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2026年度 医学部入試まで、

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群馬大学医学部 2026年度入試:二次試験(個別学力検査)の傾向と対策ガイド

2026年度の群馬大学医学部(医学科)二次試験における、各科目の傾向、難易度、および合格に向けた戦略的アドバイスをまとめました。特に今年度は数学の出題範囲変更など重要なトピックがあります。

1. 各科目の問題難度と傾向

全体として、奇問・難問は少なく、標準レベルの問題が中心です。基礎力が完成している受験生同士の戦いとなるため、ケアレスミスが致命傷になります。

数学(記述式)

難度:標準

市販の標準問題集(『CanPass』や『国公立標準問題集』レベル)で対応可能な問題が大半です。しかし、2026年度入試より非常に大きな変更が予告されています。

🚨 2026年度からの重要変更点

数学III(微分・積分など)が出題範囲から除外されます。
これにより、数学I・II・A・B・C(ベクトル・複素数平面など)の範囲から、より論理的思考を問う深い出題が予想されます。

  • 今後の傾向: これまでは微積分が頻出でしたが、今後は新課程の「数学C」に含まれるベクトルや複素数平面が合否を分ける重要単元になると考えられます。

理科(物理・化学必須)

注意:生物選択不可
群馬大学医学部医学科は「物理・化学」の2科目受験が必須です。生物選択者は受験できません。

難度:標準~やや易

  • 物理: 力学と電磁気が頻出。原子分野の出題は少なめです。典型的な設定の問題が多く、基礎理解を問う記述や描図問題が出題されます。
  • 化学: 理論、無機、有機からバランスよく出題されますが、特徴的なのは「高分子」分野が大問1つとして独立して出題される傾向がある点です。現役生が対策不足になりがちな分野なので注意が必要です。

小論文(実質的な英語・国語試験)

難度:やや難(読解力が求められる)

群馬大学には独立した「英語」の試験科目がありませんが、小論文試験の中で英語力が問われます。これまでは「英語の医学・科学系論文を読み、日本語で要約・論述する」形式が主流でしたが、近年は日本語の課題文が出題されるなど、形式に変化が見られます。英語・日本語問わず、高度な読解力と論理的記述力が必要です。

2. 配点と合格ライン

共通テストと二次試験の配点比率はほぼ 1:1 です。二次試験での逆転も可能ですが、共通テストでの失敗は大きな痛手となります。

区分 配点 備考
共通テスト 475点 国100, 数100, 理100, 英100, 社50, 情報25
二次試験 450点 数学150, 理科150, 小論文150, 面接(点数化なし)
合計 925点

🎯 合格ラインの目安

  • 総合得点率: 約75%前後
  • 合格モデル: 共通テストで83%〜85%を取り、二次試験で65%〜70%程度を確保するのが標準的です。

3. 制限時間と逆転の難易度

制限時間の厳しさ

  • 数学: 従来は比較的余裕があり、完答を目指せる試験でしたが、数学III除外に伴い変更の可能性があるため要項確認が必要です。
  • 理科(厳しい): 120分で2科目(物理・化学)を解く必要があります。特に化学は計算や記述量が多く時間が不足しがちです。物理で時間を稼ぎ化学に充てるなどの戦略が必要です。
  • 小論文(やや厳しい): 90分。英文読解を含む場合、内容把握に時間がかかると記述時間が削られます。

共通テストで失敗した場合の「逆転」

結論から言うと、逆転は「やや難しい」部類に入ります。

  • 理由1: 二次試験の問題が「標準レベル」であるため、合格者層は高得点を取ってきます。ミスが許されず、他者と大きな差をつけることが難しいためです。
  • 理由2: 配点比率が1:1であり、共通テストの比重が高いためです。

足切りライン(倍率3〜4倍で実施)ギリギリでの通過の場合、逆転は相当厳しい道のりになります。

4. 面接試験の形式と重要性

  • 形式: 集団面接(面接官3人 vs 受験生3人)。時間は20〜30分程度。
  • 雰囲気: 近年は和やかな傾向ですが、再受験生や多浪生には厳しく突っ込む「圧迫面接」に近い対応がなされる場合もあります。
  • リスク: 点数化はされませんが「総合判定の資料」とされ、不適切とみなされると学力に関わらず不合格(一発アウト)になるリスクがあります。
  • 頻出質問: 「なぜ医師か?」「なぜ群馬大学か?(県外出身者は特に)」「群馬県の地域医療について」など。

5. 群馬大学合格への5つの戦略

  1. 共通テストで85%以上を確保し、逃げ切りを図るのが王道です。
  2. 二次試験は物理・化学・数学の「標準問題」を100%取り切る完成度を目指しましょう。
  3. 生物選択者は受験不可であることを早期に認識してください。
  4. 小論文対策として、英語の科学記事を読む習慣をつけましょう。
  5. 面接は集団形式での協調性と、「群馬で医療に従事する意欲」を明確にすることが鍵です。
※情報は2026年度入試予想および2025年判明分に基づいています。詳細は必ず大学発行の最新の「学生募集要項」をご確認ください。