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滋賀医科大学医学部 2026 二次試験(個別学力検査)対策ガイド

滋賀医科大学の二次試験は、処理能力と記述力が問われるタフな試験です。2025年度(新課程)以降の配点変更を踏まえ、合格に向けた戦略と各科目の傾向を解説します。

1. 入試の全体像:配点と合格ライン

新課程入試では共通テストに「情報Ⅰ」が追加され、配点バランスが変化しています。滋賀医科大の最大の特徴は、共通テストの国語が圧縮されない点と、二次試験の比率が高い点です。

区分 配点 科目内訳 備考
共通テスト 650点 国200, 数100, 理100, 英100, 地公100, 情50 国語200点がそのまま反映
二次試験 600点 数200, 理200, 英200, 面接 比率約48%。面接は段階評価
合計 1250点 -

合格ラインと目標点

  • 合格最低点(得点率): 例年65%〜70%程度
    • 2025年度:69.1%
    • 2024年度:67.2%
    • 2023年度:64.3%
  • 戦略目標: 共通テストで8割(520/650)以上を確保し、難度の高い二次試験で6割(360/600)を死守するのが堅実です。
💡 共通テスト失敗からの逆転は?
配点比率はほぼ半々のため計算上は逆転可能ですが、二次試験(特に理系科目)の難度が高く、高得点を取ることが容易ではありません。共通テストでボーダーを大きく下回った場合、二次試験だけで挽回するのは現実的には高いハードルとなります。

2. 各科目の傾向・難度・対策

記述式が中心で、論理的な思考力と表現力が問われます。

英語:読ませて書かせる「処理能力」勝負

  • 難度・形式: 標準〜やや難。90分で大問3題(長文2+英作文1)。
  • 特徴: 問題の指示文が英語で書かれる傾向があり、マーク式ではなく内容説明や和訳などの「記述問題」が主体です。
  • 時間配分: 英文量が合計1400〜1800語と多く、非常に厳しいです。速読力と即座に記述する力が求められます。
  • 対策: 長文は自然科学系テーマが頻出。英作文は近年、京大形式に近い「和文英訳(考えを補って英訳するタイプ)」が出題されています。

数学:かつての超難問から「標準〜難」へ

  • 難度・形式: 標準〜難(年度により変動)。120分で大問4題。
  • 特徴: かつてのような「日本屈指の難問」は鳴りを潜め、近年は下位旧帝大レベルに落ち着いています。ただし計算量は依然として多く、タフです。
  • 頻出分野: 微積分(数Ⅲ)、確率、ベクトル。
  • 対策: 完答を目指すと時間が足りません。合格ライン(6割)確保のため、標準的な問題を確実に解き、論理プロセスを日本語で説明する記述力を磨きましょう。

理科:2科目150分のタイムマネジメント

物理・化学・生物から2科目選択。合計150分(各75分目安)の時間配分戦略が重要です。

物理 難度:難
「微積物理」と呼ばれる背景理解が必要な難問が出ることがあります。力学・電磁気は必出。難度は高いですが、計算地獄の化学に比べると時間の余裕は生まれやすい科目です。
化学 難度:標準(計算は激重)
問題設定は標準的ですが、計算量が非常に多く(えぐいレベル)、時間が不足しがちです。解法がわかっても計算が複雑すぎる場合は、後回しにする勇気(見切り力)が必要です。
生物 難度:やや難
医学部特有の「生理学」「遺伝」に加え、「進化・系統」分野が頻出なのが大きな特徴。考察・論述問題が多く字数制限のない記述も求められます。

3. 面接・小論文の傾向

小論文は実施されませんが、面接は「段階評価」として合否に直結します。

  • 形式: 集団討論(グループワーク)+ 個人面接
  • 集団討論: 受験生約6名に対し面接官3名(30〜50分)。テーマを与えられ、個人の考えをまとめた後に議論します。
  • 個人面接: 10〜15分程度。志望動機や調査書の内容について。
  • テーマ例: 「山で遭難した際の道具の優先順位」「写真からストーリー作成」「安楽死などの医療時事」
  • 対策: 圧迫ではありませんが、協調性が厳しく見られます。独りよがりにならず、他者の意見を聞き入れる姿勢が重要です。

4. まとめ:合格への鍵

滋賀医科大学の二次試験は、「処理能力(スピード)」と「記述力(論理性)」の総合戦です。

🍳 例え話:滋賀医科大入試は「料理コンテスト」

この入試は、「制限時間内に、指定された高級食材(難問)を使って、審査員を納得させる美しい料理(論理的な記述答案)を完成させるコンテスト」のようなものです。

単に味(答え)が合っているだけでは不十分で、調理工程(思考プロセス)の美しさも評価されます。以下の3点を意識してトレーニングを積みましょう。

  • 数学・化学: 計算の泥沼にハマらないための「見切り力」
  • 英語: 大量の英文をさばく「速読記述力」
  • 面接: チーム医療を意識した「協調性」
※ 最新情報は必ず大学公式の「学生募集要項」をご確認ください。