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以下の記事は2018年時の記事です。
Vol.07 「臓器移植法」
臓器移植の場合の脳死の判定について規定し、脳死を含め死亡した本人や遺族の意思によって臓器移植を可能とする法律。
- ■用例
- ・ 1997年に臓器移植法が制定された際には、臓器移植は15歳以上の本人が生前に臓器移植について書面で意思表示をした場合に限られていたが、法改正が行なわれ2010年からは年齢の制限がなくなり、本人が臓器移植を拒否する意思を表示している場合以外は遺族の書面での承諾によって可能となった。これによって、15歳未満の者からも臓器移植が可能となった。
Vol.07 「生殖補助医療(生殖医療)」
人工授精や体外受精などの生殖技術を用いて子をもうけようとする不妊治療の総称。
1978 年、初の体外受精児がイギリスで誕生し、「試験管ベビー」と呼ばれて論議を招いた。日本では1983 年に初めて誕生して以来、体外受精児は50 万人にのぼると言われる。日本ではその実施に公的規制はなく、産婦人科学会の自主指針があるだけだが、カップル間の体外受精は法律婚・事実婚の夫婦に、第三者から精子の提供を受ける人工授精は法律婚の夫婦に限られており、第三者からの卵子・受精卵の提供や代理出産は認められていない。生殖補助医療に関しては、倫理的問題の他、生まれた子の追跡データが乏しく、安全性が確定しているとは言えないという問題がある。
2018年度版 / 2017年度版 / 2016年度版 / 2015年度版
- Vol.29:
- 相対的貧困
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- ドラッグ・ラグ / マイナンバー
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- 混合診療 / 保険外併用療養費制度
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- パリ協定
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- FTA(自由貿易協定 ) / 保護貿易 / ポピュリズム
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- TPP(環太平洋パートナーシップ協定) / EPA(経済連携協定)
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- ビッグデータ / AR(拡張現実)
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- 第4次産業革命(インダストリー4.0) / インターネット
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- Vol.20:
- LGBT / いじめ
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- クオータ制 / 同性婚
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- ノーマライゼーション / ポリティカル・コレクトネス(PC) / ヘイトスピーチ
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- Vol.15:
- パターナリズム / インフォームド・コンセント
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- 総合診療医 / 在宅医療
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- Vol.10:
- 合計特殊出生率 / 生産年齢人口
- Vol.09:
- 高齢化社会 / 高齢社会 / 超高齢社会 / 少子社会 / 少子高齢社会
- Vol.08:
- ゲノム編集 / 新型出生前診断
- Vol.07:
- 臓器移植法 / 生殖補助医療(生殖医療)
- Vol.06:
- リビングウィル / デザイナーベビー
- Vol.05:
- SOL(Sanctity of Life) / 尊厳死 / 安楽死
- Vol.04:
- ES細胞 / QOL(Quality of Life)
- Vol.03:
- 科学の倫理 / 再生医療 / iPS細胞(人工多能性幹細胞)
- Vol.02:
- ヒポクラテスの誓い / クローン
- Vol.01:
- 生命倫理の4原則