2026年度 弘前大学医学部入試対策|共通テストの配点・ボーダー・足切り基準を徹底解説
弘前大学医学部(医学科)の入試において、共通テストの得点は合否を分ける極めて重要な要素です。特に2026年度入試からは、第一段階選抜(足切り)の基準が厳格化されるなど、受験生にとって見逃せない変更点があります。本記事では、最新の配点データや合格実績をもとにした戦略について解説します。
1. 共通テストの配点:理科重視の1050点満点
弘前大学医学部(前期)の配点は、共通テストが 1050点、個別学力検査(二次試験)が 900点 の合計1950点満点です。共通テストの比率は約54%と高く、ここでの得点が最終合否に直結します。
科目別配点一覧(2026年度)
最大の特徴は、理科の配点が300点(他教科の1.5倍)に設定されている点です。
| 教科 | 科目 | 配点 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 国語 | 国語 | 200点 | 近代以降の文章、古典 |
| 数学 | 数I・A、数II・B・C | 200点 | 各100点 |
| 理科 | 物・化・生から2科目 | 300点 | 各150点(傾斜配点あり) |
| 外国語 | 英語 | 200点 | R:100点、L:100点の1:1配分 |
| 地歴公民 | 世探、日探、地理探、公・倫などから1 | 100点 | 第1解答科目を採用 |
| 情報 | 情報I | 50点 | 2025年度より追加 |
| 合計 | - | 1050点 |
【戦略ポイント】
- 理科で稼ぐ: 理科は素点の1.5倍換算されます。理科での1点のミスは1.5点の失点となるため、理科の完成度が合否の鍵を握ります。
- 英語リスニング: リーディングとリスニングの比率は1:1です。リスニングの配点比率が高いため、十分な対策が必要です。
- 情報I: 配点は50点ですが、1点を争う医学部入試では疎かにできません。
2. ボーダーラインと合格者平均点
2025年度入試の実績データを見ると、合格者の共通テスト得点率は78%〜79%程度が目安となっています。
2025年度入試結果(前期日程)
| 区分 | 共通テスト合格者平均点 | 得点率 | 総合合格最低点(率) |
|---|---|---|---|
| 一般枠 | 785.9点 / 1050点 | 78.6% | 1418点 (72.7%) |
| 青森県定着枠 | 774.0点 / 1050点 | 77.4% | 1409点 (72.3%) |
ボーダーラインの目安
大手予備校のデータによると、合否が五分五分となるボーダーラインは80%〜83%付近で推移しています。
- 2025年度ボーダー: 約81%〜83%
- 2026年度予想: 難関大のボーダー上昇傾向を踏まえ、82%〜84%を目標にするのが安全圏と言えます。
2025年度から二次試験が「総合問題」から「数学・英語」の学科試験に変更されたことで、他大学との併願がしやすくなり、高得点層の流入によりボーダーが高止まりする傾向にあります。
3. 足切り(第一段階選抜)の基準:2026年度から厳格化
最も注意すべき変更点が、第一段階選抜(足切り)の実施基準です。
2026年度からの変更点
これまで「募集人員の約8倍」だった予告倍率が、2026年度入試より「約6倍」に引き下げられます。
- 従来(~2025): 倍率8倍を超えた場合に実施
- 今後(2026~): 倍率 6倍 を超えた場合に実施
足切りの実施状況とリスク
2025年度入試では、以下の通り実際に足切りが行われました。
- 一般枠: 志願倍率 9.2倍 → 足切り実施(59名が不合格)
- 青森県定着枠: 志願倍率 8.1倍 → 足切り実施
予告倍率が「6倍」に厳格化されることで、これまでなら受験できていた層が足切りされるリスクが非常に高まります。共通テストで失敗した場合、二次試験での挽回を狙う以前に、出願すらできなくなる可能性があるため、志願倍率の動向を注視する必要があります。
まとめ:2026年度入試に向けた対策
弘前大学医学部医学科を志望する場合、以下の3点を意識した戦略が必要です。
- 理科・英語の徹底強化: 配点の高い理科(1.5倍)とリスニング(1:1)で高得点を確保し、共通テスト全体で 82%以上 を目指す。
- 足切り回避: 倍率6倍という厳しい新基準に対応するため、共通テストでの取りこぼしを防ぐ(特に配点は低いが差がつきやすい「情報I」なども確実に)。
- 情報収集: 出願期間中は倍率の推移を頻繁にチェックし、6倍を超えそうな場合は自身の点数と相談して慎重に判断する。
共通テストの配点比率は依然として高いため、まずは共通テスト対策を万全にすることが合格への最短ルートとなります。