の日が多かったです。息抜きをいつ入れるか、どこまで入れるかを考えて3時間勉強したら15分休むというリズムを守るようにしました。単語はシス単で覚えました。
- 反省点ですが、もっと過去問を解いていればよかったと思います。参考書ばかり読んでいました。
- ①朝9時から夜9時まで予備校にいる(授業が終われば自習室で勉強)。②基本的には予備校の教材と数学は青チャート、理科は重要問題集。
- Q9私はこのように書きました!願書/志望動機
- 両親が医師であり、日頃から話をよく聞いていて、尊敬していた。
- 生物を深く勉強したい、と書いた気がします。
- 総合大学がよかったので、素直にそう書いた。
- Q10私はこのように対策しました!二次試験対策
- センター試験の勉強を筆記風にして勉強していました。
- 小論文対策の簡単な参考書を2冊。
- 小論文は起承転結を意識すること。
- 面接は普通に話せればいいと教授があとから言ってました。
- Q11面接で聞かれたこと
- どうして医師になりたいのか。
- 近大医を選んだ理由。
- 忙しいと分かっているのに、なぜ医師になりたいのか。
- オープンキャンパスに来たか。志望動機のエピソードなど。
- 命の尊さを感じるのはどんな時か、という質問。答えたけど、よくわかんないねと言われてしまった。
- Q12入試期間中に気をつけていたこと
- 体調管理。
- 風邪防止のマスク。
- 鬱にならないように。
- Q13受験勉強の中で一番苦労したことはなんですか?
- 4教科のバランス。
- Q14受験勉強期間中にストレスを感じたことは何ですか?どのように解消しましたか?
- いつ終わるかわからないことがストレスだった。先に医学部に行った友達に話を聞いてやる気につなげていた。
- Q15その他なんでも自由にお書きください
- ー
- Q16これから医学部受験にチャレンジする受験生に対して一言お願いします
- 大学入っても勉強大変ですが楽しいです。それを想像して頑張ってください。
- 最後はいかに自分が医者になりたいんだと思う強い気持ちです。その気持ちで負けなければ医学部に合格できます。
※レクサス調べによる
現役医学部生口コミ情報
- Q1ウチの大学ココがスゴイ!
- 先生たちがみんなすごい人たちです。
- 献体の数が多い。
- 図書館のテーブルが全てブース席になりました。勉強する場所に困ることはあまりないです。
- PETが3台あるらしい。
- ①群星ハウス(勉強するための小部屋)。そこは夜12時まで使えて、教科書・クーラー・無線LAN完備。テスト前にはそこで勉強する。②ロッカーがある。③全ての教室に無線LANがある。
- 学生主体でやるイベントが多い。
- 教授との食事会など、先生方と直接話をできる機会が多いこと。都心に近いこと。
- クラブの数が多い。文化部、スポーツ部ともに種類は豊富なので、クラブ選びに不満は感じないと思います。
- 小高い山の端に建っているので、けっこうどこからでも大学が見られます。外から見るときれいな建物なんですけどね。
- Q21年から6年までの流れ
- ー
- Q3大学に望むこと「アレがあればなぁ…」
- もう少し学生用の設備を何とかしてほしい、病院用の売店とレストランがあるだけで学食すらないので。
- 近大には体育館がありません。近くの体育館をいちいちレンタルしないと部活ができないのは不便です。道場は一応あるので、武道系のクラブは大丈夫なのですが。
- Q4入学して驚いたこと
- 設備がボロボロ。病院の方は清潔でとてもハイテク。
- Q5入学して良かったこと
- ー
- Q6オススメ部活動
- ゴルフ部。一番人数が多く、OBとの交流もあります。
- 華道部、資格も取らせてもらえます。
- Q7大学周辺環境
- すごい田舎です。
- 大きな道路に飲食店が多くあり、学生でも放課後に楽しめる。
- 電車にのれば急行5駅でなんばにつきます。
- 山の頂上にあり周りより高いところにある。
- 住宅街の真っただ中にあり、バスで最寄りの駅まで約15分のところにある。
- 夜12時まで、教室が開放されている。
- 自然が多い(カブトムシ、クワガタが普通にいる)。駅から遠い(バス15分)。
- ①交通の便が悪いので、車がないと不便。②最寄り駅から遠い。③下宿生は休日は狭山で過ごしがちになる。④周りに遊ぶところがない。⑤グラウンドはあるけど体育館がない。⑥男女比が7:3ぐらい。
- まわりの飲食店はなかなかうまい。坂道があるので自転車で夏場は厳しい。
- Q8大学近隣オススメスポット
- 近隣には飲み屋とチェーン店くらいしかありません。よく梅田で遊んでいます。
- シダックス亀の甲店。ラウンドワン泉北店。ミスタードーナツ。
- うまいつけ麺屋さんがあります。
- 狭山池、大きなため池で散歩道になっている。
- Q9定期試験対策…どうしていますか?
- 2週間前くらいから少しずつやっています。
- 授業のプリントと本を1冊。
- 過去問と教科書。
- 試験前友人と集まって資料作り、過去問の演習。
- クラスの誰かが作った授業用資料をもらってそれを見て覚える。
- Q10多浪生・学卒生について
- 27~30歳の再受験生が非常に多いです。
- 年によって全然違う。多い年は30歳以上が10人を超えることも。
- 多浪でも関係なく入れる。
- Q11留年は何人くらいなの?
- 1年生:5人。学年が上がるごとに増えていくはず。
- ひと桁。出席してテスト受けておけばまず留年しません。
- Q12人気のアルバイトは?
- 家庭教師、時給3,000円可能。塾講師、時給1,200円くらい。
- 学校関係のバイト。
- Q13家賃の相場
- 4~7万円。7万円だと家族用だったりします。
- 1Kなら5万円でもいけると思います。
- 家賃は安いです。3万5000円~(古いけど悪くない)。5万円(割と良い)。7万円~(かなり良い)。
- Q14その他大学案内
- サークルが存在しません。
- 意外と難波に近い。部活動で他大学の友人も増える。
- 生物・物理の選択の差は一年くらいでなくなります。
- 大学病院での治療費が無料。自然豊か。程よく田舎です。
- 法医学が有名なようです。
- いろんな人が集まっていてとても濃い(楽しい)です。クラスメイトが結婚式を挙げましたし、奥さんと子供がいる同級生もいます。
- 進級がゆるい。ゴルフ部強い。
- Q15後輩にメッセージを
- 大学入っても勉強大変ですが楽しいです。それを想像して頑張ってください。
- 最後はいかに自分が医者になりたいんだと思う強い気持ちです。その気持ちで負けなければ医学部に合格できます。
※レクサス調べによる