日本医科大学医学部
合格者インタビュー
国定先生なんて、24時間数学のことしか考えていないんじゃないですか?本当に知識の深さがすごい。
レクサスの講師力はすごいです。
Sさん
2018年日本医科大学医学部他合格
桑原医学部合格おめでとうございます。
ありがとうございます。
桑原進学先はどちらに決めましたか?
日本医科大学です。
桑原よかったですね。今年1次試験に合格した大学を教えてください。
国際医療福祉大学、岩手医科大学、金沢医科大学、杏林大学、北里大学、近畿大学、日本医科大学、昭和大学、東京女子医科大学、東邦大学、日本大学、聖マリアンナ医科大学です。
桑原全部で12校。すごいですね!2次試験に行かなかった大学もありますよね?最終合格したのはどの大学ですか?
国際医療福祉大学、杏林大学、日本医科大学、東京女子医科大学です。
桑原他の大学も2次試験受験に行かなかっただけで、ほぼ全勝みたいなものですね。よく頑張りました。昨年1次合格したのは、東海大学、藤田保健衛生大学、金沢医科大学、日本大学だったよね。それで、東海大学が補欠90番台。
たしかそんなもんですね。
桑原昨年は東海大学の繰り上げをずっと待ってたんだよね。一昨年が結構回ってたから。でも、昨年は神奈川県の私立の医大はどこも補欠が全然回らなかった。昨年の東海大学はセンター利用入試で補欠合格を出しすぎて、一般入試に回せなかったという事情があったからね。
その後、Sさんには選抜テストを受けてもらって、今年は選抜Sクラスでスタートしました。国定先生、今年のSさんは昨年と比べてどうでしたか?
国定今年は安定感が違いました。あとは問題をたくさん解くようにしておけば大丈夫かなと感じていました。
桑原今年はかなりの問題数を解いたよね。
解きましたね!数を解いたことで知識を定着させることができたのかな。
桑原昨年は基礎からやらないといけなかったから、まだ実戦力が足りなかったよね。今年は実戦的な部分をかなりつめることができたね。今年の医学部受験ではプレッシャーを感じましたか?
全然感じませんでした。
桑原そこがSさんのすごいところ。前向きなところがいいね。
開き直っていたんですよ。プレッシャーってよくわかんないし、どこから感じるのって感じ(笑)。プレッシャーに悩む時間があるなら勉強した方がいいかなって思います。
桑原国定先生、彼女の数学はどうでしたか?
国定Sさんはたまにぽこんと抜けてるようなところがありましたね。
小テストの直しをしてると抜けてるのがわかりやすかったですね。中途半端にできないというのではなく、まるまるできないというか…。
国定Sさんは理解が早く、できない理由が明確だったので、そこを埋めればできちゃう感じでした。
本番の試験でも、できないところはできなくてもいいやって思っていました。私ができない問題はみんなもできないでしょって思ってた(笑)。
桑原できない問題は捨てて、できる問題をちゃんと解ければいいんだよね。日本医科大学の問題はどうでしたか?努力が報われるような手ごたえはあった?
それが、日医は結構手ごたえがなかったんです。今年の受験でやっとわかったんですけど、取るべきラインっていうものがあるじゃないですか。そこで1個化学でミスしちゃったんですよ。他でカバーできている感覚がなかったので、これは1次合格は無理かなって思っていました。結果合格していましたけどね。
桑原みんなどこかでやらかすもんだからね。でも、そのラインが見えたってのは神がかってますね。
試験時間との兼ね合いでここはとらなくちゃいけないところとかあるじゃないですか。数は受けていたし、日医の試験の段階で4つくらい結果が出ていたので、これくらい取っておけば通るんだなっていうのがなんとなくわかるようになりました。
1月16日の国際医が最初の試験だったんですけど、最初は感覚がよくわからなかったです。最初の試験だったのでスタートダッシュかけていこうぜっていうノリで受験しに行ったんですけど、手ごたえはそんなになかったのに1次合格できたので、なるほど、これくらい取れていればいいんだなって思いました。
桑原日医の合格発表の時は、試験会場にいたんだよね?
そうですね、日大の1次試験を受けに行ってました。
桑原お母さまから電話があってね、もう本当に嬉しそうで。誰かに聞いてもらいたくて電話したって言ってたよ(笑)。
母も父もすごく喜んでました。両親には心配かけたので合格できて本当に良かった。
桑原親孝行したね。
親からプレッシャーをかけられることがなくて、縛りとかも一切ありませんでした。別にどこの大学でもいいし、何年かかってもいいって言われていましたから、それは楽でしたね。
桑原そういう環境を与えてくれたご両親に感謝しないとね。
Sさんは勉強の合間に体を動かしていたよね。ダンス踊ったり、倒立したり。なかなかいない生徒だったよ(笑)。でも、ああいうのはいいよね。なかなか体を動かすことってできないから。
あーしてましたね。
手首を怪我すると話にならないので、倒立はやらなくなりましたけど(笑)。でも、ストレッチとかはやった方がいいかもしれないですね。受験って毎日が試合みたいな戦いだから。
桑原大学に入ったら部活は何かやるの?
運動系の部活をやりたいです。新しく大学から始めるスポーツもいいかな。ゴルフとかヨットとか。中学のときソフトテニスをやっていたので、硬式テニスもその延長で考えてます。
桑原レクサスを2年利用してもらったわけだけど、レクサスに対する感想は何かある?
まず学習環境がきれいだったのがよかったです。他の予備校も見て回ったんですけど、汚いっていうか、自習室に80人くらい詰め込まれているところがあって、これ受験期インフルエンザの人がいたらどうするんだろうと思いました。
桑原そこまで考えていたんだね。
そこは大事なところですから。トイレとか衛生的にもあんまりきれいじゃなかったし、風邪ひいちゃったら絶対感染するだろうって思って却下でした。
あと、私は課題が与えられないとやらないタイプなので…。お尻を叩かれないと動かない(笑)。だから、縛りがきついところにしようと思ってレクサスにしました。結果それが自分に合ってましたね。次に何をやるべきかを指定してもらえるので自分で考えないで済みましたし。
あと、苦手なことはやらなくなっちゃうタイプだから、強制的にやるシステムっていうのが私にとってはよかったですね。
桑原トライアンドエラーを試している時間はないからね。苦手な科目を後回しにしちゃうこともよくある話。Sさんはそういうところを上手に利用してくれてよかったです。
レクサスの先生方はどうだった?
個性的?普通の先生っていないんじゃないですか?みんな自分の道を究めてるっていうか。どの先生も自分の専門に特化してて、引くくらいすごく詳しいじゃないですか。突き詰めてて、人生その科目で生きてるというか(笑)。国定先生なんて、24時間数学のことしか考えていないんじゃないですか?本当に知識の深さがすごい。レクサスの講師力はすごいです。
桑原君もだいぶ数学ができるようになったよね。
今はもうできなくなっちゃった(笑)。積分ってすぐ忘れちゃうから。
国定Sさんはずっと積分、積分って言っていたよね。
積分ってやらなきゃすぐ忘れちゃうし、経験値がおもむろに出ちゃう。模試でもやらかしたことがあって、すごく悔しい思いをしました。
国定Sさんってミスの種類がぶっ飛んでるよね。何でこうなるんだろうっていうミス(笑)。
たしかに、みんなと似たような間違いはしないかも。派手に間違うというか(笑)。180度違う方向に行ったり。理科はそんなことないんですけど、英語も派手にぶっ飛んでましたね。
桑原訳が全然違うとか?
英語は読み違えをしちゃうと、先入観で自分の常識に走っちゃうらしいです。私、一般常識がなくて、すごい方向に間違えちゃうから、川島先生にもすごく心配されていました。国語からやり直した方がいいとも言われました(笑)。はまったらすごいはまるんですよ。日医は英語がはまったんだと思います。生物と英語がまあまあうまくいって、数学がプラマイゼロくらいで、化学がちょっとマイナスって感じ。英語がはまらなかったら、たぶん合格できていなかったと思います。
桑原仮に日医がダメだったとしても、行き先は他にいくらでもあったからね。
でもやっぱりレクサスで2年やったからには、誇れる大学に合格しないと自分のプライドが許さないって思っていました。日医に合格できたので、そこはよかったかな。昨年落ちた大学とか補欠止まりだった大学の2次試験に行かなくて済んだのは清々しかった。
桑原うまくいって本当によかったけど、君の場合はどうにかなるだろうとも思ってたからね。生徒さんってそれぞれ能力が違うじゃない? 車で例えると、それぞれエンジンの大きさが違う。Sさんは積んでるエンジンが大きかったから、あとは向かってる方向さえ間違わなければ大丈夫だと感じていた。あと、君は取り組み方がまっしぐらなんだよね。他のことはどうでもいいから、これだけはやる的な。
排除するの得意なんですよ。耳も塞がっちゃう感じ。
桑原いい傾向だと思うよ。今年は昨年みたいにずっと一緒にいる友達は特にいなかったのかな?
友達は意図的に作らなかったです。今年は人間関係を築かないようにしようと思って。誰に言われたか忘れちゃったけど、話しかけんなオーラが出てたみたいですよ(笑)。
桑原それってこういう結果を出す人に共通する特徴なんだよ。レクサスの卒業生にもそういう人がいたんだけど、いい結果を出したんだ。
クラスの仲は良かったですよ。それぞれが自立していて個性的だった。
国定面白いクラスでしたね。
桑原合格してから友達には会った?
会いました!お祝いしてくれました。他にも昨年医学部に入った友達にも話を聞いたんですけど、すごく大変そうでした。
桑原私は歯学部卒で、たぶん基礎の科目とかは全部一緒だから経験上わかるんだけど、勉強する量がすごくあるからね。あとは、試験対策として過去問を集めることが大事。運動部に入れば先輩からもらえると思うよ。教科書だけの勉強だと乗り切れないからね。過去問をうまく使って乗り切ってください。これからの大学生活楽しみだね。
そうですね。不安なのは勉強くらい(笑)。人間関係はそんなに心配してないです。
桑原『まるごと相談会』には参加しましたか?
参加しました。全てのブースを回って大学の雰囲気とかいろいろな話を聞きました。あと、OB・OGの方に話を聞けたのがよかったですね。大学の話を聞いていると願書も書きやすくなるし、面接対策にもなりました。
桑原レクサスの先生方にメッセージはありますか?
お世話になった先生には直接会って報告できました。小鹿先生がすごく喜んでくれましたけど、まだお会いできてない先生もいますね。
桑原小鹿先生にはずいぶん質問に行ってたもんね。
そうですね。橋本先生にも質問してたんですけど、2人ともタイプが違うから。橋本先生は、過去問については自力でやりなさいって感じ。ちゃんと文章読めばわかるはずだから、今までの知識を総動員して考えなさい的な。それに対して、小鹿先生はすごく丁寧にかみ砕いて教えてくれる。私にはどっちも合っていて、全然わからないときは小鹿先生に質問するし、橋本先生の説明は簡潔なんだけど、スマートに短時間で解説してくれる。場合によって質問する先生を変えてました。
1学期は橋本先生にすごい質問して、2学期は小鹿先生に質問してたかな。このお二人は授業のタイプも全然違うんです。橋本先生はめちゃくちゃ知識をつめます。板書もフルスピードだし、手が死ぬかと思いながらついていきました。最初は生物が一番忙しかったですね。
桑原生物の場合は、物知り博士が有利だからね。
小鹿先生は理解したうえで流れをわかるようにするのに対し、橋本先生は知識をまずつめて、それからつなげるイメージかな。私には2人の先生のバランスがよかった。1年目は生物が苦しくて、ずっと生物にかかりっきりだったから全体のバランスを崩してしまったんだと思います。
桑原最初の基礎学力テスト2点だもんね。
何も覚えてなかったです(笑)。
桑原最後はやっぱり英語、数学の出来具合によるんだよね。出たとこ勝負でどこまでできるのか。
理科は保険材料として絶対に取らないといけないじゃないですか。英語と数学は、波があるけどその中でもある程度は取るってイメージ。
桑原最後に、医学部を目指している人に向けて何かアドバイスはありますか?
オンとオフをきちんとわけることが大事かな。昨年は、土曜日の夜は残らずに帰ったりしていたけど、日曜日もレクサスに来ていたので、毎日レクサスにいました。そうすると気分転換ができなかった。
今年は、土曜日は絶対最後まで残るようにして、日曜日はピンチの課題がない限りほとんどレクサスに来ないようにしていました。それで、日曜日の昼とかは好きなものを食べたり、買い物したりしてました。なんかそっちの方が気が楽だったし、月曜日からも頑張れました。月曜は小テストもあるし。
桑原いい気分転換ができて、エネルギー補給ができたのかもね。
あとは、よく寝ること! 寝るの大事。私は0時から7時30分くらいまで寝てました。
国定Sさんの眠たそうな顔って見たことないね。いつも元気。
授業中も眠くならなかった。授業だけは絶対に寝なかった。朝早く来るのも大事だけど、眠くなってちゃ意味ないから、とりあえず夜はしっかりと寝ていましたね。
桑原オンとオフをはっきりさせて、やるときはがっつりやる。休むときは休んでうまく気分転換する。これが大事なんだね。
量だけやっても意味ないですから。たしかにある程度の量をこなすことは大事だけど、質の方が大事。ただマシーンみたいにやっても頭に入んないし。
桑原サラリーマンのノルマみたいにやっただけでは意味ないからね。医学部の受験勉強を2年やってきたけど、特に気をつけたことはありますか?
直前に見直すことのできるツールを作ったんですが、1年目はまとめるのが遅すぎたので、今年は最初からまとめノートを作ってました。化学とか、あとで見返したとき何をやっているのかわかるように丁寧に作ってましたね。
その結果、化学は2年目で圧倒的に伸びました。生物は与えられた課題をやっていれば自然と身についちゃう。それに加えて、小テストの前に間違えたところを振り返るので、しっかりと知識が定着しましたね。
桑原今の話をまとめると、やったことを確実にものにするってことだよね。
きちんとアウトプットできるようにしておくことが大事ですね。勉強で伸び悩む人って、それが思うようにできていないんだと思う。丁寧にやれば課題をやるのに時間がかかるじゃないですか。でも、あとで楽になるので、丁寧に取り組むのがいいと思います。
国定Sさんのノートってすごくきれいなんですよ。きちんと思考過程がわかるように書いてある。
全部わりときれいめに書くようにしていましたけど、特に数学は丁寧に書いてました。使う色は3色で充分です。赤と青とシャーペン。あとは、頭の中で整理できればいいんです。
桑原大学に入ってからもきっと同じだと思うよ。出されたものをきちんと整理して、アウトプットできるようにすれば、進級も大丈夫だと思うし、国試も全然問題ないだろう。
お父さんは何科をされているんだっけ?
皮膚外科ですね。
桑原君の将来の希望は?Sさんは性格的に外科に向いてそうな気がするんだけど。
まだ決めてないですね。とりあえずやってみてからかなぁ。まだ時間あるし。
桑原日医の卒業生は非常にいい先生が多いイメージがあるよ。
まじめな方が多い気がします。日医は学校としての対応も気持ちよかったので、印象がすごくいいですね。
桑原本当にたくさん合格してくれて嬉しいです。頑張った人が結果を出してくれると、私たちも本当に嬉しいですね。
昨年は運良く引っかかっちゃった感が強かったんですけど、今年はちゃんと知識をつけることができたので、安定して点数が取れたのかなって思います。
桑原今年は本当に堂々とした受験だったね。医学部受験の王道って感じ。みんなに見習ってほしいですね。その勢いでこれから先も乗り切ってください。
今日はありがとうございました。
ありがとうございました!