有機化学のオキテ10

医学部受験予備校レクサス教育センター

有機化学のオキテ10

掟10. C-C間(1.54Å)> ベンゼンの炭素原子間の結合距離(1.40Å)> C=C間(1.34Å)> C≡C間(1.20Å) この大小関係を知っておくべし。

問題

次の問1~4の各記述に該当するものをa~eから選べ。

  • 問1  全原子が一直線上にならぶ直線分子
  • 問2  全原子が同一平面上に存在する平面状の分子
  • 問3  2個の炭素原子を含む分子のうち,炭素原子間の結合距離が最も短い分子
  • 問4  異性体が存在する分子
a.アセチレン b.エタン c.エチレン
d.ブタン e.メタン
<昭和大学医学部>

解答と解説

<解答>

問1 a 問2 c 問3 a 問4 d

<解説>

  • 問1. アセチレンは H-C≡C-H の構造をもち全原子が同一直線上に存在する。
  • 問2. エチレンは以下の構造をもつがヨードホルム反応は陰性である。 解説図2
  • 問3. C-C間は1.54Å,C=C間は1.34Å,C≡C間は1.20Å(Å:オングストローム)なので三重結合を持つアセチレンが解答となる。
  • 問4. ブタンの分子式はC4H10なので 解説図4 の2つの構造異性体が考えられる。

<補足>

  • 1 エチレンと同様にベンゼンの構成原子も同一平面上に存在する。
  • 2 ベンゼンの炭素原子間の結合距離は1.40Åである。
  • 3 1Å = 10-10m = 10-8cm

掟10. C-C間(1.54Å)> ベンゼンの炭素原子間の結合距離(1.40Å)> C=C間(1.34Å)> C≡C間(1.20Å) この大小関係を知っておくべし。