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2026年度 医学部入試まで、

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鹿児島大学医学部 2026入試対策ガイド:配点・ボーダー・足切りの最新動向

2025年度より新課程入試となり、共通テストの満点が 925点 に変更されました。共通テストと二次試験の比率はほぼ「1:1」という特徴があります。本記事では、2026年度入試に向けた最新の配点構造、独自の英語加点システム、そして注意すべき「足切り」の動向について解説します。

1. 共通テスト・二次試験の配点構造

鹿児島大学医学部の大きな特徴は、共通テストと二次試験の配点が拮抗している点と、理科の配点比重の高さです。

配点一覧(前期日程)

試験区分 教科 配点 備考
共通テスト 国語 200
数学 200 数IA(100)・数IIBC(100)
理科 200 2科目(各100)
社会 100 1科目
英語 200 R:150 / L:50(独自の換算あり)
情報 25 新設
小計 925
二次試験 数学 200 数IIIを含む
英語 200
理科 400 配点が2倍(重要)
面接 120 点数化される
小計 920
合計 1845

【重要】鹿児島大独自の「英語得点調整システム」

鹿児島大学医学部には、英語の得点に関して非常にユニークな救済・優遇措置があります。

  • 80%以上で満点扱い(みなし満点)
    共通テストのリーディング、リスニングそれぞれの素点が 80%以上 の場合、その科目は 満点 として扱われます。
  • 80%未満でも加点あり
    80%未満の場合、素点にその 25%を加点 します(例:素点70点 → 換算後87.5点)。
  • 外部検定利用
    英検準1級以上などを取得している場合、共通テストの点数に関わらず満点換算される制度もあります。

戦略ポイント:この制度により、英語が得意な層の差がつきにくくなる一方、多少のミスが許容されます。勝負は配点の高い二次試験の「理科(400点)」で決まる傾向にあります。

2. 共通テストのボーダーライン推移

大手予備校のデータによると、前期日程のボーダーライン(合格可能性50%ライン)は 82%〜83% 付近で推移しています。

試験区分 ボーダー得点率 備考
前期日程 82% 〜 83% 前述の英語加点システムにより、見かけ上のボーダーが高くなりやすい点に注意が必要です。
後期日程 86% 〜 89% 定員が少なく、共通テスト比重が高いため、全国的にも高水準となります。

3. 足切り(第一段階選抜)のラインと実施状況

鹿児島大学医学部では、志願倍率が一定を超えた場合に第一段階選抜(足切り)を実施します。特に2025年度は前期日程で5年ぶりに足切りが発動され、大きな話題となりました。

前期日程の足切り動向(2025年度実績)

  • 実施基準:募集人員の 約5倍
  • 志願倍率:6.4倍(志願者440名)
  • 実施状況:実施(不合格者 95名)
  • 足切りライン(目安):約70%(648点)前後

注意点:2020〜2024年度は倍率が低かったため実施されませんでしたが、2025年度は志願者が急増しました。2026年度以降も「足切りはあるもの」と考えて準備する必要があります。

後期日程に関しては、例年 78%前後 という非常に高いラインで設定されます。

4. 合格最低点・平均点(2025年度 前期)

2025年度(新課程・1845点満点)の入試結果は以下の通りです。合格するには、共通テストと二次試験を合わせて総合で 約80% の得点が必要です。

項目 得点 得点率
合格最低点 1460.5点 79.2%
合格者平均点 1507.9点 81.7%
合格最高点 1621.25点 87.9%

まとめ:2026年度入試に向けて

  1. 共通テスト対策
    新設された「情報I」を含め、925点満点で 83%以上 を目標にするのが安全圏です。英語は80%を超えれば満点扱いになるため、戦略的に活用してください。
  2. 足切りへの警戒
    2025年度に前期で大規模な足切りが行われたため、共通テストで70%を下回ると出願自体がリスクとなります。リサーチ判定を慎重に確認する必要があります。
  3. 理科の強化
    二次試験では理科の配点が400点と非常に高く、合否を分ける最大の要因です。標準的な問題を素早く正確に解く力が求められます。
※本記事の情報は2025年時点の公開データに基づいています。最新の募集要項は必ず大学公式サイトでご確認ください。