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宮崎大学医学部 2026年度二次試験対策:傾向と合格ライン・面接詳細

宮崎大学医学部の二次試験は、奇をてらった難問は少なく、標準レベルの良問が中心です。そのため、高得点勝負になりやすく、ケアレスミスが致命傷となる傾向があります。

1. 各科目の問題難度と傾向

英語:記述量が多く、正確な表現力が問われる

  • 難易度:標準~やや難
  • 傾向:長文読解、和文英訳、自由英作文が出題されます。医療系の専門的なテーマは少なく一般的な内容が多いですが、「書く」分量が非常に多いのが特徴です。
  • 対策:日本語のニュアンスを正確に英語に変換する力や、自分の意見を論理的に構成する力が求められます。

数学:標準レベルだが計算力が必要

  • 難易度:標準
  • 傾向:大問5題構成で、そのうち4題程度が医学部専用問題ですが、難易度は標準的です。頻出分野は「微分・積分」「ベクトル」「複素数平面」「確率・数列」です。
  • 対策:『青チャート』や『1対1対応の演習』レベルの標準的な問題集を完璧にし、典型問題の解法を瞬時に引き出せるようにすることが重要です。

理科:2科目選択、広範囲からの出題

物理・化学・生物から2科目を選択します。他学部との共通問題が多く、難易度は標準的です。

  • 物理:力学と電磁気が頻出。実験観察に関する問題が多く、描図や論述も求められます。計算ミスに注意が必要です。
  • 化学:理論・無機・有機・高分子からバランスよく出題されます。計算問題や考察問題が含まれます。
  • 生物:知識問題が中心。医療系に偏らず、細胞、代謝、恒常性、生態など全範囲から出題されます。

2. 配点と合格ライン

配点(2026年度 前期日程の予定)

共通テストの比重が非常に高いのが特徴です。

共通テスト 1000点(英200、数200、国200、理200、地歴公民100、情報100)
二次試験 600点(英語200、数学200、理科200)
合計 1600点満点(※面接は点数化されず合否判定に利用)

目標合格ライン

  • 総合得点率:安全圏として75%以上を目指すのが望ましいです。
  • 二次試験単体:問題が標準的であるため、合格者は7割~8割を得点してくることが予想されます。

3. 制限時間の厳しさと逆転難度

制限時間の分析

  • 数学(120分):余裕あり。実力があれば見直しの時間も含めて完答可能です。
  • 英語(90分):厳しい。記述量が多いため、長文読解をスピーディーに処理する必要があります。
  • 理科(2科目120分):やや厳しい。1科目60分計算となり、素早い判断力と処理能力が求められます。

共通テスト失敗時の逆転は「極めて困難」

配点比率が共通テスト重視(1000:600)であることに加え、二次試験が標準レベルで差がつきにくいため、共通テストでの大幅な失点を二次で取り返すのは現実的に非常に困難です。

4. 面接試験の形式とテーマ

宮崎大学では一般選抜(前期・後期)において小論文は課されません。二次試験の筆記以外では、面接対策に集中してください。

面接(前期・後期共通)の詳細

  • 形式:個人面接(面接官3人対受験生1人)、10〜15分程度。
  • 評価:点数化はされませんが、不合格判定の基準となります。基準に達しない場合は筆記が満点でも不合格となります。
  • 頻出テーマ:
    • 地域医療への意欲:「なぜ宮崎大学か」「宮崎県に残るつもりか」など貢献度を強く問われます。
    • 医師の適性:志望動機、高校生活、自己PRなど。
    • その他:英文資料やグラフデータの分析・意見を求められることもあります。

合格への戦略まとめ

  1. 共通テスト優先:ボーダー82%以上の確保を最優先にする。
  2. 標準問題の徹底:二次試験は難問対策より教科書レベルの完全習得を目指す。
  3. 時間配分:特に英語と理科のスピード感を過去問で養う。
  4. 地域医療の理解:宮崎県の医療事情を調べ、自身の貢献意欲を言語化しておく。
※ 最新の入試要項については必ず大学公式サイトをご確認ください。