日本医科大学医学部合格者インタビュー

2018年日本医科大学医学部他合格 Yさん合格体験談

合格者インタビューをよく読んで、先輩方が今までやっていた工夫を真似していました。実際に医学部受験を経験しているからこそわかることがあると思うんです。

日本医科大学医学部合格

沼山医学部合格おめでとうございます。まず、一次合格した大学を教えてください。

杏林大学、帝京大学、埼玉医科大学、東京女子医科大学、東邦大学、愛知医科大学、そして、日本医科大学の後期で1次合格しました。

沼山そのうち最終合格した大学は?

杏林大学、東邦大学、東京女子医科大学、日本医科大学です。日本医科大学に進学します。

沼山見事ですね。これだけ1次合格したことからも、この1年、相当頑張って勉強したことが窺えますね。

はい、頑張りました(笑)。

千島ではまず、レクサスに来る前の高校生の頃について伺います。現役時の勉強はどうでしたか?

現役の時は大手の予備校に通っていました。学校が終わった後に予備校で講義を受け、自習室に入って1人で勉強していました。それなりに勉強していたつもりですけど、自分で計画を立てても実行できずに積み残しが増えてしまって、今思えば全然できてなかったなと思います。

千島学習計画はどのように立てていたんですか?

自分で計画を立てていましたが、手探り状態でした。何の勉強をするのかも自分で考えないといけなかったですし、周りの環境も気になってしまって…。

沼山一生懸命勉強はしていたけれど…っていう感じかな?

いえ、実際のところは全然できていなかったと思います。現実逃避することも多かったです。

日本医科大学医学部合格

千島大手予備校の自習室ではどのような勉強をしていましたか?

予備校で学んだことを何回か復習していたんですけど、やったつもりになっていただけでしたね。復習のほかは、周りの人から「これよかったよ」と勧められた参考書をやってみたりしましたね。結局、浅い勉強になっていました。何の勉強をするかというより、みんなと同じように机に向かって勉強していれば大丈夫かな、と思っていました。

沼山方針を決めたわけではなく、とにかく一生懸命勉強していたと?

一生懸命なふりをしていました(笑)。勉強時間は確保してやっていたんですけど、先生に添削をしてもらうこともなく、かといって分からない問題を質問をすることもせず、やりっ放しで前に進んでいました。それで、やったつもりになっていました。

千島現役時の入試での手ごたえはどうでしたか?

全然できなくて…。

沼山泣いて帰ってきた(笑)?

いえ、もう泣くこともできないくらい何もできなかった(笑)。このままでは医学部合格なんてできないと思いました。

千島浪人することが決まって、予備校を探すことになったわけですが、レクサスを知った経緯を教えてください。

友達の紹介です。レクサスの卒業生の方から、レクサスは面倒見のいい先生がとても多いよって言われて興味を持ちました。実際に来てみて、その通りだなって思いました。

千島ありがとうございます。

入学説明会に参加してそのまま基礎学力テストを受けました。テスト後、入学するともしないとも言っていないのに各科目の担当の先生が次から次にやって来て、私の基礎学力テストの結果を見ながら丁寧に分析して説明してくださって驚きました。沼山先生なんて、親みたいに叱ってくれて(笑)。

沼山そうだったかな(笑)?

入学してほしいなら「この成績なら大丈夫」とか適当に良いこと言えばいいのに、ここがダメ、そこもダメとズバッと本当のことを言ってくださって…。それがレクサスに決めた理由です!他の医学部専門予備校も検討したんですけど、そこまでズバッと言ってくれるところはなかったですね。レクサスは厳しいってパンフレットに書いてあるじゃないですか。他の医学部専門予備校と比べてもレクサスが一番厳しそうだったけど、それは本音でぶつかって面倒を見てくれるという意味なんだと分かって、自分には合っているなと思いレクサスを選びました。

千島レクサスの入学説明会に来られたのはいつでしたか?

3月3日です。医学部受験を終えてすぐですね。入学説明会のあと基礎学力テストを受けて、その日から勉強を始めました。

千島気合が入っていたね。

はい。私は数学ができなかったので、これはちゃんとしないと医学部合格はできないなって思ってすぐにプレ学習(授業開講前学習)を始めました。

日本医科大学医学部合格

沼山授業が始まってからはどうでしたか?レクサスは朝9時30分から夜の21時30分までの12時間学習だけど、辛くはなかった?

プレ学習の時から同じスケジュールで勉強して十分きつい思いをしていたので、4月からは慣れたのか辛くなかったです。

沼山成績も、毎週小テストで9割を取っていたので、特に問題はなかったですね。お母様にも6月の面談の時に、このペースで行ければ医学部合格できますよと申し上げました。

でも、そう言われると不安で(笑)。

千島全然信用してなかったですね(笑)。

沼山これだけしっかりこなせていれば、大丈夫だって思っていたよ。でも、「医学部合格できるなんて根拠もないのに何言ってるんだ!」って思ってたんでしょ(笑)。

あはは。ごめんなさい(笑)。

千島成績上特に問題はなかったんだけど、やっぱり不安だった?

不安でしたね。

千島小テストで9割取ってたのに?

だって、小テストって先週の授業の復習問題じゃないですか。それは絶対取らないといけないと思っていました。9割取っても褒められることではないです。

千島今、大事なこと言ってくれましたね(笑)。小テストで9割は絶対に取らなくてはいけない義務だと。

沼山やっぱりそこが一番重要なことなんですよね。日々の復習、積み重ね。簡単だからって疎かにせず、きちんと勉強し続けたから、最終的に結果が出たんだよね。
1学期はそこまできつくなかったでしょ?

はい、そうですね。

沼山夏になってもクラスは変わらなかったのかな。

はい。クラスはずっと変わりませんでした。安定はしていましたが、クラスが変わらなかったことで少し心配になりました。クラスが下がらなかったことはよかったですが、逆に上がりもしなかったので、自分は結果が出ていないんじゃないかって不安になりました。科目で言えば、化学と生物は最後まで不安でしたね。

沼山でも、化学も生物も小テストは9割前後得点できているよ?

だって小テストは復習問題ですもん。現役の時はまどろっこしいと思ったかもしれませんが、同じ問題をただ分かっただけではダメで、授業できちんと理解して自分で答案として再現できるようになることが重要なんですよね。それができるようになったことが現役の時との一番の違いですね。

千島現役の時はわかったつもりになっていただけで、知識が定着していなかったもんね。その反省を活かすことができたね。

はい。ただ理解するだけではなくて、繰り返し学習して、丸暗記ではなく自分一人でも解けるようにできてよかった。同じ問題であっても、自分で解けるようになることが重要です。

千島クラス分けは他の生徒の成績も影響しますから、結果としてクラスが上がらなかっただけで、力はちゃんとついていましたよ。夏はどうでしたか?

夏は数学がきつかった。私は数学が重要なキーになると思っていたので一番伸ばしたかったんです。そういう気負いもあったのできつかったですね。
夜間指導の時も、与えられた課題が終わったら、千島先生のところに追加でプリントを貰いに行っていました。人よりも演習量を多くしたかったんです。でも、やってもやっても不安になっていましたね。

千島確かに人並み以上に課題をこなしていたよね。

でも千島先生はちゃんと課題を全部みてくださったじゃないですか。私は心配性なので、解けた問題でも他に解法があるんじゃないかって質問していたんですけど、最後まで付き合ってくださいましたよね。

千島2回目の実力テストで、「私はダメだー」って言ってたよね?

あーありましたね(笑)。こんなに努力しているのに結果が出ない!って。計算ミスしていたり、とにかく間違いがケアレスミスで、その結果、クラスが上がらない成績になっていました。取れたはずの問題までケアレスミスで落としてしまっていて、このままだと昨年と同じになっちゃうかもしれないって不安に陥りました。それで千島先生に相談していました。

千島君は目標が高かったんだよね。

そうですね。努力した分は結果が欲しかったので、結果がついてこないという焦りはありましたね。

千島実際はそんなに心配するほどではなかったんですけどね。

ほんとに(笑)。受験が終わってみたらそう思えるようになりました。

沼山その時は不安だっただろうね。でもそれは仕方がないよ。勉強すればするほど、分からないことも出てくるしね。2学期は問題が難しくなったでしょ?

難しくなりました。一番難しかったのは数学でしたね。間違え方がいつも一緒で、ありえない間違え方をしていたりして、その原因が注意力が足りないのか、緊張していたせいなのかがわからなかった。

千島夏の精神状態をまだ引きずっていましたね。

沼山英語は頑張っていましたけどね。

英語は先生に呼び出されたり色々言われるのが嫌だったので、集中していましたね。

千島じゃあ、数学も呼び出したりやかましく言えばよかったな(笑)。

数学は国定先生が採点してくださるんですけど、「また変なところを間違えてるよ」って言われることが多くて、それも恥ずかしかったです。出来ると褒めてくださるんですけどね。

千島2学期も後半ぐらいになって、ようやくなぜそのようなミスをするのか分かってきたんですよね。

そうなんです。実はただの注意不足で、落ち着いて問題に取り組めば問題なかったんです。初めて見るような難しい問題は最初から注意深く取り組むから解けるんですが、逆に見たことがある問題だと勢いで解いちゃう。それがケアレスミスの原因だって千島先生に指摘されてやっと分かったんですよ。千島先生に指摘されなければ気づけなかったです。

千島問題文をよく読みましょうと小学生みたいなことを言ったら、良くなりました(笑)。圧倒的な演習量が仇になったんですよね。問題を覚えちゃって、勢いでやるようになってしまっていたから。

あーもう、恥ずかしいなぁ(笑)。

日本医科大学医学部合格

沼山このタイミングで気づくことができて良かったですね。英語は最初から心配してなかったですけどね。

英語の偏差値は60くらいで、自分では出来る方だと思っていたんですけど、川島先生に叩き込まれたらもっと偏差値が上がってさらに得意になりました。

沼山理科はどうだったの?

10月、11月にものすごくやりました。生物は課題が多いんですけど、『まるごと相談会』の時にレクサスOBの方に相談したら課題を3回繰り返すといいよって言われて、参考にさせてもらいました。特にできない問題だけ繰り返してやりました。

沼山それでいいんだよ。出来る問題に時間を使うのはもったいない。直前期はどうでしたか?その頃の君を見ていると余裕がなかったよね。精神的に不安になったりしていたのでは?

考えれば考えるほど不安になるので、とにかく問題を解いていました。勉強することで現実逃避していた感じですね。

沼山それが一番重要だね。きついと思っていてもそこで勉強できると、精神的に参ることはないよ。でも、その時はだいぶ緊張の糸が張り詰めてる感じがしていたなぁ。

千島ゆとりがあるようには見えなかったですよね。

正直言えば、毎日不安で、いつも緊張していました。

千島勉強をしっかりとしていたからこそ、不安になるんだよね。
質問対応や教え方で特に印象に残っている先生は?

やっぱり英語の川島先生ですね。これ、ほかのみんなも言ってることなんですけど、試験中、問題を読んでいると川島先生の解説が聞こえてくる感じがしました(笑)。それくらい何度も丁寧に教えてくれました。恐かったけど(笑)。

沼山質問はよく行きましたか?

結構質問しに行きましたよ。でも、すぐに質問に行くのではなく、まず自分でちゃんと考えてわからない部分だけ聞くようにしていました。

沼山受かる人の共通点ですよね。12月から試験までにはどのような勉強をしていたのですか。

過去問は数学と化学は受験する大学を全部やりましたね。数学は毎朝1時間くらい過去問を解いていました。

千島普通ならこなしきれないレベルと量の演習だったんですが、Yさんはしっかりと終わらせた。その時、この子は本当に頑張れる子なんだと思いましたね。直前期なので日ごろのペースは乱さずに、でもオーバーワークにならないように気をつけて見ていました。

そうだったんですね。だからかな、いつも通りお互いドライでしたね(笑)。

千島そうだね(笑)。「先生これやるね」「オッケー」みたいな感じだったよね。

本当にありがとうございました。最後の先生の反省会のおかげで、どうにかなると思えました。

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沼山で、試験が始まってみたら最初3連敗。

やめてくださいよう(笑)。あの時は本当に焦りました。

千島でも、前から「私、合格が出るとしてもきっと4校目ぐらいからですよ。時間かかりますから」って、謎の宣言をしてましたよね(笑)。

宣言していましたね。出来る問題からやればいいんだよって言われてたんですけど、試験会場ではなかなかそれができなくて...。

沼山3回の練習が必要だったわけですね。

はい。複数受けさせてもらって良かったなって思います。

千島一年間を振り返ってみて、精神的に浮き沈みもあったと思いますけど、Yさんは今年通っていた生徒の中で一番勉強していたんじゃないかなと思います。一緒に勉強できて、私も嬉しかったです。

沼山それでは、最後にこれからレクサスに通う後輩へのメッセージを。

本当に一年で決めるんだって思えば、根性で乗り切れると思います。そのためにも、どんどん先生の力を借りてください。できる人に相談してください。それがすぐできる場所がレクサスです。あと、私は合格者インタビューをよく読んで、先輩方が今までやっていた工夫を真似していました。実際に医学部受験を経験しているからこそわかることがあると思うんです。レクサスは『まるごと相談会』などで、先輩の話をすぐに聞くことができるのもいいところですよね。そしてなによりもあきらめないことと努力すること。最後まで頑張って医学部合格を勝ち取ってほしいと思います。