日本医科大学医学部 2019年度出題分析
Nippon Medical School
【科目】
【英語】2019
易
難
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難易度 | 1 | 2 | 3 | ❹ | 5 |
- :共通
- ①:前期
- ②:後期
出題範囲 | ||
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長文テーマ | 医療 | ① |
自然・科学 | ○ | |
人文・社会 | ||
随筆等 | ||
長文出題内容 | 語彙 | ○ |
文法 | ||
和訳 | ② | |
内容把握 | ○ | |
主題 | ○ | |
段落整序 | ||
語句整序 | ○ | |
空所補充 | ○ | |
英訳 | ||
英問英答 | ○ | |
図表の読み取り | ||
長文出題形式 | 記述 | ○ |
選択 | ○ | |
文法・語法出題内容 | 動詞(時制・態・語法) | |
準動詞 | ||
助動詞・仮定法 | ||
関係詞・接続詞・疑問詞 | ||
名詞・代名詞 | ||
形容詞・副詞・比較 | ||
前置詞 | ||
強調・倒置・省略等 | ||
語彙 | ○ | |
熟語 | ||
文法・語法出題形式 | 選択 | ○ |
正誤 | ||
記述 | ||
会話・発音等 | 会話文 | |
発音 | ○ | |
アクセント | ○ | |
英作文 | 語句整序 | |
和文英訳 | ||
自由英作文:医療関連 | ||
自由英作文:医療以外 | ○ | |
その他 | 語彙・ことわざ | |
医系単語知識の必要性 | 小 |
ポイントと分析 |
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出題形式は変われど、揺るぎない語彙力・文法力・読解力は変わらず必要。 |
2019年度は前年度よりも大問数が1問減少し、記述中心の長文1題、マーク式の長文1題、発音・アクセント・単語1題、自由英作文1題の、大問4題となった(前期・後期とも同じ)。しかし、受験生に求められているものは例年通りで、揺るぎない読解力、わかりやすい日本語の表現力、正確な語彙力は合格のために不可欠。自由英作文対策も含め、日頃から着実に勉強を積み重ね、高度な実力を身につけていきたい。 |
【数学】2019
易
難
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難易度 | 1 | 2 | ❸ | ❹ | ❺ |
- :共通
- ①:前期
- ②:後期
出題範囲 | ||
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数学Ⅰ | 式の計算 | |
実数 | ||
1次方程式・1次不等式 | ||
2次方程式・2次不等式 | ||
2次関数 | ||
三角比・正弦定理・余弦定理 | ||
図形と計量(面積・体積・相似等) | ① | |
集合 | ||
論理(命題・条件・対偶等) | ||
データの分析 | ||
数学A | 場合の数 | |
確率 | ② | |
条件つき確率・乗法定理 | ||
三角形の性質(メネラウスの定理等) | ||
円の基本性質(円周角・方べきの定理等)(空間図形) | ||
整数に関する問題 | ||
約数・倍数に関する問題 | ||
数学Ⅱ | 二項定理・多項定理 | |
式と証明(恒等式・不等式の証明等) | ||
複素数 | ||
判別式・解と係数の関係 | ||
剰余の定理・因数定理 | ||
高次方程式・高次不等式 | ||
点・直線・円 | ① | |
軌跡・領域 | ② | |
三角関数 | ||
指数関数・対数関数 | ||
常用対数 | ||
微分法 | ||
積分法 | ||
数学B | 平面ベクトル | |
空間ベクトル | ○ | |
数列 | ||
漸化式 | ② | |
数学的帰納法 | ||
期待値 | ||
分散・標準偏差・分布・推定 | ||
数学Ⅲ | 分数関数・無理関数 | |
逆関数・合成関数 | ||
数列の極限 | ② | |
関数の極限 | ① | |
微分法 | ① | |
積分法 | ② | |
速度・加速度・道のり・曲線の長さ | ||
微分方程式 | ||
2次曲線 | ||
曲線の媒介変数表示 | ||
極座標・極方程式 | ||
複素数平面 |
ポイントと分析 |
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数学Ⅲは全分野偏りなく徹底的に演習しておこう。 |
90分で大問4題。[Ⅰ]は答えのみを記入する問題で、[Ⅱ]~[Ⅳ]は記述式。2019年度は大問4題という新しい出題形式であった。大問数が減った影響か、前期試験では1題ごとのレベルが上がっている。1題1題のレベルが高いので、日頃から難易度の高い問題をしっかり考える練習を積むこと。計算処理に時間がかかるものも出題されるので、時間配分に注意しよう。難関国公立の二次試験レベルの問題を徹底的に演習しておくことで、定石的に解けない問題に慣れておこう。 |
【化学】2019
易
難
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難易度 | 1 | 2 | 3 | ❹ | 5 |
- :共通
- ①:前期
- ②:後期
出題範囲 | ||
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物質の構成 | 物質の成分と構成元素 | |
原子の構成と周期表 | ||
化学結合 | ② | |
物質量と濃度 | ○ | |
物質の変化 | 化学変化と化学反応式 | |
物質の変化と熱 | ||
酸と塩基・水素イオン濃度 | ||
中和と塩 | ||
酸化・還元反応 | ① | |
電池と電気分解 | ① | |
無機物質 | 非金属元素の単体と化合物 | |
典型金属元素の単体と化合物 | ||
遷移金属元素の単体と化合物 | ① | |
無機総合 | ② | |
有機化合物 | 有機化合物の特徴・脂肪族化合物 | ① |
芳香族化合物 | ② | |
有機総合 | ||
物質の状態 | 物質の三態 | |
気体の性質 | ||
溶液の性質 | ||
化学平衡 | 化学反応の速さと化学平衡 | |
電離平衡と溶解平衡 | ① | |
人間生活と化学 | 糖類 | |
アミノ酸・タンパク質 | ○ | |
衣料・食品・材料の化学 | ② | |
生命体・医薬品・肥料の化学 | ||
総合 |
ポイントと分析 |
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有機はやや難化傾向。読解力を養うことが大切である。 |
おおむね標準的な問題が多く、記述式であるから、断片的な知識よりも総合的な思考力が必要である。理論がやや多く、計算問題は結果のみを記する形式のものが多い。問題文を読み取る力をかなり要求されるものが最近多く出題されるので、国立大学などの過去問を活用して読解力を養うとよい。これは有機に関しても言えることである。 |
【物理】2019
易
難
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難易度 | 1 | ❷ | 3 | 4 | 5 |
- :共通
- ①:前期
- ②:後期
出題範囲 | ||
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力学 | 等加速度運動・重力による運動 | |
力のつり合い・力のモーメント | ||
運動方程式 | ① | |
仕事とエネルギー保存の法則 | ||
力積・運動量の保存 | ||
円運動 | ② | |
単振動 | ||
万有引力と天体の運動 | ||
熱と気体 | 温度と熱量 | |
状態方程式と状態変化 | ① | |
分子運動論 | ||
波動 | 波の性質 | |
音の性質と定常波 | ② | |
ドップラー効果 | ||
光の性質・屈折とレンズ | ② | |
干渉 | ||
電磁気 | 電場と電位 | |
コンデンサー | ||
直流回路 | ② | |
磁場・電磁誘導 | ① | |
交流・電磁波 | ||
荷電粒子の運動 | ||
原子 | 電子と光・光電効果 | ① |
原子模型・X線 | ||
放射線・原子核と半減期 |
ポイントと分析 |
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基本から標準レベルをムラなくしっかり勉強すること。 |
出題は例年4題。答えのみを書く記述式なので時間的には十分余裕あり。近年の出題を見ていると易化しており、基本レベルの問題なのでボーダーラインは高いであろう。新課程に入り毎年前期・後期ともに原子分野から出題されているので、しっかり学習しておきたい。 |
【生物】2019
易
難
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難易度 | 1 | 2 | ❸ | ❹ | 5 |
- :共通
- ①:前期
- ②:後期
出題範囲 | ||
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細胞と組織 | 細胞の構造と働き・顕微鏡 | ① |
細胞膜・浸透圧 | ||
体細胞分裂・染色体 | ||
組織・器官 | ||
生殖と発生 | 生殖法 | ② |
減数分裂・配偶子形成・受精 | ||
発生のしくみ | ① | |
遺伝 | 遺伝・だ腺染色体 | ② |
形質転換・バクテリオファージ | ||
遺伝情報とその発現 | DNA・半保存的複製 | ② |
タンパク質合成・突然変異・一遺伝子一酵素説・オペロン説 | ① | |
バイオテクノロジー | ① | |
生物体の機能と反応 | 受容器と効果器 | ② |
神経細胞と膜電位 | ||
神経系 | ② | |
動物の行動 | ||
内部環境 | 体液・心臓・酸素解離曲線 | ① |
自律神経・ホルモン | ① | |
体液浸透圧の調整・腎臓・肝臓 | ||
恒常性 | ||
代謝とタンパク質 | タンパク質 | |
エネルギー代謝・ATP | ||
酵素反応 | ||
免疫・血液凝固 | ○ | |
筋収縮 | ||
異化 | 呼吸・発酵 | |
同化 | 炭酸同化 | |
窒素同化 | ||
環境と植物の反応 | 植物と水・光 | |
植物ホルモン・開花調節・発芽調節 | ||
進化分類 | 進化・ハーディワインベルグ・倍数性・異数性・ゲノム | |
分類 | ○ | |
生物の集団 | 個体群と生物群集 | |
植物群落と変動・バイオーム | ||
生態系 | ||
総合 | 総合問題その他 |
ポイントと分析 |
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細胞内シグナル伝達や遺伝子発現調節の分野は頻出である。 |
例年通り大問3題が出題された。前期には、キイロショウジョウバエへのバクテリア感染が遺伝子に及ぼす影響を題材とした考察問題が出題され、後期には、インスリンによる細胞内シグナル伝達に関する考察問題が出題された。2012年度以降、細胞内シグナル伝達、遺伝子発現調節に関する題材の問題は頻出分野である。生物学の知識的整理を行うとともに、生物学現象の一連の流れを再確認しておきたい。 |