現役東大理V生のブログ
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  • 現役東大理V生のブログ〜受験生活編Vol.5〜
  • 10月(受験期)
  • ■計画
     過去問の演習を進める
  • ■使用した教材
     9月と同じく過去問
  •  正直な話、10月も9月と同じように過去問を解き進めていただけで、内容的に大きな差がありません。ただ、10月の末〜11月にかけての秋の模試シーズンが近づいてモチベーションも上がり、また計画が消化されていくにつれて自信もついてきました。受験勉強を始めた2年冬〜3年春のころにはぬぐい難かった、有名校に通っている人たち、模試の優秀者欄に名前が載っているような人たち、に対する劣等感はようやく薄まってきて、追いつく段階から追い抜く段階に入ったような実感を持っていました。事あるごとに、全国の中で今自分は何番目ぐらいにいるのだろう、合格のためには何人を追い抜かなくてはいけないのだろう、と思いを巡らせていました。
  •  さて、前述の通り10月は9月としていたことが変わらないので、話の種も尽きてしまいました。そのため、少し脇道に逸れることにはなるのですが、受験期の僕の学校に対する態度というか接し方のようなものについて書いておきたいと思います。一つのモデルとして、参考になればうれしいです。
  •  すごく恐れ多いことを書くのですが、もしも学校のカリキュラム通りに学習を進め、課題をまじめにこなし、というようなまじめな生徒だったとしたら、僕は合格できなかったと思います。要因はいくつかあって(地方の公立高校だということも関係あるのでしょうが)、一つはカリキュラムの問題です。受験の範囲をすべて終える時期はとても(とくに中高一貫の学校に比べれば)遅いです。物理なんかは3年の冬休み直前だったりします。また、二次試験直前期に志望校別の対策クラスなんてものができても、教員数の都合上、東大・京大クラスみたいな合同授業になってやや的外れな問題を解くことになったりします。もうひとつは授業や指定された参考書で扱う問題のレベルが、実際の入試問題(とくに理3に合格するためには触れなければいけないような問題)とズレてしまっているということです。
  •  ということで、僕は自分の部屋の自分の机で自分の参考書を使って行う、自分の勉強を何よりも重視し、全体の勉強の柱に据えることにしました。ただし学校を否定したわけではありません。こう言ってしまうと傲慢に聞こえると思いますが、うまく利用してやろう、といった心持です。受験期に入り、塾などに通い始めたとたん、学校そのものを軽視してさっさと早退したり、授業に関係ない内職ばかりしたり、課題はすべてスルーするような人は多数見かけました。しかしこういった態度は、僕の立場からすると、逆に効率が悪く見えます。どうしたって学校には行かなくてはいけないわけですし、それならばそこでの時間を少しでも自分の身にするべきです。授業や課題を通じて、先生方がいろいろと知識を提供してくれるわけで、その中に自分の勉強で拾えていなかったり曖昧だったものが出てきたならばもうけもんです。先ほど内職をしたり課題をしない人を非難するようなことを書いたあとであれなのですが、僕もこういったことはしていました。ただし、全ての授業においてではなく、自分の勉強と照らし合わせたうえで内容の被るものはやらない、被らないものはやる、といった取捨選択を挟みました。これが前述していた「利用」という言葉の意味です。先ほど言った、拾えていなかったり曖昧だったものが出てきたならばもうけもん、ということを考えると、接する教材は多くて損はありません。ですから、課題に関しては大体やっていました。ただ、家でするとなると柱としている自分の勉強に支障が出てくるので、休み時間やすでにマスターしている内容の授業での内職などでこなし、課題を極力家に持ち帰らなくて済むように心がけていました。この、自分の勉強をこなしたいがために余剰の時間を使って学校のことは済ませてしまう、という逆算の考え方は小刻みに目標が設定できる(ここでは、柱とするべき自分の勉強に早く入るという目標です)のでモチベーションの維持がしやすいと思いますし、結果として勉強の全体量も増え、効率も上がると思います。
  •  なんだかまとまりが悪くなってしまったのですが、要するに言いたいこと、つまり僕の中でのベストな勉強の進め方(あるいは計画の立て方)は、どこかしらに勉強の柱を置き、それ以外の授業や教材はその柱を引き立てるために利用するにすぎないということです。膨大なやるべきこと達の間にはっきりと序列を設けてしまうのです。というのも、全部のやるべきことを同等に重んじてしまうと、どっちつかずになってしまう可能性が(時間がない時は特に)高いからです。どこに柱を置くのがベストなのかは人によって違って、学校の人もいれば塾の人もいて、僕のように自分の勉強の人もいるでしょう。
  •  まあ、こういった考え方自体が向いているかもやっぱり人によるとおもうので、参考になる人は参考にしてください。
  • >> 現役東大理V生のブログ〜受験生活編Vol.6〜 11月(受験期)
    >> 現役東大理V生のブログ〜受験生活編Vol.5〜 10月(受験期)
    >> 現役東大理V生のブログ〜受験生活編Vol.4〜 9月(受験期)

>> レクサスの「言語」とは何か。
――中学時代こそ,「言語としての日本語」を正しく学ぶべき時期

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――レクサス独自の科目「言語」とは何か――5回にわたって詳しくご紹介します。