埼玉医科大学医学部他
合格者インタビュー
夜間指導は、ただの質問対応だけにとどまらないのがすごいです。生徒一人ひとりの弱点まで把握している先生がいるのは、本当にありがたかったです。
Kさん
2019年 埼玉医科大学医学部他 合格
【インタビュアー】
橋本(数学)、千島(数学)
合格おめでとうございます。まず、一次合格した大学について教えてください。
愛知医科大学、金沢医科大学、埼玉医科大学、聖マリアンナ医科大学、杏林大学です。
埼玉医科大学と杏林大学は、後期での受験ですよね。最終合格したのはどこですか。
埼玉医科大学です。愛知医科、金沢医科、聖マリアンナは補欠です。
昨年度はどうでしたか?
一次合格は一つもありませんでした。
一次合格ゼロから1年で5個獲得まで伸ばせたんですね。結果には満足していますか?
満足は...していません。
それは、なぜ?
過去問を解いている感覚からしてもっとできると思っていたので...。もし親がもう一浪させてくれるならやってみたいなって思ったりもします。
その気持ちも大学に入ったら、1ヶ月でなくなります(笑)。
K君は2年間レクサスで頑張ってくれたので、受かってくれて本当に良かったと思っています。
医学部受験を目指したのは現役から?
はい。
現役の時は、どんな結果でしたか?
獨協医科と聖マリアンナ医科と杏林を受験して、全部落ちました。試験中もずっと天井を見ているだけでしたね。
宇宙と交信してたんだね(笑)。
現役時代は、学力的に医学部受験するには足りない状況だったのかな。そこで浪人することが決まって、レクサスに来るきっかけは何かあったのですか?
自分でも調べましたが、父が調べてくれて、大手と医専予備校合わせて5校くらい比較しました。13時間拘束されるカリキュラムや環境を比較して考え、レクサスかなと思いました。あと、受付の方です!初めて来たとき、とても感じがよくて。
決め手になったのは?
先生との距離が近いところです。説明会で聞いて、実際見てみて、他のどの予備校よりも先生との距離が近いなって思いました。それが決め手です。
では、入塾当時に受けてもらった基礎学力テストの成績を見てみましょう。
数学が200点満点中69点。基礎学力テストは基本問題で構成されているから、医学部受験で太刀打ちしてきた人は、本来なら8割取ってほしいところなんだけど...。3割5分ということで、基礎力がほぼない状態だったなという印象でした。体験授業も覚えているけど、かなり勉強を頑張らないといけないなあという状況でした。
先生との距離が近いというのは、どういうところで実感しましたか?
長机があって、向かい合って質問していて。
「夜間指導」が一番のレクサスの売りですが、実際に利用してみてどうでしたか?
あの時間が一番重要ですよね!復習を効率悪くしていたら、学力なんて伸びないと思います。課題を与えられて授業で分からなかったことをすぐに先生に質問しに行って、やるべきことが決められていたので、わき目も触らずに頑張れたなと思います。効率よく勉強することができました。
K君は一浪目を終えて、結果がでなかった。何が足りなかったと思いますか?
まず、ここに入った時は基礎が全くできていない状態で、出された課題をこなすことだけで精いっぱいでした。その先の医学部受験・医学部合格というところまで意識しきれてなかったと思います。それに合わせた学習計画が立てられてなかったですね。
定着・過去問演習に自主的に取り組めなかったところが敗因ですかね。
二浪目に突入するとき、予備校の選択があったと思いますが、一浪目のときと違って、どういうところで予備校を選びましたか?
一浪目で自分に足りなかったところを考えて、そこをうまく改善できる環境があるところを探そうと思いました。大手と医専予備校それぞれ見に行ったのですが、一年間の自分を見ていてくれた先生方がいるっていうところがレクサスでもう一度頑張ろうって決断する上で大きかったです。
確かに2年目のメリットとして、K君自身の性格や学力、弱点をこちらが既に把握しているので、学習計画を練りやすいというところがありましたね。最初からピンポイントで指導していけることは、2年間同じ予備校であったことがいい結果につながったと思います。
では、2年目の基礎学力テストの結果を見てみましょうか。
数学が200点満点中69点から120点に、英語が200点満点中73点から152点に、化学が25点から75点。3倍(笑)。生物は未履修で1年目はテストすら受けていないという状態から52点になりましたね。1年間で基礎学力はだいぶついたかな...という感じです。今この結果を見て、どう思いますか?
伸びはあったと思いますが、それでも全体的に低いですね。現役時代の勉強がゼロだったので、1年目は基礎学力を固めるのにかなり時間がかかったことが現れた結果だったと思います。
ここから2年目がスタートするわけですが、2年目はレクサスをどのように利用しようと考えましたか?何か、1年目とは違う利用の仕方はありましたか?
感覚的なものですけど、やっぱり1年レクサスにいたおかげで、この分野はこの先生に聞こうというのがあったので、先生の使い分けができました。勉強だけではなく、学習計画など先生たちが自分の学力を把握してくれていたので、うまく立ててくださったと思います。
具体的にどんなアドバイスがありましたか?
たとえば、化学は宇野先生から「K君はここの計算で間違える傾向があるから、こういうタイプの問題を一度解いてみるといいよ。」とアドバイスをいただきました。それを実際にやって持って行き、また確認してもらって、夜間指導中にどんどんブラッシュアップしていけました。各科目の先生から弱点を意識した課題を与えてもらえて、うまく利用できました。レクサスの夜間指導は、ただの質問対応だけにとどまらないのがすごいですよね。改めて振り返ってみて、とても贅沢な環境だなと思います。生徒一人ひとりの弱点まで把握してくださっている先生がいるのは、本当にありがたかったです。
レクサスの魅力を最大限に利用してくれましたね。
具体的にどんな風に先生を使い分けていたの?
化学は、宇野先生に知識を整理するのを手伝っていただいて、実戦的な問題を解く上でどういう順番で解いていくかということを整備してくれました。分野によっては新井先生にも質問に行って、他の視点からの捉え方や解き方を学びました。生物は、橋本先生にお世話になりました。生物は未履修で入塾したので、すべてを橋本先生に教えていただきました。
確かに一浪目はゼロ、二浪目は52点、秋の記述模試は偏差値64.3。順調に伸ばしていったね。
2年目のときは授業の先生が田中先生になったのもあって、考察問題など、違う視点で検討してみたい時は田中先生にも質問に行きました。授業でも見ていただいていたので、自分の欠点を改善することもできました。授業と夜間指導の繋がりが強かったです。
英語は偏らないように、意識していましたね。
英語だけでも先生がたくさんいらっしゃるじゃないですか。川島先生には本当に何から何までお世話になって、引野先生にもとても面倒を見ていただきました。高田先生も最初から...。特に英語はいろんな先生の考え方、捉え方があるので、たくさんの先生に質問することで知識や考え方が偏ることなく、英語力の向上につながったと思います。
数学は...「ミナサン、トテモスバラシイコウシジンニメグマレテ...(笑)。」
えー!?ここで?
だって、数学の先生を目の前にして言いづらいじゃないですか!照れくさいですよ(笑)。
でも、千島先生に怒られるなっていう質問は、優しい大谷先生の所に行っていました(笑)。
千島先生は厳しいからね(笑)。
なんだそれー!
先生方をうまく利用できたんだね。
先生がたくさんいらっしゃる環境だからこそ、それだけ考え方がある。いろんな視点から自分の欠点を見てもらえたのが良かったです。
レクサスは1日13時間完全拘束体制ですけど、つらかったですか?
ある一定の周期で気が狂いそうになりましたね(笑)。でもそういう状況でも、メンタル的な管理を先生がしてくださって、そうなりそうなときは先生が様子を見て色々話してくださったりしましたね。ストレスは確かにたまるけど、苦ではなかったです。
リフレッシュ方法はありましたか?
寮の食事と寮です。
ホントですか?
受付の人としゃべっているときはリフレッシュできました(笑)。ほんとにレクサスの受付のみなさんは優しいんですよ。プリントをお願いしたらコピーして全て用意してくれて、自分たちが集中して勉強できるようにサポートしてくれました。一つひとつコピーするのってホントに手間なんですよね。それを、全部かわりにやってくれる。事務的なサポートでストレスフリーになって、本当にありがたいんですよ。対応も丁寧で、もう最高(笑)。
1年目とは違う手応えを感じながら過ごしている部分もあったと思いますが、壁にぶち当たったりメンタル的にしんどかった時期はありましたか?
2年目の序盤です。ほかの2年目組の人たちは、自分より上のクラスにいたので、その時が一番辛かったです。でも、その時期が一番重要だと思っていたので、ここで周りの支えもあって逃げずに踏ん張れたのがよかったですね。伸びていけたのかなと。
2年目になると、自分はもう1年やったんだから基礎がついていると思い込んで、正直難しいことや応用に手を出したくなったりするんだよね。その基礎にまだまだ穴があったから結果が出なかったのに。そこで、一学期の基礎を固める期間をバカにせずに、どれだけしっかりこなせるかが合否を分けるところになる。これが、後々合格に結びつくんだよね。
周りの支えとは?
両親です。実際入試が始まってからは心配事がないように、事務的なサポートもしてくれましたね。センターの願書などサポートしてくれて、学習に集中できる環境を作ってくれて感謝しています。レクサスでも先生も受付の人も気にかけてくれて。だから、大きく落ち込んだりしないで済んだんだと思います。 あと、ハビテ(学生寮)の寮監のおばちゃんたちですね。食事も、お風呂も、トイレの掃除もしてくれて...。自分が体調を崩したときにおかゆを作ってくれたこともあって、感謝しています。
実力テストの成績は、平均点は切らない感じで...。全体的に安定した感じではあったね。
K君といえば、計算ミスなど単純なミスが本当に多くて大変だったと思いますけど、どうやって克服していったんですか?
二浪目の最初、千島先生に言われて、自分がどういうミスをしたかを書き出していましたね。それをやるようになって、試験中解いている最中に「あ、ここだよな。」って思うようになって、意識できるようになりました。あと授業中に先生が「こういうところ、よく間違うんだよね。」っておっしゃるところがあって、それを覚えていたら試験中に脳内で再生されてミスが減りましたね。
勉強を進めていくうえで、特に苦労した科目はありますか?
現役時に物理を選択していて、一浪目で生物選択に変更したので、生物が本当に何もないゼロからの状態だったので苦労しましたね。生物って、最低限の知識がないと文章も読めないから最初の方はきつかったです。でも、最初は小鹿先生が丁寧に教えてくださって、橋本先生も見てくださっていたので、乗り越えられました。最初は生物でしたけど、最終的に苦労したのは数学ですね。試験で解いても点数に繋がらないし「できた!」っていう感覚になれたことがなかったので、しんどかったですね...しんどかった。最後まで不完全でした。
ほかの科目は自信を持って受験に臨めました?
はい。特に理科は。
数学は一浪目でFクラス。二浪目でAクラス。多少なりとも内容が変わってやってきたわけですが、振り返ってみてこういうところが足りなかったなっていうところはありますか?
自分でテキストの復習を3~4周一気にやって数か月後には触らなくなったりしていたので、そこがよくなかったなと思います。
でも、僕がK君を見ていて感じていたのは、11~12月に明らかに出来が変わったんだよね。自分では気付いていないと思うけど、過去問演習をやっていて解ける問題は徹底的に点を取るということができるようになってきたと思っていたよ。
この2年間、してもらってよかったなってことはありますか?
ありすぎますよ。先生との距離が近かったから、いろんなところで管理してもらえました。面倒見がよかった。橋本先生が担任で良かったです。
俺は何もしてないよー(笑)。
橋本先生は担任で一緒に学習計画を立てて、それを一週間ごとにどんな進行状況かを確認して、模試を受けたあとはとことん分析して「ここは欠点だよ」って、それに合った改善策を考えてくださったりして、頭が上がりません。ほかの先生にも、ほんとに手厚く見ていただきました。
K君は愛されいじられキャラだからね(笑)。でもそれはK君自身が頑張っていたから、こちらも何としてでも合格させたい!って思ってたんだよ。
合格したって報告も、受付に第一に掛けて、僕らに直接連絡してくれないし(笑)。本当にレクサスの受付と仲良かったよね。
今年初めて一次合格が出たのは愛知だよね。どうだった?
純粋に嬉しいっていうのもあったし、愛知の合格が出るまで、北里、岩手や昭和の試験でメンタルがズタボロにやられていて。愛知の発表を知ったのも金沢の受験中の数学が終わった後で、トイレで頭抱えてたんですよ。そしたら受かってたって連絡があって。そこから精神的に受験がやりやすくなりましたね。「あ、受かるものなんだな。一次合格あるんだ」って。ほっとしましたね。両親も喜んでいました。特に愛知はしょっぱなの入試だったので、受験者数も多かったし、自信にも繋がったなと思います。愛知の一次合格で空気が変わりましたね。
最終的に埼玉の合格の連絡が来たときはどうでしたか?
とりあえず安心しました。今の心境は、これで受験が終わるのが悔しいです。やれるならもっと高みを目指し...。
はい、またレクサスに入学決定!(笑)。
受験は一瞬で通過していってくれたらいいんですよ。合格の知らせは誰から?
父から連絡がきて。そして母に連絡して。そして、レクサスに連絡して。そのあと、先生に直接...。
K君に聞く前に他の生徒から聞いて、「え?」って。電話したら「今遊んでますー!」って。それで、よかったよかったと。
将来はどういう医師になりたいですか?
整形外科に興味があります。高校時代にケガをして整形外科にお世話になったんですけど、その時の医師の方やリハビリのトレーナーの方が親身になって支えてくださったので、自分も患者さんを精神的にも支えられるような医師になりたいです。
これから医学部を目指す人たちにメッセージをお願いします。
レクサスの先生たちの言っていることやカリキュラムを全力でやる、それを徹底することが一番大事だと思います。きついけど、やれば必ず結果に結びつくので自分に厳しく、律して学習を進めていってくれれば結果がでると思います。
大学に行ったら今よりも勉強が大変になると思いますが、頑張って楽しい大学生活を送ってください。
本当に合格が決まってくれて、よかったです。連絡が遅いんで本当に心配していたんだよ!
合格してから、落ちついて振り返ってみて、本当にいろんな人に心配してもらって、支えてもらっていたんだなってことが、分かりました。
今日はありがとうございました!