旭川医科大学医学部 2026年度共通テストの配点・ボーダー・足切り徹底解説
旭川医科大学医学部医学科の入試は「共通テスト重視」の配点比率が特徴です。2026年度入試に向けた、最新の配点データや合格目標点、そして注意すべき足切りの仕組みについて詳しく解説します。
1. 共通テストの配点(2026年度 前期日程)
旭川医科大学は合否判定において共通テストの比重が高く、570点満点の設定となっています。最大の特徴は、理科の配点が他教科の2倍に設定されている点です。一方で、新たに導入された「情報」の配点は低く抑えられています。
| 教科 | 科目詳細 | 配点 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 国語 | 国語 | 100点 | |
| 数学 | 数I・A、数II・B・C | 100点 | 2科目合計(各50点換算) |
| 理科 | 物・化・生から2科目 | 200点 | 重要:配点比率が高い(各100点) |
| 英語 | 英語(R/L) | 100点 | R50点+L50点 |
| 地歴公民 | 1科目選択 | 50点 | 第1解答科目を採用 |
| 情報 | 情報I | 20点 | 圧縮配点 |
| 合計 | 570点 |
試験配点の比率と戦略
- 二次試験との比率: 共通テスト570点に対して二次試験は350点(数学150・英語150・面接50)であり、共通テストが全体の約62%を占めます。
- 受験戦略: 二次試験に理科が課されないため、理科が得意な受験生は共通テストで高得点を稼ぎ、逃げ切る戦略が非常に有効です。
2. ボーダーラインと合格目標点
2026年度入試における合格の目安となるボーダーライン(合格可能性50%ライン)の予測は以下の通りです。
- 共通テスト目標得点率:79%〜82%
- 大手予備校のデータによると、ボーダー得点率は79%(河合塾・メディカルラボ予想)から83%(ベネッセ・駿台データ)程度と予測されています。
- 後期日程の廃止に伴い、前期日程への志願者集中が予想されるため、実質的な安全圏は82%以上と見積もる分析もあります。
2025年度入試結果(参考)
昨年度の実績値は、受験生にとって重要な指標となります。
- 合格者平均点: 451.8点 / 570点(得点率 79.3%)
- 合格最低点: 405.1点 / 570点(得点率 71.1%)
合格者の平均得点率は例年約8割で安定しており、共通テストでの失点は合否に直結しやすい傾向があります。
3. 足切り(第一段階選抜)のラインと注意点
旭川医科大学では、志願者が一定倍率を超えた場合に「第一段階選抜(足切り)」を実施します。ここで最も注意すべきは、足切り判定用の配点が合否判定用とは大きく異なる点です。
(1) 足切りの実施条件
- 倍率基準: 募集人員(48名)の約4倍(約192名)を超えた場合に実施されます。
- 過去の状況: 2024年度は5.6倍に達し、24名の不合格者が出ました。2025年度は3.7倍だったため実施されませんでしたが、2026年度は後期日程廃止の影響で実施リスクが高まっています。
(2) 足切り判定用の配点(1000点満点)
足切り判定では、最終的な合否判定(570点満点)とは異なり、「情報」や「地歴公民」の比重が非常に大きくなります。
| 教科 | 足切り判定用配点 | 合否判定用との違い |
|---|---|---|
| 国語 | 200点 | 配点増 |
| 数学 | 200点 | 配点増 |
| 理科 | 200点 | そのまま |
| 英語 | 200点 | 配点増 |
| 地歴公民 | 100点 | 比重増(合否判定では50点) |
| 情報 | 100点 | 大幅増(合否判定では20点) |
| 合計 | 1000点 |
【情報の重要性】
合否判定では全体の約3.5%(20点)しかない「情報」が、足切り判定では全体の10%(100点)を占めます。情報を軽視して対策を怠ると、二次試験に進む前に不合格となるリスクがあるため注意が必要です。
まとめ:2026年度入試の対策
- 理科で高得点を確保: 最終合否において配点が2倍となる理科は、失敗が許されない最重要科目です。
- 情報・社会を軽視しない: 1000点満点基準の足切りを突破するため、これらの科目でも標準的な得点を確保する必要があります。
- 共通テスト8割を目指す: 合格者平均が約80%であるため、8割以上の得点が合格への前提条件となります。
※ 正確な入試情報については、必ず大学発行の募集要項をご確認ください。