三年前期の試験が終わり、三日という短い夏休みで一息ついたのも束の間、すぐに実習が始まりました。
今までは、医師の立場であったり、障害者の立場に立つ実習がメインでしたが、今回は看護師の立場に立つ実習を行いました。
その実習は、病棟の看護師について行くシャドーナースと訪問看護師についていく在宅ケアの実習の二つでしたが、今回は在宅ケアについて書いていこうと思います。

まず、在宅ケアとは病院に入院することなく自宅でケアを受けることを指し、高齢化が進んでいく日本において、今後ニーズが高まっていくと考えられます。
しかし、訪問先が病院のように整っている環境では必ずしもなく、患者のベッドが介護ベッドではなく普通のベッドであったり、部屋にエアコンがなかったり、ごみ屋敷のような不衛生な環境であったりする場合があります。
それに加えて、病院の場合は患者の近くに必ず看護師がいるため、患者の様子を逐一確認することができますが、在宅ケアでは障害の度合いによって受けられるケアの回数が制限されているため、一週間で1~5時間ほどしかケアや様子を見る時間がなく、病院でケアする場合より、訪問先でケアすることは困難になります。
そのため、在宅ケアを受ける患者に関わる医師や介護士や薬剤師といった他職種の方々と連携をとり、チーム医療で在宅ケアをしていく必要があると、私は思いました。

しかし、病院と違って、在宅ケアでは近くに医師や薬剤師がいるわけではないため、連携をとりにくい環境になっています。
訪問先に連絡ノートを作り、訪問した際には逐一患者の状態を記入するように心がけ、患者の情報を共有できるような工夫した方法をとることと、看護師の方が医師より訪問する回数が多い場合がほとんどであるため、看護師から医師への報告が多くなってしまい、医師が患者の情報に関して受け身になりがちですが、医師の方から看護師に患者の情報を聞くという積極性が、円滑に情報を共有し、チーム医療の力を上げる鍵になると思います。

在宅ケアは、小論のテーマになることも考えられるので、自分なりに考えておくとよいと思います。