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【東京大学理科三類】共通テストの配点・ボーダー・足切りライン完全ガイド(2025年最新データ版)

東京大学の中でも最難関とされる「理科三類(理三)」。2025年度入試より新課程入試となり、「情報」が追加されるなど共通テストの枠組みが大きく変化しました。本記事では、最新の2025年度入試結果および2026年度募集要項に基づき、理科三類の共通テスト配点、ボーダーライン、第一段階選抜(足切り)の基準について解説します。

1. 共通テストの科目と配点(1000点→110点換算)

東京大学の一般選抜では、共通テストの成績と第二次学力試験(個別試験)の成績を合算して合否が決まります。理科三類における共通テストの配点は以下の通りです。

基本ルール:圧縮配点

共通テストの素点(1000点満点)は、合否判定の際に110点満点に圧縮(換算)されます。二次試験(440点満点)と合わせた合計550点満点で最終的な合否が決定されるため、共通テストの比率は全体の20%となりますが、理三では極めて高いレベルでの競争となるため、1点の重みが非常に大きくなります。

科目別配点(理科各類)

2025年度入試(新課程)より、「情報I」が加わり、合計1000点満点となっています。

教科 科目 共通テスト素点 備考
国語 国語 200点
数学 数ⅠA、数ⅡBC 200点 必須科目
理科 物理・化学・生物・地学から2科目 200点
外国語 英語など 200点 R:140点 / L:60点に換算
地歴公民 地理総合/歴史総合/公共から1科目 100点 2科目受験時は第1解答科目を採用
情報 情報I 100点 新設
合計 1000点 →110点に圧縮

換算・利用に関する注意点

  • 英語の換算注意:英語(リーディング100点、リスニング100点)は、東大独自の比率として リーディング140点、リスニング60点 に換算されます。
  • 理科:2科目受験(各100点、計200点)の合計得点を 100点満点 に換算して利用します。

2. 合格ボーダーライン(目標得点率)

大手予備校が公表している「ボーダーライン」は、合否の可能性が50%に分かれるラインを指します。理科三類は国内最難関であるため、非常に高い得点率が求められます。

  • 共通テスト得点率ボーダー:93%
  • ボーダー偏差値:72.5

2025年度のデータでは、理科一類(90%)、理科二類(89%)と比較しても、理科三類の93%という数字は頭一つ抜けており、ミスが許されない厳しい争いであることがわかります。

3. 第一段階選抜(足切り)の実態

東京大学では、志願者数が募集人員の一定倍率を超えた場合、共通テストの成績による「第一段階選抜(通称:足切り)」が行われます。

2025年度入試の結果(足切りラインと平均点)

2025年度の理科三類における第一段階選抜の結果は以下の通りです。

項目 得点(1000点満点) 得点率
合格者最高点 989点 99%
合格者平均点 901.43点 90%
合格者最低点(足切り) 770点 77%

理科三類の受験者層は極めてレベルが高く、第一段階選抜通過者の平均点は90%を超えています。一方で、足切りライン自体は770点(77%)となっており、これは理科一類(808点・81%)や理科二類(814点・81%)よりも低い結果となりました。これは、理三受験層が「二次試験での逆転が難しい」と判断して出願を控える傾向や、倍率による調整が影響している可能性があります。ただし、最終合格を狙うには、平均点である900点(9割)前後を確保することが実質的なスタートラインと言えます。

2026年度入試の変更点(倍率予告)

2026年度(令和8年度)入試より、理科三類の第一段階選抜の基準となる倍率(予告倍率)が変更されることが発表されています。

  • 2025年度まで:約3.5倍(実績としては約3.0倍で運用)
  • 2026年度から約2.8倍

募集人員(約97名)に対して志願者が約2.8倍を超えた場合に足切りが実施されます。選抜倍率が引き下げられる(=より少ない人数に絞り込まれる)ため、志願者数次第では足切りラインがこれまでよりも上昇する可能性がある点に注意が必要です。

4. まとめ:理三合格に向けた共通テスト戦略

理科三類を目指す上で押さえておくべきポイントは以下の3点です。

  1. 目標は9割以上
    ボーダーラインは93%、第一段階選抜合格者の平均点は約90%です。足切りライン(77%)はあくまで「受験資格を得られる最低点」であり、合格を争うライバルたちは900点以上を取っていると認識すべきです。
  2. 情報の対策
    1000点満点中100点を占める「情報I」での失点は、圧縮配点後も響きます。全教科での高得点が必須です。
  3. 倍率変更への警戒
    2026年度から第一段階選抜の倍率が約2.8倍へと厳格化されます。共通テストで失敗すると、二次試験を受けることすらできなくなるリスクが高まります。

正確な知識を持ち、万全の対策で共通テストに臨んでください。

※本記事のデータは2025年度入試結果および2026年度募集要項に基づいています。最新情報は必ず東京大学の公式ウェブサイトをご確認ください。