慶應義塾大学医学部 入試情報 2020
Keio University
基本情報
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URL | http://www.med.keio.ac.jp/ |
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住所 | 日吉キャンパス: 〒223-8521 神奈川県横浜市港北区日吉4-1-1 信濃町キャンパス: 〒160-8582 東京都新宿区信濃町35 |
TEL | 入学センター:03-5427-1566 |
交通手段 | 日吉キャンパス: 日吉駅(東急東横線、東急目黒線/横浜市営地下鉄グリーンライン)徒歩1分 ※東急東横線の特急は日吉駅に停車しません。 信濃町キャンパス: 信濃町駅(JR 総武線)徒歩1分/ 国立競技場駅(都営地下鉄大江戸線)徒歩5分 |
他学部 | 文学部・法学部・経済学部・商学部・理工学部・総合政策学部・環境情報学部・看護医療学部・薬学部 |
開学年度 | 1917年(大正6年)医学科創設 |
施設 | 慶應義塾大学病院 |
教員数 | 221名 |
学生数 | 678名(2019年5月1日 現在) |
医師国家試験合格状況
2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | |
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総数 | 94.0% | 93.8% | 95.6% | 96.6% | 94.8% |
新卒 | 100% | 97.2% | 97.3% | 100% | 96.4% |
私大新卒平均 | 94.0% | 94.2% | 89.4% | 92.8% | 91.5% |
学納金
初年度に必要な費用 | 6年間に必要な費用 |
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3,843,350円 | 22,059,600円 |
※入学金および、その他の費用のうち学生健康保険互助組合加入費(100円)は初年度のみ徴収しますので、在学生納付金合計には含まれていません。 ※入学金を除く学費およびその他の費用は、年2回(春学期:4月末、秋学期:10月末)に分けて納入することができます。ただし、その他の費用の一部は春学期に一括して徴収します。 |
入学者受け入れの方針(アドミッションポリシー)
「基礎臨床一体型の医学・医療の実現」の理念の下、患者中心の医療を実践し、医学・医療に貢献してきた本学医学部は、次世代を先導し、豊かな人間性と深い知性を併せ持つ医学生を強く求める。そのために、創立者 福澤諭吉の「一身独立(自ら考え実践する)」の教えを理解し、世界に雄飛し、患者中心の医療を実現できるphysicianscientist(科学的思考力を備えた医師)となりうる医療人としての資質、目的意識、モチベーションを重視し、卒業コンピテンスを修得しうる者を選抜する。
入学者 現浪比・男女比
入学許可者数 | 現役 | 1浪 | 2浪以上その他 | 男子 | 女子 |
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159名 | 110名 | 43名 | 6名 | 126名 | 33名 |
入試情報
方式 | 2019 | 2018 | 2017 |
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一般入試 | 一般入試 | 一般入試 | |
募集人員 | 68名 | 68名 | 68名 |
志願者数 | 1,528名 | 1,525名 | 1,578名 |
受験者数 | 1,296名 | 1,327名 | 1,384名 |
一次合格者数 | 274名 | 271名 | 268名 |
最終合格者数 | 132名 | 131名 | 126名 |
補欠合格許可者数 | 27名 | 49名 | 53名 |
一次合格最低点 | 303/500点 | 305/500点 | 266/500点 |
入学許可者数 | 159名 | 180名 | 179名 |
入学者数 | 114名 | 114名 | 114名 |
入試変更点・注目点
◇一般入学試験募集人員の変更(68名→66名)
成績開示について
- 開示対象者:2020年度一般入学試験第一次試験不合格者
- 申請期間:2020年4月6日(月)10:00~4月20日(月)16:30
- 申請方法および開示方法:詳細は2020年3月に、慶應義塾大学ウェブサイト入学案内ページにてお知らせします。(2020年度)
繰上合格について
合格発表の際に、正規合格者と同時に補欠者も発表します。ただし、医学部の第一次合格発表に補欠はありません。補欠者は入学を許可されるとは限りません。合格者の入学手続状況により欠員が生じた場合に限り、順次入学が許可されます。また、補欠者の入学許可状況は、2月下旬頃から慶應義塾大学ウェブサイト入学案内ページでお知らせします。(2020年度)
試験会場
一般入試 | ||
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一次試験 / 二次試験 | 慶應義塾大学日吉キャンパス |
募集人員・受験料・出願期間
試験区分 | 募集人員 | 受験料 | 出願期間 |
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一般入試 | 66名 | 60,000円 | 1/4~1/20 (消印有効) |
試験日程
試験区分 | 一次試験 | 一次発表 | 二次試験 | 合格発表 | 入学金等振込期限 | 手続 締切 |
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一般入試 | 2/19 | 2/26 | 2/29 | 3/4 | 3/11 | 3/12 (消印有効) |
※出願登録および入学検定料の支払期間:12/25~1/20 ※締切日は17:00まで
※出願に関する詳細は11月上旬に入学センターウェブサイトで公開予定の「一般入学試験要項」で確認してください。
試験科目
一般入試 | 科目 | 配点 | 試験内容 |
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一次試験 | 理科 | 各100点 | 物理(物理基礎・物理)、化学(化学基礎・化学)、生物(生物基礎・生物)のうち2科目選択 |
数学 | 150点 | 数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B 数学Aからは「場合の数と確率」・「整数の性質」・「図形の性質」を出題範囲とする。 数学Bからは「数列」・「ベクトル」を出題範囲とする。 |
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外国語 | 150点 | コミュニケーション英語Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅱ・コミュニケーション英語Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ | |
二次試験 | 小論文 | - | - |
面接 | - | - |
面接試験(二次試験)
形式 | 個人 | ![]() |
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所要時間 | 約10分 × 2回 | |
面接官人数 | 2人 | |
受験生人数 | 1人 | |
面接内容(質問内容・面接の進行等) |
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雰囲気・後輩への アドバイス |
◆1回目は穏やか。2回目は国立の面接に近く、圧迫面接といえる。 |
医学部受験口コミ情報
- Q1試験の傾向
- 英語は速読・英作文・読解力等バランス良く問うタイプ。数学は穴埋め中心だけど、思考力を必要とする難問が多い。
- Q2試験会場での心得
- 問題が配られてから試験開始までが長いので、気がまぎれないようにどうしておくか決めておこう。
- Q3受験生時代の私は…
- 高校1年2年は全く勉強していなかったので、高校3年でそれを取り戻そうと集中して勉強しました。
- 効率重視だったのでオンオフ切り替えてやってました。
- 案外気楽にやっていたと思う。
- 切羽詰まっていた。
- 自分が好きなようにマイペースで勉強していた。他人に何かをやれと押しつけられるよりも、何をやるか自分で考えてやる方がいい気がする。遊びと勉強の切り換えを意識してやっていた。
- 我ながら、模範的な受験生でした。直前期は頑張りました。
- 理数が苦手で、頑張ったけど、数学は最後までできるようにならなかった。 本番もダメだった。生物受験で、生物は高得点が狙えなかったので、2月に入ってからは理科は化学しかやらなかった。千葉大も受けた。慶應なんて入れると思ってなかった。過去問も解いてないし、記念受験のようなものだった。
- 内部推薦なので、高校生活を楽しみながらも、お利口さんにしていました。
- すごくピリピリしていた時期もあり、勉強のためあまり夜は寝ていなかったが、実際のところダラダラしている時間も多かった。しかし、友達との触れ合いで解消した。
- 効率よく勉強することだけ考えてました。
- Q4補欠合格がまわってきたのは…
- ー
- Q5合格へのアドバイス
- 無理はしないこと。
- 理科をやるのがおすすめ。
- メリハリをつけましょう。
- 理科で差がつくと思います。
- 得意科目を作って、その科目で点数を稼ぐこと。
- 得意科目で点数を稼いで、苦手科目はできる問題を確実に解いていくのがいいと思います。
- まずは難しいことはやらずに基礎学力をつけることに集中。苦手な科目がないように満遍なく勉強する。
- 理科をがんばりましょう。センターは受けなくても大丈夫です。でも僕の得意科目は倫理です(笑)。
- 僕は英語だけで受かりました(理数は全然ダメだった)。 試験の順番は理→数→英だから、理数でコケるとやる気をなくすけど、最後まであきらめずにがんばりましょう!僕みたいな例もあるので。ただ、理数ができる人が受かります、普通は。
- 内部推薦なので、お利口にしていただけです。
- 数学をしっかりやっておいた方がよい。
- しっかりと勉強すること。効率よく、勉強時間も多く。
- Q6医学部進学を目指し始めたのはいつごろから?
- 中学までは薬学部を目指していた。医学部に行きたいと思ったのは高校受験がうまくいったということもあると思います。
- Q7本格的に受験勉強を始めたのはいつごろから?
- 高校生になってから。
- Q8私はこのように勉強しました!受験期勉強法
- だらだら勉強するのは身に付かないし、時間の無駄。勉強やるときはやって、休む時は休む、というようにスイッチのオンオフをしっかり切り替えること。
- メリハリをつける。遊ぶときは遊ぶ。
- 高2までに得意科目を伸ばし、高3で苦手をつぶす勉強をしました。
- 効率の良さを考えて、一度間違えた問題は、それ以降絶対間違えないようにした。
- 勉強は1日8時間ぐらい。ほどほどの息抜きも必要だと思った。 お勧めは、数学、赤チャート。化学・生物の重要問題集。
- 一度間違えた問題はちゃんとやり直して、もう一生間違えないという意気込みをもってやった。いろいろな種類の問題を解くようにしていた。
- 某予備校に通っていました。秋までは無理しない感じで。直前期は力をふりしぼりました。寝るときと食事以外の時間は勉強してました。
- 英語は予備校。数学は青チャートと予備校の問題集。化学はセンターレベル参考書と予備校+重要問題集。生物はセンターレベル参考書と予備校。
- 定番参考書をコツコツ繰り返すのみ。いろんなものに手を出さない。授業の内容は、その週のうちに消化する。
- 塾で与えられたことは完璧にこなすようにした。また、電車などの短い時間も勉強するようにした。英語などは、一気に進めていた。
- Q9私はこのように書きました!願書/志望動機
- 大学の特色をとりあえず書きました。
- Q10私はこのように対策しました!二次試験対策
- 典型的な質問に対する受け答えの練習。ひたすら練習。
- Q11面接で聞かれたこと
- 志望理由:高校での部活動や委員活動について。英語・数学は好きか。併願校と慶應どちらを優先するか。自分の長所。
- 志望理由。高校時代に何をしたか。
- 家庭環境について聞かれました。
- 高校時代に勉強以外に何に力を入れたか。志望動機など。
- 高校で一番力を入れていたことは?なぜ慶應医学部を受験したのか?併願校はどこか?
- 国公立と慶應に受かったらどっちに入る?なぜ慶應?高校時代の思い出は?試験の出来は?地域医療の問題について。あと、3浪以上の受験生には3回目の面接があるらしい。
- 名前。出身校。医師を志した理由。どうして慶應を選んだか。得意科目。学科試験の出来。高校で熱中していたこと。国立と両方受かったらどちらに行くか。親の職業。
- 併願校。全部受かったらどこに入学するのか。それはなぜか。 筆記試験の出来具合(各科目ごと、詳しく聞かれた)。 高校時代がんばったこと。部活での役職とそこから得たもの。部活でつらかったこと。小論文で答えた内容について。
- どんな医者になりたいか。何をしたいか。
- なぜ医者になりたいのか。医学部に来ることについて親は何と言っているか。高校時代にした自慢できること。お金はすごくかかるが、家庭状況は大丈夫か。
- 東大と慶應受かったらどっちにする?他愛もない会話。
- Q12入試期間中に気をつけていたこと
- わからないところがあったら、潔く飛ばす。時間があれば後で戻ってくればいい。
- 風邪をひかないように。落ちても「あのときああしていれば良かった…」と後悔しないように精一杯やる。
- 体調を整える。
※レクサス調べによる
現役医学部生口コミ情報
- Q1ウチの大学ココがスゴイ!
- 試験対策プリント(学生制作)が充実している。
- 2010年から解剖実習のときに大型3Dテレビを使って手順説明したり、先生のお手本を録画して後で好きなときに見直せるようになりました。
- 医師談話室(自習ができる)。24時間開いていて、シャワー有り。試験前ここで徹夜で勉強します。
- 2015年には医学部の校舎を新しくする、と学部長が言っていたので、そのころには校舎がきれいなはず。
- テニスコートが9面あって、ときどき友達と打てます(日吉)。広い体育館もあります(日吉)。トレーニングルームでいつでも筋トレできます。
- 食堂が広い。いろんな店が入っている。
- リサーチパークのラウンジ。病院はお世辞にもきれいとは言えない。
- メディアセンター。
- PBLという自習室。机がたくさんあるし、ホワイトボード、パソコン完備。自習に最適。
- 講義は基本出欠がないところ。卒業試験がないところ。
- 1年の夏に1週間、介護施設に行って介護実習がある。4年の「自主学習」では、自分で好きな研究室を選んで専門的な勉強ができる。ポリクリの期間が他大学より断然長い。
- 単位を10個まで落とせる。留年しない自信があります。
- 1年次に行われるEEP(Early Exposure Program
- 授業に出なくても耐え得るカリキュラム。
- Q21年から6年までの流れ
- 1年は教養(日吉)。2~4年は基礎医学(信濃町)、5~6年は病院実習(ポリクリ)。
- 1年は日吉で一般教養。総合大学なので、望めば他学部の授業も受けられる。2〜4年は信濃町で専門的講義。5~6年は病院実習。うちは卒業試験がないので、6年の秋まで病院で実習できる。
- 1年は一般教養+EEP。 2年は医学講義+解剖(後期)で超多忙。 3・4年は医学講義で超ヒマ。5・6年はポリクリ(病院実習)で科によって忙しさは異なる。あと国試。
- 1年日吉で一般教養の勉強。他学部の女の子がまぶしい!2年秋、解剖が始まる。 案外、解剖はやれるもの。3年はもっとも勉強が大変な1年。2月はずっと学校にこもってました。4年は自由な時間、みんな思い思いのことをやる。5年、部活引退の年。だから最後はみんな部活を頑張る。6年、 病院実習もほどほどに、思い出づくりに励む。
- Q3大学に望むこと「アレがあればなぁ…」
- キャンパスがもっと広ければ…。
- 大学にではないけれどもっと周りに食事できるところがあればと思います。
- Q4入学して驚いたこと
- 学年全体の仲が良い。まとまっている。
- 講義に出なくても留年しないシステム。
- 日吉も信濃町も駅から近い!
- Q5入学して良かったこと
- ー
- Q6オススメ部活動
- 卓球部。試験前は部活休めるらしいです。
- Q7大学周辺環境
- 日吉の周りはいろいろある。信濃町はなにもない。
- 日吉は華やか。
- 周りにあまりご飯を食べるところがない。新宿まで10分以内だから便利(信濃町)。
- 日吉・信濃町ともに駅から近いし、交通の便がいい
- 渋谷が近くて便利。日吉にはサピックス日吉校があって、そこでバイトができます。マージャンもビリヤードもできます。
- 校舎はけっこうボロい。 日吉駅周辺には、飲食店は多いが遊ぶところは全然ない(ビリヤード、カラオケぐらい)。 駅からめちゃくちゃ近い。 キャンパス広い。緑が豊か。
- 大学(日吉)の周りは都会と田舎の間のような感じがして、居心地がよい。そのため、食事なども安くてたくさん食べられる。
- メーヤウという有名なおいしいカレー屋さんがある。逆にそれ以外は何もない(信濃町)。
- ヤクルトスワローズ神宮球場。
- Q8大学近隣オススメスポット
- 新宿。
- メーヤウという、おいしいタイカレー屋さん。食べログでチェックしてください!
- Q9定期試験対策…どうしていますか?
- 試験対策プリントを使って一週間くらい前からはじめてギリギリです。
- テスト資料で一夜漬け。
- 過去問を中心にやっている。わからないところは、人に聞く。
- Q10多浪生・学卒生について
- 女子は2浪。男子は3浪が上限です。
- 2浪まで。
- 学年に3~5人ぐらいだと思う。
- Q11留年は何人くらいなの?
- 1~2人?
- 2~3人くらい。
- Q12人気のアルバイトは?
- 家庭教師。時給4000~5000円。
- Q13家賃の相場
- 12万円くらい?友達は6~20万円ぐらいのところに住んでいますが、そのあたりがたぶん多いです。
- 日吉6万。信濃町10万。
- 日吉は7万円ぐらい。信濃町は10万円ぐらい。
- 5~10万円くらい。
- 8~9万円くらいでは。
- Q14その他大学案内
- 自由。出席しなくてもよい講義が多い。
- 自由です!オススメの科は外科。雰囲気が良いです。
- iPS細胞など研究に力を入れているし、臨床もしっかりと教えてくれる(らしい)ので、偏り過ぎず、どちらもバランスよく勉強できると思います。入試に向けた参考書としては、数学は大学への数学シリーズ、化学は新研究、新演習、英語はターゲット1900。
- 留年も少ないし、卒試もないので、普通にやっていれば6年で医者になれます。
- 留年する人はほとんどいません。部活が盛ん。出欠がないため、自由な時間がとれる。
- 出席をとらない授業が多いので、つまらない授業は出なくてもいいから、自由な時間が多い。部活がとても盛んなので、縦の関係がある。あとやっぱり「慶医」っていうとモテる(笑)。
- テニスが強いです。アイスホッケーも強いです。野球も強いです。
- 日吉はとにかく人が多くて活気があって「これぞ総合大学!」って感じがする。
- 出席が少ない。卒試がない。関連病院多数。
- 一つのキャンパスにいろいろな学部の人がいて触れ合える。学部のみんなは、何か障壁を乗り越えてきただけあって、いい人が多いです。学事の受付の人は、非常に親切に接してくれる。
- 日本で一番のゆとり教育です。
※レクサス調べによる