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2026年度 医学部入試まで、

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大阪公立大学医学部 2026共通テスト・入試対策ガイド

大阪公立大学医学部は、旧帝大医学部に次ぐ難易度を誇り、極めて高いレベルの学力争いとなります。2025年度入試からの変更点を含め、2026年度以降の受験生が知っておくべき配点、ボーダーライン、そして厳格化された足切り基準について詳しく解説します。

1. 入試配点の詳細(共通テスト・二次試験)

大阪公立大学医学部は、2025年度以降、配点が変更され、共通テスト「675点」+二次試験「900点」=合計「1575点」満点となりました。

共通テストの配点(675点満点)

共通テストの比率は約43%です。数学と理科の配点比重が高く、基礎学力の完成度が求められます。また、新教科「情報」が追加されています。

教科 科目詳細 配点(換算後) 備考
国語 現代文・古文・漢文 100点 200点を100点に圧縮
数学 数ⅠA、数ⅡBC 200点 200点をそのまま利用
理科 物理、化学、生物から2科目 200点 200点をそのまま利用
外国語 英語(R+L) 100点 R150点+L50点=200点を100点に圧縮
地歴公民 1科目選択 50点 100点を50点に圧縮
情報 情報Ⅰ 25点 50点を25点に圧縮
合計 675点

二次試験(個別学力検査)の配点(900点満点)

重要変更点:
2025年度より 英語の配点が200点から300点に増点 され、英・数・理が均等配点となりました。これにより、英語の重要性が飛躍的に高まっています。
教科 科目詳細 配点 備考
数学 数Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B・C 300点
理科 物・化・生から2科目 300点
英語 コミュ英Ⅰ~Ⅲ・論理表現Ⅰ~Ⅲ 300点 重要:配点増加
面接 個別または集団 - 点数化されず総合判定資料等の扱い(要項上は合計点に含まれない)※
合計 900点

※面接について:募集要項の配点表には点数が記載されていませんが、アドミッション・ポリシーに基づき適性を判断し、学力試験の成績にかかわらず不合格となる場合があります。

2. 共通テストのボーダーラインと目標得点率

大阪公立大学医学部は、共通テストでの失敗が致命傷になりかねないハイレベルな戦いです。

最新のボーダーライン推移

大手予備校のデータによると、合格可能性50〜60%ライン(ボーダー)は87%〜90%という極めて高い水準で推移しています。

  • 2025年度(予測・実績) : 87% ~ 90%
  • 2024年度 : 86%
  • 2023年度 : 86%

新課程入試となった2025年度においても、87%(約587点/675点)程度がボーダーとされており、合格を確実にするためには90%(約608点)を目指す必要があります。

合格最低点・平均点(2025年度実績)

2025年度入試における合格者のデータは以下の通りです。

  • 共通テスト合格者平均 : 599.49点 / 675点 (88.8%)
  • 共通テスト合格者最低 : 556.00点 / 675点 (82.4%)
  • 総合合格最低点 : 1142.50点 / 1575点 (72.5%)

共通テストでボーダーを下回った場合(82%程度)でも、二次試験で高得点を取れば逆転合格の可能性は残されていますが、合格者平均は約89%である点に注意が必要です。

3. 足切り(第一段階選抜)の厳格化に注意

大阪公立大学医学部を受験する上で最も注意すべき点が、 第一段階選抜(足切り)基準の変更 です。2025年度入試より、倍率に関わらず「点数による足切り」が実施されるようになりました。

「70%未満」は即不合格のリスク

従来は倍率が低ければ足切りは実施されませんでしたが、新ルールでは「倍率が3倍以下であっても、共通テストの素点が7割未満であれば不合格(足切り)」となります。

新しい足切り基準(2つの条件)

以下の いずれか に該当する場合、第一段階選抜が実施されます。

  1. 志願者数が募集人員の約3倍を超えた場合
  2. 共通テストの得点合計が 700点/1000点(70%)に満たない場合

2025年度の実例

  • 志願倍率は 2.5倍 で、基準の3倍を下回っていました。
  • しかし、 8名 の受験生が足切り(不合格)となりました。
  • これは、得点率70%(素点)の基準を満たせなかったためと考えられます。

医学部受験生にとって70%は通過点と思われるかもしれませんが、難化した場合やマークミスなどの事故があった場合、二次試験を受験する権利すら失う厳しい制度です。

まとめ:合格への戦略

大阪公立大学医学部医学科を目指す場合、以下の戦略が求められます。

  1. 共通テスト9割が目標
    ボーダーは87%〜90%と非常に高いため、共通テスト対策を万全にし、アドバンテージを取ることが理想です。
  2. 「70%の壁」を意識する
    どんなに二次試験が得意でも、共通テストで失敗して素点70%を切ると門前払いされます。苦手科目の底上げが必須です。
  3. 英語力の強化
    二次試験の英語配点が増加したため、英・数・理のバランスの取れた高い記述力が合格の鍵を握ります。
※情報は2025年12月時点の資料に基づきます。出願の際は必ず最新の「学生募集要項」をご確認ください。