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【2026年度入試】名古屋大学医学部(医学科)の共通テスト配点・ボーダー・足切り完全ガイド

名古屋大学医学部医学科は、旧帝国大学の一角として国内最難関レベルの入試難易度を誇ります。2025年度入試からの新課程導入に伴い、配点や科目に変更が生じています。特に「二次試験重視」の配点比率や、特徴的な「足切り基準」を理解することが合格への第一歩です。

本記事では、最新の入試データに基づき、配点構造、目標とすべきボーダーライン、そして注意すべき足切りラインについて解説します。

1. 入試配点:圧倒的な「二次試験重視」型

名古屋大学医学部医学科の最大の特徴は、共通テストよりも個別学力検査(二次試験)の配点が非常に高いことです。2025年度より共通テストに「情報」が追加され、二次試験の国語が廃止されるなどの変更が行われました。

合計点:2750点満点

  • 共通テスト:950点(約35%)
  • 二次試験:1800点(約65%)

【共通テスト】科目と配点(950点満点)

2025年度以降、情報は50点として加算されています。英語のリーディングとリスニングの比率が「3:1」である点に注意が必要です。

教科 科目・内訳 配点 備考
国語 近代以降の文章、古文、漢文 200点
数学 数IA、数IIBC 200点
理科 物・化・生から2科目 200点
外国語 英語(R150点 / L50点) 200点 リーディング重視(3:1)
地歴公民 地理総合、歴史総合、公共などから1科目 100点
情報 情報I 50点 2025年度より追加

【二次試験】科目と配点(1800点満点)

二次試験は記述式で、非常に難易度が高い問題が出題されます。理科の配点が800点と非常に高く、理科の出来が合否に直結します。

教科 配点 備考
数学 600点
外国語 600点
理科 800点 2科目(物理・化学・生物から2つ)
面接 点数化なし 医師としての適性を評価

2. 共通テストのボーダーライン:9割が目安

名古屋大学医学部は二次試験重視ですが、受験者層のレベルが極めて高いため、共通テストでの失敗は許されません。各予備校のデータや2025年度の傾向を見ると、得点率87%〜90%が実質的なボーダーラインとなります。

最新のボーダーライン動向

主要予備校によるデータおよび2025年度の実績は以下の通りです。

  • 駿台・ベネッセ : 89.4%〜91%
  • 河合塾 : 87.0%
  • 東進 : 約87.8%
  • 2025年度 前期合格者平均点 : 90.78%

目標とすべき得点

合格を確実にするためには、共通テストで89%〜90%(約850点/950点)を確保し、二次試験での負担を減らすことが理想的です。ただし、合格最低点(総合点)を見ると、共通テストでボーダーに乗ったとしても、二次試験で70%以上の得点率が必要になる計算となり、総合的な学力が問われます。

3. 足切りライン(第一段階選抜):独自の「基準点」に注意

名古屋大学医学部医学科には「第一段階選抜(いわゆる足切り)」が存在します。前期日程と後期日程で基準が大きく異なるため注意が必要です。

【前期日程】「650点」の絶対基準

前期日程の第一段階選抜は、倍率による選抜だけでなく、共通テストの得点による絶対基準が設けられています。

足切り基準:650点以上

  • 基準 : 共通テストの得点が 650点以上(950点満点) であること。
  • 得点率に換算すると約68.4%です。
  • 倍率予告は約3倍ですが、近年はこの「650点」基準により、倍率に関わらず点数が足りない受験生が不合格(足切り)となっています。

実情 : 2025年度入試では、志願倍率2.9倍に対し、16名が足切りとなりました。医学部受験生としては低いラインですが、マークミス等でこれを下回ると即不合格となるため、油断は禁物です。

【後期日程】苛烈な倍率競争

後期日程(定員5名)は、前期日程とは比較にならないほど厳しい足切りが行われます。

  • 基準 : 募集人員の 約12倍
  • 実情 : 共通テストの得点率が94%〜95%程度なければ足切りを突破できない年もあり、非常に狭き門です。2025年度は倍率16.6倍で、23名が足切りとなりました。

4. 2026年度入試に向けた展望と対策

地域枠の変更による影響

2026年度入試より、医学部医学科の「地域枠」の要件(義務年限や勤務地など)が大幅に緩和される予定です。これにより、従来は一般枠を志望していた優秀層が地域枠に流入し、地域枠のボーダーラインや倍率が上昇する可能性があります。一般枠・地域枠のどちらに出願するかは、直前の動向を注視する必要があります。

「情報I」への対応

2025年度より導入された「情報I」は50点の配点ですが、1点を争う医学部入試においては無視できません。多くの受験生が高得点を取ってくることが予想されるため、ここでの失点は致命傷になりかねません。

結論:二次試験対策が最優先

名古屋大学医学部は、共通テストで9割近く取ることが前提条件でありながら、合否の決定打は配点の大きい二次試験(特に数学と理科)にあります。共通テスト対策で基礎を固めつつ、難易度の高い記述問題に対応できる応用力を養うことが合格への鍵となります。

※データは2025年度入試実績および2026年度入試予告に基づいています。最新の募集要項は大学公式サイトで必ずご確認ください。