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面接・小論文対策キーワード

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以下の記事は2013年時の記事です。

Vol.10 「ベクレル(Bq)」

放射能の量を表す単位。 1秒間に何個の原子核が放射性壊変を起こしているかによって表す。 1秒間に1個の原子核が放射性壊変しているとき、放射能の強さは1ベクレルであると言う。

「グレイ(Gy)」

ある物質が放射線に照射されたとき、その物質の吸収線量を示す単位。 物質1キログラムが1ジュールのエネルギーを受け取る線量を1グレイとする。

「シーベルト(Sv)」

生体の被曝による生物学的影響の大きさ(線量当量)の単位。 放射線の種類により、生体(人体)への影響は異なるので、線量当量も変わってくる。

「ベクレル・グレイ・シーベルトの関係」

同ベクレルの放射能が存在しても、それから受ける放射線の強さは、放射性物質の種類や測定点までの距離、間にある遮蔽物の効果などの条件によって変化する。そのために、吸収線量の単位としてグレイが用いられる。吸収線量が同じ場合でも、生体に与える影響は放射線の種類により変わる。そこで、吸収線量に「線質係数」をかけた「線量当量」という量を用いる。単位はシーベルト。線質係数は、α線:20、中性子線:10、X線・β線・γ線:1である。 ベクレルとシーベルトの関係をお金にたとえると、硬貨の枚数がベクレルに相当し、合計金額がシーベルトに相当する。たとえば、Aの財布には10円玉2枚と500円玉1枚であわせて硬貨3枚(3ベクレル)、Bの財布には5円玉4枚と100円玉5枚で硬貨9枚(9ベクレル)。しかし、合計金額は同じ520円(520シーベルト)となる。

「ベクレルとシーベルトの換算」

ベクレルをシーベルトに換算するには、実効線量係数、摂取量、摂取日数、その他の補正値をかけなければならない。 実効線量計数は、放射性物質により異なるのはもちろん、その化学形(たとえばヨウ素131の場合、蒸気なのかヨウ化メチルなのかその他なのか)等によっても異なるし、摂取の方法によっても異なる。それぞれ法令により細かく定められている。 たとえばセシウム137は全ての化合物において、経口摂取で6.7×10-6(mSv/Bq)、吸入摂取で1.3×10-5(mSv/Bq)と定められている。