昭和大学医学部合格者インタビュー

2013年昭和大学医学部他合格 小林 加奈さん合格体験談

厳しい環境で自分を追いつめて、今年一年で絶対に受かってやろうと思って...。

まず…合格おめでとうございます。

ありがとうございます。

合格したら顔つき変わったね。思いつめた雰囲気がとれて、とてもいい表情になったよ。

えへへ。

今年は昭和大学、北里大学、女子医科大学に最終合格して、日本医科大学も補欠で待ってる状況ですね。日医の補欠が来たらどうするの?

昭和大学も日本医科大学も同じ東京ですけど、私は三浪してしまっているので、よりお金のかからない昭和大学に行きたいと思っています。

そうか…なんか、二次試験対策のお手本みたいな答えだね(笑)。では昭和大学に行くのは決定ですね。

はい(笑)。

小林さんは…群馬の前橋女子高校の出身でしたね。高校卒業後は渋谷の医系予備校何校かに通い、今年はレクサスを選ばれました。レクサスに来るきっかけは何でしたか?

レクサスは厳しいと聞いていました。今年は私も三浪目で後がないので、厳しい環境で自分を追いつめて、今年一年で絶対に受かってやろうと思って…。

うまくいく人はそうやって自分を追いつめていく場合が多いですね。レクサスにはそういう環境があるわけだけど、ほかの予備校はどうでした?

他の予備校もテキストとか、色々と良かったのは良かったですけど、厳しさはなかったです。

厳しさね。確かにそういうところは他の予備校とは違うところだよね。期待通り厳しかったですか?

…厳しかったです(笑)。

あと、小林さん自身も、自分自身に対して厳しくしてたよね。君の一期前の先輩に田邉さんという生徒がいたんだけど、その田邉さんに近いくらい。田邉さんも自分に厳しい人だったんだけど、今年の「自分に厳しいチャンピオン」は間違いなく小林さんでしたよ。良く頑張ったね。

はい(笑)。

レクサスに来校したとき最初に面談したのは私でしたが、そのときのレクサスの第一印象は?

うーん…、やっぱり他の予備校よりもシステムがはっきりしていて、毎日の計画を立てやすそうだと思ったのと、小テストが毎週あるというところが自分の勉強のペースを作りやすいと思いました。

なるほど。システムはかなりきちんと作ってあるつもりです。

特に勉強したことを毎日課題で復習して、小テストで定着を確認していく形式は勉強しやすかったと思います。

レクサスに来たときの成績は…数学がちょっと弱かったんだよね。

やはり数学が昨年の入試における敗因となっていました。

入学するときに受けてもらった基礎学力テストの成績が、ここにあるけど…。やはり他の教科に比べると数学の点数が低いですね。基礎学力テストを受けた後に、プレ学習を始めてもらいました。プレ学習についてはどうだったかな?

プレ学習では、やっぱり数学が自分の中で苦手だったので、数学の教材をいちばん頑張りました。全範囲が網羅されていたので…すごく…

身についた?(笑)

はい。身につきました。

プレ学習で先取り勉強して、実力テストがあって、レクサスの新学期が始まって。いよいよ始まってみたら、小林さんは上の方のクラスだったわけだけど、クラスについてはどうだった?

クラスはみんな出来のいい人たちばかりで、刺激になりました。みんなやる気もあって。

教材についてはどうでした?

数学の教材は、私にとってはすこし難しいかなって思ったんですけど、基本的な問題も多くあって力がついたな、と思います。

レクサスは必ずどのクラスでも、基本の部分はみっちりやってもらうから。それに毎週の公式テストもあるし、それが結果的に応用に結びついています。昼間はみっちり授業、そして授業後の「夜間指導のシステム」というのがウリですが、この夜間指導はどうだった?

他の予備校では授業が終わった後に自習室にこもって自分でやっていたんですけど、レクサスの夜間指導ではみんなの勉強している姿が良く見えて、何をやっているかっていうのも良くわかるので、集中力が途切れずに自習できてよかったと思います。

なるほど。でも課題の量、大変だったでしょ?

あーはは…は。。。

レクサスは本当に課題地獄って言ってもいいくらい復習しなきゃいけないからね。暇なしだよね(笑)。

はい。そのあとに単語覚えなきゃいけない、熟語覚えなきゃいけない、公式覚えなきゃいけないで、いつも何か勉強してました(笑)。

その毎週勉強したことを小テストで確認するわけですけど。ここに小テストの結果があるんだけど。

はい。

すごいね。良く頑張りました。

ありがとうございます。

こういうところでちゃんと勉強した人はちゃんと結果出しているよね。パッとみてもこの結果は…何にも文句がないです。

えへへへ。

毎週の小テストのほかにも全4回(4・7・9・10月)の実力テストもありました。一回目(4月)二回目(7月)の実力テストは割と基本的な問題だったから、全般的にまずまずできてたみたいだけど…。

秋の実力テスト(10月)では数学が応用的な問題になったから、成績もなかなか思うようにならず、すごく焦りました。

あははは。テスト後の面談で、数学の成績が…って話題になった時、一瞬だったけど小林さんがすごく悲しそうな顔をしたのをよく覚えています。一瞬涙目になってしまい心配しましたよ。最終的にレクサス医大診断模試(11月)の時点では応用的な問題もかなりできるようになっていて安心したけど。こういう模擬試験の焦りが最後の受験本番の頑張りに、スパイスとして効いたのかもしれないね。

そうですね。

レクサスの友達とはどんな関係でしたか?

私は、そんなに多くの友達と交流したいとは思ってなかったんです。もう三浪なので、レクサスにいるこの一年間はずっと勉強だけしていようと思っていたんですけど。
やっぱり浪人生活はすごく長いので、同じクラスの女の子とかがすごく支えになってくれていました。

なるほど、みんな似たような目標を持っている人たちだからね。話もしやすいし一致団結もしやすかったんじゃないかな。食事はどうしてたの?

食事はたくさん食べちゃうと眠くなって勉強できなくなると思って、わりと制限して食べていました。

ええ!?そうだったんだ?そこまで気を使っていたんだね。それもすごいな。食事はお弁当とか、外食とか?

お母さんが作ってくれたおにぎりです。

なるほど。おにぎり食べて腹八分目くらい、だね。やっぱり気を使う人はそこまで気を使うんですね。レクサスの講師の先生たちはどうでしたか?

先生たちはとてもわかりやすく説明してくれて、質問しに行きやすかったです。

本当にいろんな先生に質問しに行っていたよね。 生物の小鹿先生にもずいぶんお世話になってたね(笑)。

同じことを何回でも嫌がらず、繰り返し教えてくれました。

小林さんは最初数学が苦手だったわけだけど、その苦手な数学を克服して医学部に合格。そこで、小林さんの数学克服法を教えてください。どんなふうに克服したの?

レクサスの授業でやったテキストの問題をすごく大切にして、小テストでは絶対百点を目指して勉強していました。あれこれと手を出さず、授業で習った問題を必ず自力で解けるようにしていたんです。あとは、後期から夜間指導の時に配られる数学の実戦的な問題のプリントがあったんですけど、そのプリントは自分のペースで進められて、終わったら次の問題プリントをもらえるものだったので、どんどん進めていくことができて力が付きました。

夜間指導課題以外に、上のクラスには難関校向けの数学の特訓課題もあるけど、あれはどうしたかな。

特訓プリントは…2枚くらい…でした(笑)

そうか。では、難しいことには挑戦せずに、普段の授業の課題の方を一生懸命やってたんだね。

はい。それで充分でした。

レクサスで一年間頑張って、今年実際に受験をしてどうだったかな?

レクサスでは毎週小テストをやっていて、これくらいの手応えだとどれくらいの点数だ…っていうのがわかっていたので、実際の試験でもレクサスの小テストと同じようにやって、大体手応えで何割くらいはできたな…っていうのがわかりました。

なるほどね。テストの手応えが実際の点数と結びついて、ある意味自分の出来が良くわかるようになった、ということだね。

はい。

前の年と比べて今年の受験はどう変わった?

去年の受験の時は、理科で点を稼ぐような感じだったんですけど、今年は英語の長文がすごく読めるようになって、そこでも点を稼げるようになって。数学では、点が取れる問題はすべて解こうと思ってました。解くのに時間をとられるような難しい問題には手をつけずに、確実に得点ができる問題で点を取ることができるようになれたと思います。

そうだね。やっぱり入試では、みんなができる所は落とさずにきっちり守るというのが大事なところですね。あと、理科の方はみんな長いことやってるから得点源にはなるんだけど、それだけじゃだめで。

そうですね。やはり英語と数学もきちんと伸ばさないと。

あとは二次試験。二次試験の練習はさんざんやりましたよね?

やりました~(笑)

もう人前で話すっていうのも慣れてきたんじゃない?何でも来いって感じでしょ?

はい、すごく慣れました。

前の年ずいぶん苦労したらしいね。前の年の二次試験の話聞くと、面接試験でアガっちゃって、厳しい質問、意地悪な質問なんかもあって大変だったんだよね。

はい…。

でも、今年は一次試験の成績が良かったから、そんな意地悪な質問はなかったでしょ?

はい、なかったです!

よかったね(笑)。やっぱり一次試験の成績が良いと、二次試験でも対応が違うってことを実感したでしょ?

実感しましたね…。去年みたいに一次試験の点数が良くなかったときは、面接で追いつめてくるというか、いじめてくるというか、そんな質問ばかりだったので…。

そうだよね。心配するまでもなくすんなりと終わってしまって、本当に良かったですね。

本当に良かったです。

お母様も二次試験のことをかなり心配されていたんじゃない?

はい…。去年は二次試験でいじめられて泣いて帰ることが多かったので、心配してくれていました。

二次試験の前にお母様から「心配で心配で…」と電話があり、何度もお話ししました。

そうだったんですか。

最後には、精一杯勉強していた小林さんを信じて見守りましょうというお話までしました。二次試験も順調で本当によかったね。ところで、レクサスで小林さんは、勉強時間を確保するために休み時間も勉強していましたよね。

やってましたね。

昼休みや夕休みなんかも勉強していました。

はい。

小林さんが休み時間も勉強してるのは、講師の先生たちの間では有名な話でした。

へええ、そうだったんですか(笑)。

あと、一年間のレクサスの思い出、何かありますか?

思い出…。レクサスでは朝早く来て、21時30分までずうっと勉強していたってイメージがあります。

うん。朝から晩までずっと勉強ですよね。それは生徒さんたちにとっては大変なんだけど、それを我慢して一年間頑張って乗り切るっていうことが大事でね。その我慢の部分が合格に結びついてるよね。ご両親はレクサスについて何か感想をおっしゃっていましたか?

レクサスの小テストはすごくいいよねって、言ってました。

なるほどね。小テストで基本的なものをきちんと身につけるっていうのは大事なことですよね。では、これから医学部受験に臨む後輩たちに対して、受験勉強のアドバイスをしてもらえますか?

受験勉強はいっぱい暗記した者勝ち、みたいなところがあると思うので、いろいろ頭に詰め込むこと。あと面談で先生に何度も言われましたけど、難しい問題は解けなくてもいいから、簡単な問題を確実に解けるようにしておくことですね。

そうですね。解けることができる問題は確実に得点に結びつけてほしいね。あとは、レクサスを利用するにあたって、後輩にこれだけは言っておきたいってことは?

遅刻とか欠席はしたらダメ!です。

うーん、いいこと言うねぇ(笑)。

えへへへ(笑)。

遅刻欠席しない、ということは大事なことですね。それが守れないと、勉強についてもちょっとずつ自分に対してゆるくなってしまって、そのゆるみがきちんとした学力に結びつかず、結果として合格できないということになってしまいます。受験勉強では自分に厳しくしないと成功できません!

そうですよね。

大学に入ったら、何かやりたいことはあるの?

勉強もすごく楽しみだし、部活もひとつだけじゃなくて、多くの部活に入って交友関係を広げてみたいと思ってます。

うわぁ、それは忙しくて大変そうですね。勉強して部活がんばって交友関係も広くっていうのは(笑)。大学を卒業した後はどうしようと考えているの?

卒業したら、昭和大学の大学病院で働きたいと思ってます。

お、それもやっぱりあれだね、二次試験対策に用意していた答えみたいだね(笑)。

うふふふ(笑)。

実際、卒業した大学の病院で働くことになるのが多いと思うんだ。自分の卒業した大学で研修っていうのはやはり研修もしやすいし、周りも似た環境の人たちが多い。困ったとき、先輩にも頼りやすいしね。
さて、今後のレクサスに対して、メッセージみたいな…なにか御助言をいただけますか?

レクサスで出された課題とかはすごく良かったです。課題の量は多かったけど、それをこなすことで力が付いたのは間違いないので、次年度からはもっといっぱい課題を出してください!

うわぁ!そうですか(笑)。では遠慮なく課題を用意させてもらいますね。

いっぱい!…ですよ(笑)。

小林さんは一年間よく頑張って、苦手な数学を克服して、全体的に万遍なくムラのない成績で医学部合格を勝ち取りました。でも、数学についてはスランプもあったよね。

はい。秋に数学の成績が落ちてしまったときは、精神的につらかったです…。

でもそれに負けないで、4月からの勉強姿勢をずっと保ってきて、最後まで頑張ったということが希望大学医学部合格という大勝利につながりました。この経験は大学での勉強にも絶対に役に立ちます。大学でも頑張ってください!

はい。

今日はどうもありがとうございました。

ありがとうございました。

…お疲れ様!緊張した?

緊張しました(笑)。

二次試験の練習の時に用意した答えがいくつかでてきたね(笑)。

そうでしたね(笑)。