昭和大学医学部卒
先輩医師インタビュー

「先生が担当でよかった」の一言で頑張れます。

昭和大学医学部卒先輩医師インタビュー 島田 麻美さん
自治医科大学附属病院勤務
(インタビュー当時)

―大学を卒業して何年目でしたっけ?

3年目です。早いです。レクサスに初めて行ってから、もう10年近く...。

―この病院を研修先に選んだのは?

同級生が見学に行くっていうんで、「いっしょに行く」って言って。そしたら、雰囲気も良さそうだし、周りにはなんにもないけど2年間勉強するにはいいかな、って。

―研修医の制度について教えてください。

昔は大学卒業と同時に、すぐ入局出来たんですけど、ローテーションの研修が必修になったんです。これが、初期研修。私が今やっているのは、後期研修といって必修ではないんですけど、外科にいく人は専門医認定をとるためにある程度の症例をとる必要があるので、もっと研修が必要なんです。

―外科といっても、いろいろありますよね。

消化器外科、心臓外科、呼吸器外科とか、どこもなり手が少なくて、足りないです。

―いろいろな科をまわる方がいいんですかね。

微妙ですね。何でも診られるようになるというのはいいところですが、逆に器用貧乏になる危険もあるし。3ヶ月ずつぐらいじゃ、多少わかるっていう程度なんで。行きたくない科では「お客さん」になったりもするし。いい面は、院内でコネクションが出来るので、狭く凝り固まらなくなることですかね。

―それにしても忙しそうですね。

忙しいんですが、嫌ではないですね。ただ、本気で忙しいですけど。 家はすぐ近くなんですが、半分CCU※に住んでるようなものですね。「女の子は(CCUの)ソファーで寝ちゃいかん」なんて言われたりしてます。たまに他のレジデントが寝てたりすると、「とられた...(笑)。」 (注※CCU:Coronary Care Unitの略。「冠状動脈疾患管理室」)

―休みはとれない?

この間、友だちの結婚式があるので、どうしても休まなきゃいけなくって、休みをひねり出すために、その前の日と次の日が徹夜になっちゃいました(笑)。患者さんにも、「先生、結婚しないの?」なんて言われたりしますが、「そんなヒマない(笑)。」

―人が足りない?

足りないです。

―さて、あんまり時間を取らせちゃ申し訳ないので、あとひとつ、医学部を目指す諸君へ一言、お願いします。

う~ん、夢のある台詞を言ったほうがいいですよね(笑)。まずは...遊ぶなら学生のうち。医者になったら遊べない。ほんとに遊べません。朝6時半に来て、帰るのは24時過ぎですから。国試の勉強なんか、屁でもないよ。ハナクソみたいなもんだって感じですね。しかも、人の命がかかっている。自分が手を抜けば、人が死ぬ...やりがいのある職業はいろいろあるけど、違いはそこですね。

―パワフルに頑張ってますよね。

患者さんの言葉がないと、やっていけません。「先生から元気をもらってる」とか、「おかげですごく楽になった」とか、「担当が先生でよかった」とか。前の科にいたときの患者さんの奥さんが、売店で会ったとき「主人が先生に会いたがってます」って言ってくれたり。目標は、「この人が担当でよかった」と思われるような仕事をすること、ですね。

―ありがとうございました。頑張ってください。

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