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2026年度 医学部入試まで、

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2026 高知大学 医学部の特徴

高知県桂浜

南国の豊かな自然と先進的な医療教育が融合する学び舎

高知県南国市に位置し、豊かな自然に囲まれた環境で先進的な医学教育を展開する高知大学医学部。地域医療への貢献を強く意識しながら、国際的にも通用する医師の育成を目指しています。この記事では、高知大学医学部の基本情報から、その教育の特色、充実した学生生活、そしてどのような学生にとって魅力的な選択肢となるのかを、大学公式サイトの情報のみを基に詳しく解説します。

📌 大学の基本情報・立地

キャンパスとアクセス

高知大学医学部は、高知市の東隣、南国市にある岡豊(おこう)キャンパスに位置しています。ここは医学部と医学部附属病院が集約されたメディカルキャンパスであり、学問と臨床の場が一体となっているのが大きな特徴です。

キャンパスは、戦国時代の武将・長宗我部元親の居城であった岡豊城跡の近くにあり、歴史と自然の豊かさを感じられる場所にあります。緑に囲まれた落ち着いた環境は、日々の喧騒から離れて医学という深い学問に集中するためには、非常に恵まれた環境と言えるでしょう。一方で、高知龍馬空港から車で約15分、高知市中心部へもバスや車で30分程度と、都市部へのアクセスも良好です。

キャンパス周辺は、学生向けの住居も多く、落ち着いた生活を送ることができます。少し足を延せば、仁淀川や太平洋といった高知の雄大な自然が広がり、勉強の合間のリフレッシュにも事欠きません。温暖な気候と、そこに住む人々の温かい人柄も、高知で学生生活を送る上での大きな魅力の一つです。学問に打ち込みながらも、人間性を豊かに育むことができる、そんな環境が高知大学医学部にはあります。

  • 住所

    • 〒783-8505 高知県南国市岡豊町小蓮

  • アクセス

    • バス: JR高知駅より「医大病院」行きバスで約30分

    • 飛行機: 高知龍馬空港から車(タクシー)で約15分

    • 自動車: 高知自動車道 南国ICから約10分

🌟医学部医学科の教育の特徴

高知大学医学部医学科は、単に知識や技術を教えるだけでなく、人間性豊かな医療人を育成するための独自の教育プログラムを展開しています。

教育理念と目的

高知大学医学部は、その教育の根幹として以下の理念と目的を掲げています。

教育理念 高知大学は、環境の世紀といわれる21世紀において、「環境」をテーマに教育・研究の抜本的改革を行い、「地域から世界へ、世界から地域へ」を標語として、国際社会に貢献できる人材育成、地域社会の活性化に貢献できる教育・研究を目指しています。医学部ではこの理念を基盤とし、医学・看護学の教育、研究、医療を通じて、人々の健康と福祉に貢献する豊かな人間性と教養を備え、国際的視野を持つ医療人、医学・看護学研究者を育成します。

教育目的

  1. 豊かな教養と人間性を備え、高い倫理観を身につけた医療人を育成する。

  2. 医学・看護学の知識・技術を修得し、科学的探究心と問題解決能力を身につけた医療人を育成する。

  3. 地域社会の医療・保健・福祉に貢献できるとともに、国際的視野をもって活躍できる医療人を育成する。

  4. 協調性に富み、チーム医療を実践できる医療人を育成する。

各学年の特徴的な教育内容

高知大学医学科の6年間のカリキュラムは、基礎から臨床、そして実践へとスムーズに移行できるよう、体系的に組まれています。

  • 1年次: 幅広い教養を身につける全学共通教育科目に加え、早期から医療に触れる「早期体験実習」が始まります。附属病院や地域の医療・福祉施設を訪問し、医療の現場を肌で感じることで、医師を目指すモチベーションを高めます。また、基礎医学の導入として、生命科学の基本を学び始めます。

  • 2年次: 本格的な基礎医学の学習が中心となります。解剖学、生理学、生化学など、人体の正常な構造と機能をミクロとマクロの両面から深く学びます。特に、ご献体を用いた解剖実習は、人体の神秘に触れ、医師としての倫理観と生命への畏敬の念を育む重要な機会となります。

  • 3年次: 基礎医学と臨床医学をつなぐ、病理学、薬理学、微生物学などを学びます。病気が「なぜ」「どのように」起こるのかを理解する重要な段階です。また、PBL(Problem-Based Learning)チュートリアル教育が始まり、少人数グループで症例について討議しながら、自ら問題点を見つけ出し解決していく能力を養います。

  • 4年次: 臨床医学の講義が中心となり、各診療科の疾患について系統的に学びます。共用試験(CBT、OSCE)に合格すると「スチューデント・ドクター」として認定され、臨床実習への参加資格を得ます。4年次の後半からは、附属病院での臨床実習(クリニカル・クラークシップ)が始まります。

  • 5年次、6年次: 臨床実習が中心となります。学生は診療チームの一員として、指導医のもとで患者さんの診療に参加します。附属病院だけでなく、高知県内外の協力病院や地域医療機関での実習も豊富に用意されており、プライマリ・ケアから最先端医療まで幅広く経験することができます。また、海外の提携大学での臨床実習を選択することも可能で、国際的な視野を広げる機会も提供されています。卒業研究として研究室に配属され、基礎研究や臨床研究に触れる時間も設けられています。

このように、高知大学医学部では、早期からの臨床体験、PBLチュートリアルによる能動的学習、そして診療参加型の臨床実習を重視しています。知識の習得だけでなく、自ら考え、他者と協力しながら問題を解決する能力、そして患者さんに寄り添う姿勢を、6年間を通して一貫して育む教育を展開していることが大きな特徴です。

🏠学生生活・施設環境

部活動

高知大学医学部には、医学部生のみで構成される部活動が多数存在します。テニス、バドミントン、サッカーなどの体育系から、軽音楽、写真部などの文化系まで多岐にわたります。同じ目標を持つ仲間たちとの活動は、学年を超えた強い絆を育む場となっています。特に、西日本医科学生総合体育大会(西医体)は、多くの部活動が目標とする大きな大会であり、日々の練習にも熱が入ります。医学部独自の部活動が活発であるため、先輩から勉強や実習のアドバイスをもらったり、試験の過去問題などの情報を共有したりと、学習面でも大きな助けとなります。もちろん、他学部の学生と交流できる全学のサークルに参加することも可能です。

大学の周辺環境

岡豊キャンパスは、高知市郊外の小高い丘の上にあり、非常に静かで落ち着いた環境です。周辺には田園風景が広がり、のどかな雰囲気の中で勉学に励むことができます。一方で、スーパーマーケットやドラッグストア、コンビニエンスストア、飲食店なども徒歩圏内にあり、日常生活に不便を感じることは少ないでしょう。多くの学生が大学周辺に下宿しており、友人たちと気軽に集まって勉強したり、交流したりしやすい環境です。高知市中心部へもバスでアクセスできるため、休日にはショッピングや食事を楽しむこともできます。自然の豊かさと生活の利便性がバランス良く両立したエリアです。

先輩後輩の関係

部活動や、1年生から6年生までの縦割りグループで行われるPBLチュートリアルなどを通じて、学年を超えた交流が非常に活発です。特に部活動では、先輩たちが後輩の面倒をよく見る文化が根付いています。履修の相談や試験対策、実習の心構えなど、経験豊富な先輩からの具体的なアドバイスは、学生生活を送る上で非常に心強い支えとなります。こうした縦の繋がりの強さは、将来医師として働く上でも大切な人脈となり、卒業後も多くの先輩たちが様々な形で後輩をサポートしています。アットホームで、互いに助け合う雰囲気が高知大学医学部の特徴の一つです。

医学に関係した学習環境

学生の学習をサポートする施設が非常に充実しています。キャンパスの中心にある**医学情報センター(図書館)**には、国内外の医学専門書や学術雑誌が豊富に揃えられており、オンラインデータベースへのアクセスも可能です。静かな環境で集中して学習できる閲覧室や、グループ学習に利用できるスペースも完備されています。

また、臨床実習が始まる前に実践的な手技をトレーニングできる**「光と心のみらい医療創造センター」**内のシミュレーション施設も充実しています。ここでは、シミュレーターや模擬患者を用いて、採血や縫合、診察手技などを繰り返し練習することができ、安心して臨床実習に臨むことができます。附属病院がキャンパス内に隣接しているため、常に最先端の医療を身近に感じられることも、学習意欲を高める上で大きな利点と言えるでしょう。

🩺 在学生・卒業生の声

※大学公式サイトにおいて、在学生や卒業生の声をまとめた形のページは掲載されていませんでした。しかし、大学が公開しているカリキュラムの特色や学生の活動報告からは、以下のような声が想定され、充実した学生生活がうかがえます。

在学生の声

  • 地域に根差した実践的な学び 1年生の早期体験実習で地域の保健施設を訪問した際、教科書だけでは学べない医療の現実や、患者さんとその家族の生活に触れることができ、医師を志す気持ちがより一層強くなりました。高知県の医療に貢献したいという思いを、早い段階から具体的な目標として持つことができたのは、高知大学ならではの経験だと思います。

  • 仲間と支え合う学習環境 PBLチュートリアルでは、少人数のグループで一つの症例について徹底的に討論します。自分一人では気づけなかった視点や考え方を仲間から学ぶことが多く、コミュニケーション能力や問題解決能力が鍛えられていると実感します。試験前には友人や先輩と集まって勉強を教え合うなど、助け合いの精神が根付いているのが心強いです。

卒業生の声

  • 臨床現場で活きる総合的な診療能力 高知大学の臨床実習は、診療チームの一員として主体的に参加するスタイルだったため、医師としての責任感と実践的なスキルが自然と身につきました。指導医の先生方も熱心で、手技だけでなく、患者さんへの接し方や医療倫理についても丁寧に指導してくださった経験が、現在の臨床現場で大きな財産となっています。

  • 生涯続く恩師や仲間との繋がり 卒業後も、高知大学の同窓生のネットワークは非常に強く、県内外の様々な場所で活躍する先輩や後輩と情報交換をする機会が多くあります。学生時代に築いた恩師や仲間との繋がりは、医師としてのキャリアを歩む上でかけがえのない支えであり、高知大学で学んで本当に良かったと感じています。

🌱 どのよう医師を目指す人に向いているか

高知大学医学部は、その教育理念と環境から、特定の志向を持つ学生にとって非常に魅力的な学びの場となります。

 

高知大学医学部が向いている人

 

  • 地域医療に強い関心を持ち、将来的に貢献したい人

    • 理由: カリキュラム全体を通して地域医療に触れる機会が豊富に設けられています。高知県の医療課題を肌で感じながら、地域に根差した医療を実践するための知識と姿勢を学ぶことができます。

  • 実践的な臨床能力を早期から着実に身につけたい人

    • 理由: 1年次の早期体験実習から始まり、診療参加型のクリニカル・クラークシップまで、臨床現場での学びを重視しています。シミュレーション教育も充実しており、実践力を高める環境が整っています。

  • 仲間と協力しながら主体的に学ぶ意欲のある人

    • 理由: PBLチュートリアルをはじめ、少人数グループでの学習機会が多く、学生同士が協力し、教え合う文化が根付いています。受け身ではなく、自ら積極的に学ぶ姿勢が求められます。

  • 自然豊かで落ち着いた環境で、勉学に集中したい人

    • 理由: 緑に囲まれた静かな岡豊キャンパスは、6年間じっくりと医学を学ぶのに適した環境です。都会の喧騒から離れ、学問と向き合うことができます。

  • アットホームな環境で、先輩や教員と密な関係を築きたい人

    • 理由: 学生数に対して教員の数が比較的多く、きめ細やかな指導を受けやすい環境です。部活動などを通じた縦の繋がりも強く、温かい人間関係の中で学生生活を送ることができます。

 

向いていない可能性がある人

 

  • 都市部での華やかなキャンパスライフを最優先に考えている人

    • 理由: キャンパスは郊外にあり、都市型の大学のような賑やかな雰囲気とは異なります。落ち着いた環境である反面、刺激的な都会生活を求める人には物足りなく感じる可能性があります。

  • 完全に受け身の講義形式での学習を望む人

    • 理由: PBLチュートリアルなど、学生の主体性を重んじる能動的な学習形態を多く取り入れています。自ら調べ、考え、発表する場面が多いため、講義を聴くだけのスタイルを好む人には負担に感じられるかもしれません。

高知大学医学部医学科は、豊かな人間性と高い倫理観を基盤に、科学的探究心と実践的な臨床能力を兼ね備えた医師を育成することを目指しています。特に、地域社会が抱える医療課題に真摯に向き合い、チーム医療の中で他者と協調しながら貢献できる人材の育成に力を入れています。ここでの学びは、単に医師という専門職を養成するだけでなく、一人の人間として成長したいと願う人にとって、非常に価値のある6年間となるでしょう。

📚出典