我が家の受験体験記

レクサスの先生方にずいぶんお世話になって、本当に心強かったです。(星野さんのお母様)

東邦大学医学部合格東邦大学医学部合格
星野さん

―本日は星野君のお母様に来ていただきました。星野君は今東邦大学の4年生(取材当時)です。レクサスの医歯大受験科に所属して、上手にレクサスを利用していただきました。本日はお母様の立場でどのように星野君をバックアップしながらご家族みなさんで受験を乗り切ったかについてお話を聞かせていただこうと思っております。宜しくお願い致します。

宜しくお願い致します。

―最初に、星野君の浪人が決まったときにお母様はどんなことに気遣われましたか?

最初に「本当に医者になりたいのか考えなさい」と申しました。そのまま慶應大学の法学部に進めることは決まっていたので、法学部の道へ行くのか医学部の道をめざして浪人するのかをきちっと自分の中で整理し、決心するための時間を持ってもらいたいと思いました。

―本当に医学部へ行きたいか自問自答して考える期間を設けたわけですね。最終的に星野君は医学部へ行きたいと決意したわけですが、かなり迷われたのですか?

そうですね、2~3週間迷っていました。今になって思えば自分の本当の気持ちを考える上でとても大切な時間だったと思うし、浪人するにあたっての決心をさせる上でも大切な時間だったと思います。

―医学部受験をすることを決心して、大手予備校含めいくつか候補があったと思うのですが、御両親は予備校にどのようなことをお考えになっていましたか?

先生方の熱意と勉強する環境、あとは私どもの家からの通う時間ですね。その3つはすごく大事だと思いました。

―レクサスはどのようにしてお知りになりましたか?

私の姉の娘の友達がレクサスのお世話になっていまして、とても良い結果が得られたということでご紹介いただきました。

―レクサスに決められた経緯はどのようなものだったのでしょう?

大手も何校か見ました。本人を連れて見学に行ったり体験に行ったりしたのですが、本人が大手の大人数の授業で1年間勉強することに対して不安があったようです。「少人数のところで、先生方にいつでも質問ができる。わからないときはその場で聞ける環境が自分には合っている」というのは言っていました。

―お父様がいろいろな予備校を回られてかなり厳しい質問をされて、吟味した結果レクサスへという経緯があったようですが。

主人が面談で伺ったときに、先生方のお話を聞いてとても信頼ができると思ったので決めました。

―ありがとうございます。予備校をレクサスに決めて、開講を迎えるまで星野君の様子はいかがでした?

かなり不安な様子が見受けられまして、レクサスのシステムとか環境に慣れるのに1ヶ月~2ヶ月近く掛かったと思います。そこで先生方やクラスメイトとの人間関係を自分なりに築いていきながら、どうやって1年間勉強していくかというのを徐々に徐々に自分のものにしていったというように見受けられました。

―12時間の指導体制で最初は大変だったと思いますが、その頃のレクサスの生活はどのように話されていましたか?

毎日パターン化された同じ生活に自分を慣らしていくまでは大変だったようです。しかし月曜日から土曜日までレクサスで勉強し、日曜日は午前中ゆっくりして午後からまた勉強するパターンができてしまえば、とてもやりやすいと言っていました。

―毎週の小テストの結果をご家庭に送付していましたが、それを見て星野君とどのようなことを話されましたか?

テストに関しては、「レクサスで上位になりたい」と言っていました。レクサスに入った最初の頃は下の方だったと思うのですが、予備校の中でトップにいたいという気持ちで勉強をしていると言っていました。ですから毎週の小テストの点数はすごく気にしていました。点数が悪いと反省していたと思うし、親に言われる前に自分で反省し、対策をするという姿勢ができていたと思います。

―入学する前の面談でレクサスは小テストの要求水準は8割なのですが、お父様は「9割~9割5分でうちの子は考えたい、自分を追い込む状況を経験させたい」とおっしゃっていました。

はい。

―4月から受験勉強が始まりましたが、お母様はどんなことに配慮されましたか?

一番気を遣ったのは健康面です。生活のリズムをちゃんと守ってあげられるように私も協力するということと、予備校から帰ってきて必ず30分ほど話をするようにしていました。「今日はお昼はどこで食べたの?」とか「誰と食べたの?」と聞いていました。そうすると何人かお友達もできてきたので、まわりの様子もわかってきました。自分が目指している学校と同じような学校を目指している友達ができました。レクサスで居場所ができたりと、そういうことがわかるので、毎日ちょっとでも話すようにしました。9月の模擬テストのときに不安になったことはあったのですが、レクサスの先生のおかげでそれ以外はとても平らな精神状態といいますか、波がなく、安心して見ていられる状態だったので良かったです。気を遣ったのは健康面ですね。

―中村先生、1学期の星野君の様子はいかがでしたか?

中村:ご両親から私たちに全幅の信頼を寄せていただいて、非常に大きな責任を感じました。慶應幼稚舎からの持ち上がりだったので、受験経験が無いですよね。学習の面と知識的な面で不足している部分があります。案の定最初のクラスはFクラスでした。その当時では最下位に近いクラスでしたね。

1回も受験をしていないということと、受験勉強が全くわかっていないということ、それからずっと同じ環境で育ってきたので、全く違う環境の方達と一緒に1日を過ごすということに対してすごく不安はありました。彼はとても素直な性格です。指導方法によってはどうにでもなるような子だと思っていたので、拘束されて勉強させられる環境においた方が彼にとっては良いと思いました。不安はないと言ったら嘘になるのですが、どちらかというとレクサスの先生方を信頼して、お任せしたいという気持ちのほうが強かったですね。

中村:星野君は、言われたことをしっかり守り、順調に上っていった非常に教え甲斐のあるお子さんでした。前期を乗り切って、夏期に入って成績が上がっていったのでこれはいけるだろうという気持ちはありました。

―こちらの言うことを素直に聞いて、勉強したことがよく頭に残って、1学期から夏まで順調に伸びていったと思います。7月にはご家族で石垣島に家族旅行に行かれ、真っ黒になって帰ってきたのでびっくりしたのですが、あれはすごく良い気分転換になりましたよね。

そうですね。すごく良い気分転換になりました。その3日間で父と息子が一緒にいる時間が長かったものですから、たくさん話ができたようです。それもプラスになったんじゃないかなと母親の立場で思います。

―土曜日の夜もレクサスで勉強した後、お母様と泳ぎに行っていましたね。

息子は元々水泳部でした。1週間に1回プールに一緒に行って、1時間みっちり泳ぎました。それも健康面で良かったと思います。

―夏が終わる頃には基本事項の確認の1巡目が終わり、発展的な2巡目も終わって、星野君も受験生として必要な知識がそろったと思います。夏が終わる頃には星野君は勉強に対してどんな気持ちでしたか?

いよいよ受験だなという意識を持ち始めたのが9月ごろですね。模擬試験が始まる頃から受験するんだという実感が湧いてきているようでした。夏休みの中だるみもなく、上手く先生方に引っ張っていただけたという印象があります。

―1学期と夏は習った問題がそのまま出るような形式の問題だったのですが、秋になってやや実戦的なその場で考えるような問題が多くなり、受験勉強の経験が少ない星野君の成績がちょっと下がった時期がありました。その時はどんなアドバイスをしたのですか?

テストの点数の話は主に父親に話していました。私は模擬試験を受けて点数が伸びなくてそこからガタガタと落ちてしまうのを心配していたので、9月の試験の結果は参考程度にということをアドバイスしました。そこで合格圏内に入っていなくても「残り3ヶ月で頑張りなさい」と。

―志望校についてはご家族で相談して決めたのですか?

主に主人と息子で決めましたが、あと先生方にもアドバイスをしていただきました。

―2学期の成績で中村先生何かありますか?

中村:今でもよーく覚えていますが、11月の中旬あたりの志望校が決まったあとに、星野君が英語の具体的な戦略を聞きに、志望大学の過去問を持って私のところへ来ました。まず3年間分の過去問をやるように言いました。一般的な形としては日時順に解いていくのですが、それが星野君は自分の場合適当ではないと思ったようで聞きにきたんですね。それで私が目を通して順番を指定しました。そして採点した結果を私のところへ持ってきたんです。その点数を見て、なんというか職業的な勘で「これは受かるぞ」と思いました。大体6~7割の点数を叩き出していたので。最終的にお父様に約束したことを守れてよかったと思いました(笑)。

―試験が近くなって年末から入試までの期間、お母様はどんなことに気を遣われていましたか?

複数校受けたので、学校によって受験料の払い込みの仕方や期日、それから願書の期日、出し方が違うのでそれは私で一覧表にしました。あと医学部の願書はとても書くことが多いので、何枚もコピーをとって下書きをいっぱいさせて願書にミスが無いように気を配りました。

―健康面はどうですか?

インフルエンザの時期でもありますので予防接種はさせました。レクサスはお正月も通常通り授業があり毎日きちんと同じリズムで生活できたのが良かったです。夜更かしをせず、睡眠時間は必ず6時間とっていましたし、そういう意味での健康面でのリズムもレクサスでお世話になっていて作りやすかったです。

―夕方になるとお迎えにもいらしていましたよね。

12月からは電車に乗せるのが嫌で(笑)。

―ずっとマスクをしていて、トレードマークみたいになっていましたが(笑)。あれもお母様が?

予防の為につけさせていました。

―実際に入試が始まってからは、どんなことに気を配りましたか?

忘れ物はないか、試験の準備は前の日にきちんと用意しておくようにしました。あとは雪や雨などの天候ですね。天候によって服装も変わると思うので。あとはちょっと過保護ですが、試験会場までは私が送っていました。特に印象に残っているのは医学部は面接があるので、面接対策でもレクサスの先生方に随分お世話になって本当に心強かったです。うちの子は面接がどういうものなのか、基本的なことがわからなかったので、すごく為になったと思います。

―合否が出るたびに星野君の気持ちの浮き沈みもあったと思うのですが、そこはどのような対応をしたのでしょうか?

最初の1次の発表が金沢医科大学だったのですが、1次試験が終わって「絶対受かってる!」と言って帰ってきたのですが、落ちていたんです。そのときに「え?」となって、みんなで青くなった記憶があります(笑)。

―その時のお母様は……?

「落ち込んでいる場合じゃないでしょ! あなた金沢医科大学が第一志望だったの?」と言いました。

―日大などの合格した大学の中から、どのようにして東邦大学の医学部に決めたのですか?

主人も医者で主人の父も医者だったので2人の意見を参考にし、本人が6年間通うのに行きたい大学ということを加味しながら……、レクサスの先生にも大分アドバイスいただきました。みんなの意見は正しかったと思います。

―東邦大学は日大に比べると自由な校風という話ですよね。

自由なんですが、すごく手厚い指導ですよね。面倒見の良い学校で雰囲気もすごく良いので、息子は今とても幸せだと思います。

―ご家族で受験を乗り切られて、どんなお話をされましたか?

私が感じたのは小学校から高3までずっと同じ学校へ行って、何の苦労もなく過ごしてきた息子が、レクサスに1年間浪人して、一生懸命やった経験は本人の為になったなと。これからの人生においてとても貴重な体験をさせていただきました。確かに素直な性格ですけれども、人に言われたことを100%やるだけではこれからさき生きていくにはちょっと不安です。自分の考えを持って、自分で行動できる大人になれるかすごく心配でした。レクサスの1年間で、自分で考えて行動した部分がすごくあったと思います。例えば、夜間指導の時間をどう過ごすか、自習をどうやってやっていくか、志望する学校を受けるにあたってどのように勉強するかなど、自分で考えて行動することを教えていただきました。

―お父様自身が受験で自分を極限まで追い込んで、それがいろいろなところで役に立ち、自信に繋がっている。息子にも是非そのような経験をさせたいということでレクサスにいらっしゃったんですよね。

そうですね。大学へ行っても試験前の勉強の取り組み方が計画的で、必ず1人で勉強しています。例えば大学生になるとみんなで集まって図書館とかで勉強しますが、彼は自分の部屋で1人で勉強するんです。これはレクサスで「勉強するときは勉強する」ということを教えていただいたからだと思います。メリハリをつけて計画的に勉強するということを教えていただいて、染み付いたものだと思います。とても彼の為になったと思います。大学へ行っても安心して見ていられます。大学のテストも受験と同じで取らなければいけないところは必ずとる、そういう見極めや勉強の仕方の要領も教えていただいたと思います。

―中村先生、星野君はそういう見極めや要領をうまく掴んでいきましたか?

中村:そうですね。そういう子には2つのキーワードがあると思います。自主性があること、もう一つは素直であるということです。星野君はそれをうまく体現した方だと思います。

―お母様からレクサスについて一言いただけますか?

合格が決まった後に、先生方とお会いしてお話をさせていただく機会がありました。その会の後に主人と「本当にレクサスに入れて良かったね」と話しました。先生方の人格・熱意など全てすばらしい方々で本当に感謝しております。少人数の予備校はたくさんあると思いますが、その中からレクサスを選んで良かったと思っております。本当にありがとうございました。

―最後に受験生を持つ親御さんへメッセージをお願い致します。

受験生自身が一番不安だと思うので、たとえ受験生が不安になったとしても、周りがその不安を打ち消していくぐらいの気持ちが大切です。一緒になって落ち込んでしまうのは最悪だと思うので、落ち込んだときの精神的なサポートを工夫なさると良い結果が得られるんじゃないかなと思います。

―本日は本当にありがとうございました。

ありがとうございました。

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