埼玉医科大学医学部
合格者インタビュー
レクサスは、言われたことをちゃんとやれば受かるシステムになっています。
2020年 埼玉医科大学医学部 合格
【インタビュアー】
佐藤(数学)
まずは、おめでとうございます。
ありがとうございます。
合格の連絡は、いつあったんですか?
今朝です。9時半に大学から電話がきて、母親に起こされたんです。
どうでした、その時の気持ちは?
気が楽になりましたね。
去年、今年と2年を振り返ってみて、今年はいくつか一次合格が出て、二次まで戦ってみて、感触的には1年目と2年目ではやっぱり違いました?
1年目はマーク模試は取れるけど、記述が取れなかったので、でもまあマークが取れていたから、なんとかなるかなと思っていて、でもなんともならなかったんです。でも、今年はマーク模試もしっかり結果を出したし、記述もしっかり結果を出したから、英語・数学は偏差値で65ぐらいで、理科も偏差値70ぐらいは取れていました。過去問はあまりやる時間がなくて、結局レクサスで出されたことしかやってない気がしますね。
今年の入試で数学は多少取り組みやすかった?
今年は数学がだいぶ武器になりましたね。今年受けていて数学が解けないなと思ったのが、前期だと北里ぐらいだし、それ以外は東京医科でも6、7割は取れているし...。日医の後期は難しかったけど。
解くべきものは解いて、それなりの正解率で勝負はできたわけだね。
足を引っ張られない程度、むしろ武器になるぐらいでした。
理科の正答率は高かったよね。
生物は高かったし、あと化学も取るべきものは取った感じです。
英語は若干、不安が残った?
英語は得意不得意が結構多くて、埼玉の問題はすごく得意だけど、北里は苦手だし、東京医科は好きだけど...という感じでした。入試の前半はダメだったから練習のつもりでと気持ちを切り替えて、埼玉は絶対取ろうと思っていました。実際埼玉は点数が分からないけど、一応問題数で割ったら8割ぐらい取れていたし、東京医科も多分英語で結構点を取れたから一次は通ったんだなと思いました。
1年目と比べて2年目は大きく伸ばしたっていう実感があるんですね。
1年目は理科とか割と知識があったけど、実際にそれをどう使っていくかがまだうまくなかったんです。今年は化学の個別授業を取ってそういうところを磨いていったし、生物も先生に問題を出してもらって、それを解くようにしていました。数学は先生方にしごかれたおかげで(笑)、計算ミスをしなくなったんです。それが今年は大きいなと思いました。
それはやっぱり嫌々ながらも、やらされたのが大きかったのかな?
ちゃんと予習をやらないと怒られるし、課題も結構えげつない計算もあったけど、ちゃんとやりました。おかげで、今年受けて書いた問題は合っていました、数学は。
正答率から言って、今年は受かるなと思ってたんだよ。
でも、全部揃わないと合格は難しいですよね。
今年受かった原因は何でしょう?
今年は杏林の後期が終わった後に、一度実家に帰ろうと思ったけど、先生に「お前なめてんのか!」と言われて、半ば強制的に出た0学期が効果あったんだと思います。(笑)もし出てなかったら、だらけてゲームとかやってたと思うんです。それを0学期からちゃんとやったのが大きかったと思います。
そうだね。スタートが1ヶ月半違うからね。あと今年、1年目と比較して例えば予習復習とか課題への取り組みとか、生活面で何か気をつけたところはありますか?
去年は日曜日には1日ぐらいしか来てなかったけど、今年は去年より回数を増やしたし、入試期間中もちゃんとレクサスに来るようにしていました。あと今年は数学の予習をちゃんとしました。上のクラスにいたからというのがあるかも知れないけど、予習チェックも厳しいし。(笑)
先生によってはね。(笑)その辺、1年目よりも2年目は入念にやったわけですね?
知識もついているから、取り組みやすくもなっていたんです。
テキストのレベルも上がって予習が必要になったんだね?
予習しないと授業についていけないですからね。
それをやりきったことが結果につながったということかな。あと、友人関係で気を付けていたのはどういうところですか?
流されない程度に、ご飯を一緒に食べに行ったり話したりという友達はいた方がいいかなと思います。今年はあまり人と関わらないようにしようと思っていたんです。でも、やはり継続している人たちがメインではあるけれど、いろいろ話せるのは良かったなあと思います。一人でやるのもきついし。
自分を律していけたのも良かったと?
模試の成績を聞いてその人よりちょっと悪いと、「負けずにちょっとやるか!」と思ったり、いい感じでスイッチが入って刺激になりました。
2年前にレクサスを選んだ理由は何だったんですか?
母親ですね。自分はどこでもいいと思っていたんです。結局予備校を見に行ったのはレクサスだけだったんです。親としては、自分の性格上、大手とかに行ってしまうと結局やらなくなるから、しっかり管理してくれるところがいいと思っていたようです。それでレクサスに話を聞きに来て、親も「ここでいいんじゃない?」って言うから、レクサスにしました。
一日12時間、13時間とか、やはり大変でしたか?
最初は大変だったけど、結局慣れてきて何も感じなくなりました。今年の方が時間の流れがすごく速く感じて、もっと時間がほしいと思いましたね。僕は化学は好きじゃなかったから、できるようにはなったけど、応用ができてなかったんです。それで、今年終盤の方で個別授業を取って、「ここをやりたい!」と言って、いろいろ類題を出してもらって、苦手なところを潰すようにしたんです。実際にそれが入試に出たので、うまく使えたと思います。
医学部を志すレクサスの後輩に受験のアドバイスをお願いします。
レクサスは、言われたことをちゃんとやれば受かるシステムになっています。実際、今年言われたこと以外余計なことはしていないし、他の問題集にも手を出さなかったです。レクサスで渡された参考書や問題集をやって、それから毎日テストをしっかり受けていれば大丈夫だと思います。あと言われたことをちゃんとやって、自己流に走らないことだと思います。「君はここが弱いから、ここをやった方がいい」と、ちゃんと言ってくれる先生がレクサスには多いです。とにかく面倒見のいい先生が多いから、本当に言われたことをやっていけば受かるはずです。
ありがとうございます。
大学に入ったらやりたいこととかありますか?
運動はしたいですね、サッカーかバスケットか、どっちかやりたいなって思っています。あと、留年はしないようにしたいですね。(笑)
2年間の浪人生活に対する感想は?
今年受験した感じでは、ダメだなと思った大学は実際にダメだったし、埼玉は前期が終わった後に、一次の手応えがあったから、「受かったでしょ!」と思いました。でも、もし補欠が繰り上がらずに、浪人生活がもう一年続いたら精神的にまいったでしょうね。東京医科も一次は受かっていたし。まあ、2年かかったけど、2年で終わって良かったなというのが正直な感想です。
今年の受験で悔いが残ったことはありましたか?
個人的には上とか下とか言うつもりはないけど、やっぱり都内が良かったから、東京医科が一次通っていたのに結局二次で落ちて、もうちょっと他の科目とか頑張っていればどうにかなったかなと思ったりするんです。試験を受けている時、1点に対する執着というのがあまりなかったので、そこをもうちょっとちゃんと詰めていれば取れたかなとも思うんです。日医の後期が一次落ちではあるけれども、理科は両方とも良かったし、7割ぐらい取っていたから、英語・数学を最後もうちょっと詰めていたら、行けたのかなって気はするけど、まあこんなもんかなと思っています。
でも、そんなに引きずってないでしょう?
最近の国家試験の結果を見たら、埼玉の結果が良かったんです。今年、126人志願して実際に受けたのが126人、一人も削ってないんですよ、受ける段階で。それで、125人受かっているから、面倒見がいいのかなと。そういう点では良かったと思っています。他の大学では130人ぐらい志願しているのに、受けているのが90人程度というところもありますし、埼玉いいんだと思いました。
合格を勝ち取る秘訣はなんだと思いますか?
1点への執着を持つこと。それと自己流を捨てることです。医学部入試は2000人受けるけど、実際に戦う相手というのは多分400~500人ぐらいだと思うんです。それ以外の人は記念受験に近い人が多いと思うんです。僕の場合、埼玉の前期で英語の最後四つが時間配分をミスって解ききれなかったんです。簡単な問題だったから、取ろうとしたら取れるんですよ。そういうところを取っていれば、正規合格に近いような点数が取れたかなと思うんです。その1点をちゃんと取りにいこうという姿勢が大事だなって今年実感しました。
特に一次は通ったけど二次でダメだったという場合がね...。
そうなんです。ここの問題が取れていれば、もしかして補欠になっていたかなと...。
レクサスのここが良かったと思うことを教えてください。
先生の面倒見がいいというところです。途中で伸び悩んだ時や、なんかぱっとしないで萎えていたりする時に、先生がちゃんと声を掛けてくれるんです。時には「ちゃんとやれ!」と発破をかけてくれるんです。それで最後まで気持ちを切らさずにできたんです。そういうサポート面が強いなと思いました。それとカリキュラムも合理的で、理科はまず最初に基礎を固めて、その後応用に進んでいくんです。そういうカリキュラムもいいなと感じました。
最後に、メッセージがあればどうぞ。
1点を意識してがんばりましょう。あと英単語もしっかり覚えましょう。(笑)
ありがとうございました。
こちらこそありがとうございました。