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三重大学医学部 2026年度 二次試験(個別学力検査)徹底攻略:傾向と対策

三重大学医学部の二次試験は、標準的な良問が多く出題される一方で、合格には高い得点率が求められます。2025年度以降の新課程対応も含め、合格ラインや科目別の傾向と対策を解説します。

1. 二次試験の概要と合格ライン

2025年度より共通テストの配点等が変更されており、二次試験重視の傾向が続いています。

配点比率
  • 共通テスト:650点
  • 二次試験:700点(約52%)
合格目標ライン
  • 総合得点率:79% 〜 80%程度

配点の内訳

教科 配点 備考
数学 200点 数I, II, III, A, B, C
理科 200点 物理・化学・生物から2科目
英語 200点
面接 100点 点数化されます

共通テスト失敗時の逆転難度

難度:やや高い(大きなミスは許されない)

二次試験の配点が大きいため計算上は逆転可能に見えますが、出題される問題が「標準レベル」中心であるため、上位層は総じて高得点を取ります。差がつきにくく、共通テストでの大きな失点を二次試験の「爆発的な高得点」で挽回するのは困難です。

ただし、共通テストのボーダー付近(78%〜80%程度)であれば、二次試験の記述力次第で十分に勝負になります。

2. 科目別の傾向と対策

【英語】標準レベルだが時間はタイト

  • 難易度:標準
  • 形式:試験時間80分。大問3題(すべて長文読解)。
  • 傾向:医療、自然科学、教育、文化などをテーマにした長文が出題されます。設問は下線部和訳、内容説明(日本語記述)、空所補充が中心です。特徴的なのは、長文の中に「和文英訳」や「語句整序(並べ替え)」が含まれる点で、読解力に加え正確な文法知識と発信力(ライティング)が問われます。
  • 対策:80分で長文3題を処理する必要があり、記述量も多いため、速読即解が求められます(1題あたり25分ペース)。標準的な国公立レベルの長文問題集(『CanPass』や『やっておきたい英語長文700』など)で演習し、7割〜8割の得点を目指しましょう。

【数学】新課程範囲に注意(数B・数C)

  • 難易度:標準〜やや難
  • 形式:試験時間120分。大問3題。
  • 新課程の傾向:「数学I・II・III・A・B・C」が範囲です。特に「微積分(数III)」「ベクトル(数C)」「複素数平面(数C)」が頻出です。また、新課程入試では「統計的な推測(数B)」も出題範囲に含まれており、データの分析や検定に関する問題への対策も必要です。
  • 対策:1題あたり40分使えるため、比較的余裕があります。『青チャート』や『基礎問題精講』などの標準解法を完璧にし、計算ミスをなくすことが最優先です。完答を狙いましょう。

【理科】2科目選択(150分)

形式は2科目で150分(1科目あたり75分)です。得意科目を手早く片付け、もう一方に時間を割く戦略が可能です。

物理(標準)

力学、電磁気は必出で、残りは波動・熱力学・原子から出題されます。設定は典型的で難問は少ないため、高得点(8割以上)が狙いやすい科目です。

化学(標準)

理論、無機、有機、高分子から幅広く出題されます。有機の構造決定や理論の計算問題など、オーソドックスな良問が多いです。分量はやや多めですが、標準問題を迅速に解く力があれば時間は足ります。

生物(標準〜やや難)

知識問題に加え、論述問題(数十字〜100字程度)や実験考察問題が多く出題されます。体内環境、遺伝、生態などが頻出です。記述対策が必須となります。

3. 面接・小論文の対策

【面接】前期日程

  • 配点:100点(点数化)
  • 形式:個人面接(面接官2人:受験生1人)、約10分。
  • 雰囲気:和やかで、圧迫感は少ない傾向。

頻出質問:

  • 医師志望理由・本学志望理由(「なぜ地域医療か」「なぜ三重大学か」は必須)。
  • 地域医療への関心(三重県の医療事情、将来三重県に残る意思があるかなど)。
  • 高校生活、長所・短所、調査書の深掘り。

対策:アドミッション・ポリシーを熟読し、三重大学が掲げる「地域医療」や「MMI(多職種連携)」への理解を示せるように準備しましょう。

【小論文】後期日程のみ

※前期日程では小論文は課されません。

  • 形式:120分。英文読解型の小論文。
  • 内容:長めの英文課題文(科学、医療、社会問題など)を読み、日本語での要約や、内容に関する設問に答える形式です。英語力と論理的思考力の両方が問われます。

まとめ:合格への戦略

合格の王道戦略
共通テストでしっかり得点し、二次試験の標準問題を取りこぼさない

三重大学医学部の入試は、特に数学と理科での高得点勝負になりやすい特徴があります。難問に手を出すよりも、標準問題集を「どのページを開いても即答できる」レベルまで仕上げる学習が最短ルートです。また、面接点(100点)も合否に直結するため、地域医療への熱意を語れるよう準備しておきましょう。

※本記事のデータは2025年時点の公開情報に基づいています。最終的な出願にあたっては、必ず大学公式の「学生募集要項」をご確認ください。