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山形大学医学部 2026 二次試験の傾向と対策まとめ

山形大学医学部の二次試験(個別学力検査)は、全体として標準レベルの問題が中心ですが、医学部特有の処理能力が求められる構成となっています。2026年度入試に向けた各科目の難易度、時間配分、配点などを詳しく解説します。

記事の要点
  • 問題は標準レベルだが、数学・理科は計算量が多く時間が厳しい。
  • 共通テスト重視の配点であり、逆転合格はやや難しい。
  • 合格ライン(総合得点率)は約80%と高水準。

1. 各科目の難易度と出題傾向

医学部受験生を対象とした選抜性を確保するため、標準問題の中に「処理能力」を問う要素が散りばめられています。

英語:標準〜やや易

長文読解が中心で、英文そのものの難易度は標準的です。他学部と共通の問題を使用しており、医学部受験生であれば高得点(8割以上)が狙えるレベルです。設問は選択式と記述式が混在し、近年は全設問が英語で出題される傾向にあります。

数学:標準(一部に難問あり)

大問4題構成。大部分は工学部や理学部との共通問題で標準レベルですが、医学部専用の問題が1問程度含まれます。この専用問題は計算量が非常に多く、完答が難しい「重厚な問題」となる傾向があります。
頻出分野:確率、ベクトル、数列、微積分(数III)

理科:標準レベル(分量多め)

物理・化学・生物から2科目選択。難問奇問は少ないものの、問題量が多く、計算過程や論述を求められるため、高い事務処理能力が必要です。

  • 物理:力学・電磁気が中心。設定を正確に読み解く力が求められます。
  • 化学:理論・無機・有機からまんべんなく出題。計算過程の記述や高分子も出題されます。
  • 生物:知識問題に加え、30〜50字程度の論述や実験考察問題が多く出題されます。

2. 配点と合格ライン

2025年度以降、共通テストの比重が高く設定されています。二次試験は英語・数学・理科に加え、面接が課されます。

試験区分 科目・内訳 配点 備考
共通テスト 国200, 数200, 理200, 英200, 社100, 情50 950点 比重が高い
二次試験 数学 200
理科(2科目) 200
英語 200
面接 100
合計 1650点

合格最低点の目安

例年の合格最低点(得点率)は 77%〜80%程度 で推移しています。

  • 2025年度:79.3%
  • 2024年度:77.0%
  • 2023年度:73.4%
戦略の目安:
共通テストで80%〜85%を確保し、二次試験でも70%〜75%以上の得点を目指すのが安全圏と言えます。

3. 試験時間の厳しさ

科目によって時間の余裕に大きな差があります。

  • 英語(90分):余裕がある
    速読よりも精読や丁寧な記述に時間をかけることができ、見直しの時間も確保しやすいでしょう。
  • 数学(120分):厳しい
    計算量が多いため、特に医学部専用問題に時間を取られすぎると他がおろそかになります。完答にこだわらず、解ける問題を確実に解く戦略が必要です。
  • 理科(2科目120分):厳しい
    実質1科目60分。問題数が多く記述もあるため、スピーディーに解き進める必要があります。時間配分のミスが命取りになりやすい科目です。

4. 逆転の難易度と面接試験

共通テスト失敗時の逆転は?

逆転難易度:やや高い(共通テスト逃げ切り型寄り)
配点比率は「共通テスト:二次試験 ≒ 58:42」であり、共通テストの比重が過半数を占めます。また、二次試験の問題が標準レベルであるため、受験者間で点数差がつきにくく、爆発的な高得点での挽回は容易ではありません。ただし、二次試験の配点も全体の約4割あるため、記述力に自信があればボーダー付近からの合格は十分可能です。

面接・小論文について

  • 小論文(前期):実施されません。
  • 面接(100点):個人面接形式(5〜10分程度)。志望動機、地域医療への関心、高校生活などが問われます。圧迫感は少ないですが、「面接の結果によっては総合点にかかわらず不合格となる」場合があるため、アドミッション・ポリシーに沿った準備が必須です。

まとめ

山形大学医学部は、「共通テストでの高得点」「標準問題を正確に解く記述力」が合格の鍵です。難問対策に時間をかけすぎず、基礎・標準問題を盤石にし、特に理数科目における計算スピードと正確性を高める対策を優先しましょう。

※ 最新の情報は必ず大学公式の学生募集要項をご確認ください。