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以下の記事は2015年時の記事です。
Vol.10 「医師の責任回避(アリバイ証明)」
【医療過誤】について考えてゆくと【医師の責任回避】にも触れなければならない。【医療過誤】の果ては、ほとんどが法的に訴えられて裁判になる可能性が大である。医師も人間であり、家族もあり、社会生活を営む存在である。その医師にとって裁判は大変な重荷となり、苦痛となるであろう。【消極的安楽死】の項でも述べるが、消極的安楽死を認めるならば【医師の免責】も同時に法に整備しなければならない。これが整備されていないので仕方なく「疑わしきは罰せず」の逆を行くしかないと思われる。すなわち、少しでも患者に悪影響を及ぼすと考えられる事象から患者を遠ざけるのである。この点から考えると、患者に対して行き過ぎと思われるほどの禁止と制約を課すことは一定の条件下では致し方のない事であろう。しかし、それにも限度はあると思われる。
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