帝京大学医学部合格者インタビュー

2013年帝京大学医学部合格 久保木 秀幸さん合格体験談

高校は楽しくやって、1浪で頑張って合格。理想的でした(笑)。

帝京医学部合格おめでとうございます。

ありがとうございます。

ほかには?

岩手の一次合格をもらいました。

出身高校はどこですか?

函館ラサールです。学校の寮にいて、楽しかったです。勉強もまぁ…。でも一浪で合格したんですから…(笑)。

ははは(笑)…久保木君が医学部を志すきっかけは何でした?

小さいころから医者になるようにと両親から言われていたこともあるんですけど、父が薬剤師だったことが大きかったですね。

なるほど。それで医療系の職業になじみがあったわけですね。その道に進むことになって良かったですね。では、レクサスに入学するきっかけは?

最初は駿台とか大手予備校に行こうと思っていたのですが、やはり一年で医学部に合格しようと思ったら医学部専門の予備校に行った方が良いのではないかと思って、医学部専門予備校を探していて…。いろいろと予備校も回ってみたんですけど、レクサスの雰囲気が一番良かったと思ったのが決め手です。

そうでしたか。ありがとうございます。そのほかには、どのような印象を持ちました?

最初は、厳しいって先生方皆さんおっしゃっていたので、大変なんだろうなぁと思っていました。でも終わってみれば、勉強はさすがに大変でしたけど、精神的に苦しくなることもなく、一年間頑張ることができました。

面談の後に、体験授業には参加しました?

体験授業は出てないです。

では入学を決めてすぐにプレ学習ですね。プレ学習はどうでしたか?

プレ学習は英語のテキストを渡されたときに「これ、一番簡単なテキストだよ。」って渡されて、僕の英語はそんなにひどいのか…とがっかりしました(笑)。

なるほど。レクサスでのスタートはがっかりスタートだったわけだ(笑)。でも、プレ学習の教材は、入学の際の基礎学力テストで決めていますよ。この結果を見ると…英語は半分くらい点数は取れているけれど、英語科の先生からするとかなり物足りないと思われたようだね。理科もかなり厳しい状況だったね。

とにかく英語がとてつもないネックで。授業が始まってからは、一応、英語の毎週の単語テストと熟語テストは80点以上取ることを目標としていたんですけど、数学に時間を取られてしまって。でも、なんとか時間を作ってある程度は目標をクリアすることができました。

かなり頑張りましたよね。でも、開講前の実力テスト(このテストで前期のクラスを決定)の結果も、基礎学力テストに比例していて、クラスもずいぶん下の方からスタートすることになってしまいましたね(英語:F7/化学:F6/生物:F5)。数学はちょっと上のクラス(数学:F3)で。

はい。そうです。

教材はどうでしたか?

レクサスの教材は難しいというよりも、解けないけどどこかで見たことがある…という内容の問題を繰り返しやることが多かったです。

そこに気づくとは、しっかり勉強しましたね。レクサスでの前期の大きな課題は、そういう基礎的な問題を繰り返し、一つひとつをきちんとこなせるようになることです。久保木君はきちんとこなしていました?

…まぁあの…、最終的に合格できたということで…きちんとやっていたのだと思っています(笑)。

ははは。合格できたということはきちんとできたということですよね。では、夜間指導のシステム・復習課題はどうでしたか?

英語に関しては、夜間指導で課題の量を多くやっていたということもあって、夏までに上のクラスとの差は、あることはあったんですけど、それでも差は縮まってきたな…とテストを受けていてすごく実感していました。それと、全ての教科で授業が進めば進むほど分からない部分が必ず出てきたので、夜間指導の時間にそのわからない部分を解消することができて、とても助かりました。

うまく時間を使えたということですね。授業を受けて、夜間指導で課題をこなして、毎週の小テストで確認するというサイクルがレクサスの勉強のスタイルです。小テストもきちんと点を取っていました。

頑張りました。自分で言うのも何ですが(笑)。高校は楽しくやって、一浪で頑張って合格。理想的でした(笑)。

どのクラスにいても、小テストできちんと点数を取ることができる人はちゃんと結果が伴ってくるものです。久保木君の場合、第一回(4月)・第二回(7月)の実力テストを比較すると、第二回の実力テストではずいぶんと成績が上がりました。どの教科も万遍なく得点できています。第三回(9月)からは応用的になり、やはり応用的になると英語で足りないところが出てきました。でも、秋に受けた外部の模擬試験の結果はすごかったね。試験によっては英語と数学の成績が逆転したりしています(笑)。これは英語を頑張って勉強した証ですね。

はい。頑張りました(笑)。

久保木君はFコースの下のクラスからのスタートでしたけれど、Fの上のクラスに上がることができたのは…

後期(9月~)になってからですね。後期に上のクラスに上がって、そこで頑張って…。

高校では友達と楽しくやっていたようですけど、レクサスはどうでした?

高校の時の友達と違って、みんな医学部を目指すという目標が一緒だったので、休み時間の会話の内容も勉強についてだったり…。勉強の話を笑いながらできるなんていうのは今まででは考えられない環境でした。

そうですか。かなり違った環境だったんですね。レクサスでの生活面、食事とかどうだった?久保木君がたくさん食べるというのは有名でしたよ。

えへへへ。そうですね。レクサスは近くにコンビニとかあって便利でしたね。でも適度に運動しなきゃいけないな、とは生活面では思っていました。

それでは、レクサスの講師の先生はどうでしたか?

先生は皆さん優しかったです。「教えてください!」と質問しに行くと、自分がわからないところだけじゃなく、わかっていなかったもっと根本的なところまで教えてくれるので、僕にとってはとても助かりました。

苦手科目の克服法について聞かせてください。久保木君の苦手科目と言えば英語だけど、英語の小テストとか単語テスト、熟語テストに目標を設けていたという話でした。それ以外になにか特別にやっていたことはありませんか?

特別にやっていたことはないですけど、もらった課題・プリントを反復するというのが基本…ですかね。

反復するっていうのがとても大事ですよね。

そう思います。数学が好きだったんですけど、高校のときは好きなところばかりやっていて、苦手な部分は残ってしまって、結局成績が伸びなかった…と思います。この一年間通して、システムで強制的に苦手な部分も何回もやらされた…いえ、あのう、やらせていただいた(笑)ことが良かったんだと感じています。

入試本番で、今年は去年とは手応えが違ったと思うけど、どうでした?

去年は問題に全く手をつけられない状態だったのが、解けるようになったという部分もありましたし、「一年間これだけやったのだからできるはずだ!」という自信は、試験期間中に緊張しないための道具としてとても重要だと思いました。

自分がこれだけやってきた、という自分に対する信頼、自信は試験の時にはモノを言いますね。 二次試験対策の練習はどうでしたか?

桑原先生に二次試験の面接対策していただいたときに、質問に答えると、桑原先生に突っ込まれてしどろもどろになってしまって・・・。対策しないで行かなくて良かった…と思いました(笑)。

生徒の皆さんが良しと思うものと、大人の良しと思うものは違うからね。

僕の中では面接は「僕の主張したいことが答えだ」と思っていたのですが、やはりある程度用意された答えが必要ですね。

面接では、質問が決まりきったもので、答えも決まりきったものであっても、きちんと答えを返せるかどうかというところも見られていてね。
それでは、レクサスでの一年間を振り返ってみてどうですか?

そうですね…。11月の終わりごろから過去問とかいっぱいやったんですけど、帝京の受験の時、「この問題はやったことがある!これもやったことがある!」と感じることができたというか、もちろん問題はしっかりと読んだんですけど答えが見える問題がいくつかあって、「自分、すごいな!」と思ってしまったりとか(笑)。

あはは。自分で自分のことをすごいと(笑)。

数学の問題も、国定先生に課題をいろいろといただいていたのですけど、何問も的中していたので、本番で見直す時間ができました。

なるほど。それは良かったね。でもそれは久保木君が出された課題を一生懸命にこなしたからだよ。ご両親はレクサスについて何かおっしゃっていましたか?

レクサスには本当に感謝しかありません。両親は二浪を覚悟していたみたいで…。前期が終わったところで、僕も自信があって、上のクラスに上がれると思っていたのに上がれなくて両親は「もう一年かな…」と思っていたようですけど、なんとか一年で合格することができてよかった。

よかったですね。そんな久保木君から後輩への受験勉強へのアドバイスをお願いします。

僕はレクサスでもらった課題しかやっていませんでしたので。特に別の教材に手を出す時間もなかったですし…。課題以外にプラスアルファでやるとしたら、生物ではプリントを多めにもらって反復したり、数学はわからない問題だけコピーして切り取ってノートにしたり、夏休み以降の数学は自分で進める課題みたいなのがあるのですが、それをじゃんじゃん進めていったりしましたね。あと、わからない部分は必ず質問して解消することかな。それと、先生の言うことを聞くこと!それが一番早いです。

はっははは。それが一番効率が良いよね。

自分なりの問題の解き方というか、数学でも自分なりの勉強のやり方があったんですけど、やはり先生に教わったやり方の方が良かったです。

そうですね。試験はどうしても時間の制約がありますからね。時間内に解かなければいけないとなると効率の良い方法を選ばないと。大学に入ったら何かやりたいことありますか?

部活。体を動かしたいです。この一年間何にも運動もせずに勉強だけしていたので。

今日もスキーの帰りだとか。大学に入ってもやはりスキーを?

いや、ラグビーとか。

あっそうか、高校ではラグビー部だったんだよね。

ラグビーがあればやりたいです。

大学を卒業してからのビジョンを聞かせてください。

すぐに開業される方もいらっしゃるようですが、外科医になりたいので何年かは勉強というか、腕を磨くという意味で大学病院ですかね。外科を総合的に勉強して、どんな患者さんでも診られるプロフェッショナルになりたいです。

なるほど。そういう形で修業を積みたいんだね。

修業ですね。

最後にレクサスへのメッセージをお願いします。

一年間で何とか医学部合格させてもらいました。本当にありがとうございます。

Fコースの下の方からここまで成績を上げて合格できたのは久保木君の努力のたまものですよ。大学に行ってもぜひその調子で頑張ってください。今日はどうもありがとうございました。

ありがとうございました。

お疲れ様でした。…ラグビーやってたんだね。

はい。ラグビー部と陸上部の両方に入っていました。

帝京はラグビーが強いからね。二次試験の面接でラグビーの話になったんでしょ?

そうなんですよ!面接試験の時に、面接官から「ラグビーに興味ある?」とそっちの話になっちゃって…(笑)。

ちょうど試験の時は日本選手権とか大学選手権で帝京のラグビーが盛り上がってた頃だったからね。

ラグビーの話ばかりで成績の話は全く出なかったので「ダメなのかなぁ…」と心配になっちゃいました(笑)。