琉球大学医学部 2026年度共通テスト対策:配点・ボーダー・足切りライン徹底解説
琉球大学医学部の入試における大きな特徴は、共通テストの配点比率が高い点、そして新課程入試に伴い「情報Ⅰ」が100点満点で組み込まれている点にあります。
1. 共通テストの配点構造(2026年度)
前期日程:バランス型(共テ:二次=1000:800)
前期日程では、共通テスト1000点、二次試験(個別学力検査)800点の合計1800点満点で判定が行われます。
| 教科 | 科目詳細 | 配点 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 国語 | 近代以降・古典 | 200 | |
| 数学 | 数ⅠA、数ⅡBC | 200 | |
| 理科 | 物理・化学・生物から2科目 | 200 | 基礎科目は選択不可 |
| 外国語 | 英語 | 200 | R:100/L:100の比率 |
| 地歴公民 | 1科目選択 | 100 | 第1解答科目を採用 |
| 情報 | 情報Ⅰ | 100 | 2025年より必須化 |
| 合計 | 1000 |
注意点:二次試験(800点満点)の内訳は、英語200点、数学200点、理科200点に加え、面接が200点と非常に高い配点を占めるのが特徴です [1]。
後期日程:共テ重視・英語加重型(共テ:二次=1100:300)
後期日程は共通テストの比重が極めて高く、特に英語の配点が1.5倍(300点満点)となります。二次試験は小論文と面接のみで実施されます。
| 教科 | 科目詳細 | 配点 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 国語 | 近代以降・古典 | 200 | |
| 数学 | 数ⅠA、数ⅡBC | 200 | |
| 理科 | 物理・化学・生物から2科目 | 200 | |
| 外国語 | 英語 | 300 | 前期より配点増 (R:150/L:150) |
| 地歴公民 | 1科目選択 | 100 | |
| 情報 | 情報Ⅰ | 100 | |
| 合計 | 1100 |
戦略:後期日程の二次試験は小論文(100点)と面接(200点)のみです。そのため、共通テストでの高得点による「逃げ切り」が基本戦略となります [2]。
2. 共通テストのボーダーラインと合格者得点
ボーダーラインの推移(予想得点率)
2026年度に向けた目標となる得点率の目安は以下の通りです。
- 前期日程:82% 前後
- 後期日程:86% ~ 87%
2025年度入試の合格者実データ
前年度の実際の合格者データは、出願の際の重要な指標となります。
<前期日程>
- 共通テスト合格者平均点:843.7点 / 1000点(84.4%)
- 共通テスト合格者最低点:779.0点 / 1000点(77.9%)
分析:共通テストで8割を切った場合でも、二次試験(特に配点の高い面接)で挽回して合格している例が見られます。
<後期日程>
- 共通テスト合格者平均点:972.5点 / 1100点(88.4%)
- 共通テスト合格者最低点:936.5点 / 1100点(85.1%)
分析:後期は合格最低点でも85%を超えており、極めてハイレベルな争いとなります。
3. 第一段階選抜(足切り)の実施基準とライン
志願倍率が予告倍率を超えた場合、共通テストの成績による第一段階選抜(足切り)が実施されます。
足切り実施の条件
- 前期日程:募集人員の約5倍を超えた場合
- 後期日程:募集人員の約10倍を超えた場合
過去の実施状況
【前期日程(定員70名)】
近年は倍率が5倍前後で推移しており、2024・2025年度は実施されませんでしたが、2023年度(倍率6.0倍)には実施されました。
【後期日程(定員約25名)】
例年20倍を超える高倍率となるため、足切りはほぼ確実に実施されます。2025年度も志願倍率20.5倍で実施されました。
足切りラインの目安:後期日程は倍率が非常に高いため、共通テストの得点が概ね80%未満の場合は、第一段階選抜で不合格となるリスクが極めて高いと言えます。
4. 合格に向けた重要ポイント
- 「情報Ⅰ」の対策が必須:全日程で100点の配点があり、合否に直結する科目です。
- 後期は英語重視:後期日程では英語が300点配点となるため、英語の高得点がカギです。
- 面接(200点)の重み:二次試験における面接の比重が高く、地域医療への理解なども問われます。
- 同点時の判定ルール:合格ラインで同点の場合、「①二次試験の合計点」「②共通テスト英語」「③共通テスト数学」の順で優先順位がつけられます。
琉球大学医学部は共通テストの比重が高く、特に「情報」や「英語」の出来が大きく影響します。まずは共通テストで前期82%以上、後期87%以上を確保することが合格への第一歩となります。
※本記事のデータは2025年時点の出典に基づいています。最新の募集要項は必ず大学公式サイトをご確認ください。