金沢医科大学医学部
合格者インタビュー
Aさん:レクサスの課題をやることだけ考えていました。
Yさん:いろんな可能性を試してください。
Yさん・Aさん
2019年 金沢医科大学医学部 推薦合格
【インタビュアー】
高橋(英語)、高田(英語)
沼山(電話参加)
合格おめでとうございます。
ありがとうございます。
最初は小テストに合格することが目標だったよね。
はい、そうです。
成長したもんだよ。
小テストは、最初の週から全部落ちましたからね。
沼山先生が、まず小テストに合格しろって言ってたよね。
(成績表を見ながら)化学が平均47.8点なのに19点(笑)。
二人とも化学は苦労したよね。英語も苦手なのは一緒だったけど、性格は全く反対だったね。
僕たち1年目は二人ともFクラス(基礎クラス)でしたね。
レクサスを知ったきっかけやレクサスに入学を決めた理由を教えて下さい。
いろんな医学部専門予備校を回ってみたのですが、厳しいところがいいと思っていたのでレクサスに決めました。
現役時の12月に某予備校の対策授業を受けましたが、現役での合格は諦めていたので、今のうちに予備校を探しておこうと思っていたんです。その時に沼山先生と面接をさせていただいて、浪人したらここにしようとその時点で決めていました。
お二人は1年半レクサスにいましたが、まず、1年目のことを教えていただけますか?
やはりレクサスは厳しかったですか?
最初の方は、確かに厳しいなと感じていました。小テストの結果とか全部貼りだされるんです。それで、点数が悪いと沼山先生に呼び出されるんですが、決まって自分からなんです。それが恥ずかしくて、なんとかしようと思って、それがモチベーションだったんです。でも、夏が終わった頃から慣れてきて、それが良くなかったんですよね。
僕は、現役の時は本当に勉強していなくて、浪人してからも本気ではなかったというか...。これくらいやっておけばいいだろうって、自分で設定していました。その調子でやっていたら周りからどんどんおいてかれるのがわかって...。でも、その後必死で頑張ったんですけど、うまく成績が上がらなかった、という感じです。
辛かったことはありましたか?
課題とかは質問してなんとかなりましたが、小テストの勉強が辛かったですね。
医師になろうと思ったのはいつごろからですか?
これという理由はないんですが、単純に憧れからです。
中学生の時からです。自分が帝王切開で産まれたというのを親から聞いて、産まれてからも体重が足りなかったんだそうです。それで、お医者さんにすごくお世話になったそうで、自分も医者を目指してみようかなと思ったんです。
Aくんは、お父さんがお医者さんですよね。
はい、その影響はあったかもしれません。
<高田先生到着>
この度は合格おめでとうございます。こんなにうれしいことはありません。
AOを受けた時の手ごたえはどうでしたか?
数学はすごい自信がありました。ただ、英語が分からないところがあって。でも、苦手だった化学がよくできたので、それが良かったと思います。
僕は面接とペーパーが一緒の日だったんですが、面接で失敗したと思っていたので、終わった直後は正直ダメだろうなと思っていました。ペーパーの方は、A君と重なるのですが、数学は結構解けて、苦手な化学もわりと簡単な問題だったので足を引っ張らない程度に解けました。ただ英語が難しかったです。
今度は1年目の受験の話を聞かせてください。1年目はテストを受けた後の手ごたえはどうでしたか?
ちゃんと答えられたのは、生物だけでしたね。数学も最初の方しか答えられなかったし、英語もあまりできませんでした。
僕は去年から数学は得意だと思いながら勉強してきたんですが、最初に受けた岩手の数学で、得意なはずの数学が全然出来なかったので、そこで心が折れました。初日がそんな感じだったので今年はダメかなと思いました。初日、どこを受けるかというのは慎重に決めた方がいいと思います。また、初日がダメでもそれに負けないメンタルの強さは鍛えておいた方がいいですね。
お二人は1年目はうまくいかず、レクサスで2年目を迎えることになりましたが、2年目もレクサスでやろうと思ったきっかけは何でしたか?
全ての受験が終わった後に、千島先生と橋本先生に「レクサスに2年いたら、絶対合格させるよ」と言われ、ついていこうと思いました。
僕は最後まで迷っていました。理由は、レクサスでFクラスのままだと合格は無理かなと思っていて、Aクラスにも上がる自信がなかったんです。それでいろんな予備校を回ったのですが、やはり自分にはレクサスが合っていると思って、最終的にはレクサスを選びました。
僕は2年目もFクラスのままでしたが、合格できました。後輩たちの励ましにもなると思います。
Aクラスに上がれなくても頑張れた理由は何ですか?
同じFクラスでも、去年の自分とは違うなと感じていました。諦めが悪いというか、諦めるのが嫌いなんです。
2年目になって、挫折したり、さぼりたいと思ったことはありますか?
あります。夏頃だったと思いますが、小テストの結果が悪くなって、高橋先生と高田先生に厳しく叱られました。それで初心に返って頑張ろうと思いました。
Yさんはこつこつ頑張れましたか?
マーク模試の結果が返ってきた時、成績が悪かったので今年もダメかなと落ち込んだりもしました。でも、もう1年浪人するのは耐えられないな、浪人から逃げたい、というのをモチベーションにして頑張りました。
二人は本当に対照的で、Yくんに対しては「自信持ちなよ」というのが常で、Aくんに対しては「もっとちゃんとやろうよ」という感じで、正反対なアドバイスをしていました。でも、二人とも期待に応えてくれて本当に良かったです。
当日は緊張しましたか?
面接はかなり緊張しましたね。ペーパーはそうでもなかったです。
僕もだいたい同じですが、ペーパーが終わって昼休みを挟んで面接まで3時間ほど待たされました。その間ずっと緊張しっぱなしで、熟語帳とか持っていったんですが全然頭に入らなくて...。いざ面接という時には疲れきっていて、それが辛かったですね。
<沼山先生と電話が繋がる>
沼山先生、どうぞお話下さい。
Aくん、よかったね、よく寝てたからね(笑)。でも、1年ちゃんとやれば合格できるんだよ。実は1年目の受験が終わった時に、お父さんが「息子がもう1年やりたいと言ったらやらせたい」とおっしゃっていたんだよ。
金沢の英語はどうだった、できた?
いや、難しかったです。これで合ってるのかなという感じでしたね。
それでも、合格できたんだからすごいよ。Yくんも良かったね、物理はできた?
物理は相変わらず出来ませんでした。
それでも合格できるんだよ。Yくんのお母さんは「本人は真面目にやってるんだけど、なかなか成績が伸びなくて、それが心配です」とおっしゃっていたよ。
Yくんは沼山先生と面談をして、その時にレクサスに決めたと言ってますが、先生はどんな話をされたんですか?
よくは覚えてないけど、おそらく難しい問題を出来るようにするよりは、皆が出来るような問題をちゃんと出来るようにすれば合格できるよ、と言ったんじゃないかな。
そんな感じの話だったと思います。
今度、お祝いに食事にでも行こうね。
ぜひ、お願いします。ありがとうございました。
お二人は2年目の時、0学期特訓を受けましたよね?
はい。英語は分野別の講座だったので、とても参考になりました。数学は忘れないために継続していくという点で有効だったと思います。理科はありませんでしたが、自分としては理科はなくても良かったです。むしろあったら大変だったろうなと思っています。英語と数学だけで良かったです。
僕は途中からの参加でしたが、2年目はAコースに上がることが目標だったので、理科はあった方が良かったと思っています。
来年からは英語・数学だけではなく、理科も0学期を行います。
レクサスのシステムについていろいろ聞きたいのですが、今年から始まった「朝特訓」はどうでしたか?朝8:15スタートというのはきつくなかったですか?
しんどかったです。
効果はあったと思いますが、小テストがある日にも朝特訓をやるというのは避けてほしかったですね(笑)。小テストの勉強を優先したかったです。
夜間指導はどうでしたか?Yくんは質問するのが苦手と言っていましたが、克服できましたか?
中々克服できませんでした。でも、自分に合う先生を選んで行きました。数学は村松先生、物理は阪上先生とか。
僕も質問に行く先生は決まっていましたね。数学は千島先生と橋本先生、英語は基本的に高田先生でした。
「まるごと相談会」や「セミナー」のイベントは役に立ちましたか?
役に立ちました。特に個別ブースで話が聞けるというのが良かったです。実は「まるごと」の際に1対1で話した方が、実際の入試の際にもいらして、とてもリラックスして受験することができました。
「合格読本」はどうでしたか?
読み込みました。願書を書くときにも利用しました。
お二人とも寮生活でしたが、ご両親にしてもらって良かったことがあったら教えて下さい。
模試の結果が悪かったときとか、親が見たら怒るだろうなと思いつつ、そんな親の顔を見なくて済んだことですかね(笑)。
1年目は小テストの結果が送られた後、必ず親から電話があったんです。「なんで、もっと点数が取れないの」と。毎週毎週電話が掛かってきたので辛かったです。それで親に「電話掛けてこないで」と言ったんです。そしたら、親も察してくれて、その後は適度に間隔を置いて電話がくるようになりました。
では、最後に後輩へのメッセージをお願いします。
気持ちの切り替えが大事だと思っていたので、日曜日はリラックスする日と決めて、基本的に寝てました。でも、日曜日以外はしっかりレクサスの課題をこなす。レクサスの課題をこなすことで実力は付くと考えて、それだけをやっていました。繰り返しますが、僕は諦めるのが嫌いなんです。
僕はまさかAO入試で合格できるとは思ってもいませんでした。1年目はそんなことを考えたこともありませんでした。後輩の皆さんに伝えたいのは、いろんな可能性を試してみるのがいいんじゃないか、ということです。自分もそんな可能性を試して合格できたんですから。
今日は長い時間ありがとうございました。大学生活をエンジョイして下さい!
ありがとうございました!