東京大学理科V類 現役合格

「現代文が上がると思っていませんでした。」

三輪泰暉君

三輪 泰暉君

東京大学理科V類 現役合格

レクサスのT.A.として活躍中!

――レクサスの実践英語のフィールド・トリップでシアトルに行きましたね、高1の時。

 中学の時から英語は好きだったんですけど、シアトルに行ってますます好きになりました。

 でも、発音が通じないことがあって……スーパーに買い物に行って、文房具コーナーどこですかって訊いたとき、"back-to-school"が通じなかったんです。

――今度、レクサスのメディカル・キャリア体験プログラムでニューヨーク医学部研修があります。

 ぜひ行きたいです。シアトルも刺激的で勉強になりましたが、今度はニューヨークです。ゆくゆくは、アメリカでも資格をとって医師の仕事をしたいし。

――いつ、東大の理Vに受かると思いました?

 センター試験の後ですね。

 英語は中2からやってたんでわりとよかったんですけど、数学がほんとに全然ダメで、ほんとに数学が伸びたと思ったのはセンターの後だったんです。

駿台の東大実戦でも60点が最高で、まずいなって思ってたんですが最後に受けた模試で100点とって、ああこれで数学大丈夫だって思いました。試験1週間前でした。

 実際は数学が120点中74点、英語も120点中74点、物理が60点中48点、化学が60点中42点、国語が80点中54点でした。結局は国語に救われたんですよ。

 国語もずっとできなかった科目で30点しか取れてなかったんですけど、最後の最後、現代文でひとつ「つかめた」ことがあって、おかげで助かったんです。

――どんなことが「つかめた」のですか?

 国語はですね、大事なのは単語だな、と。

 何か問われたら、それに一言でバーンと答えたい、という傾向が男子にはあって、僕も基本、解答が短かったんですね。変わったのは、まず解答の文字数を増やしたこと。

 文章を読むとき、単語にマルをつけていったんですよ。似たような意味の単語でもいくつかあるわけじゃないですか。でも筆者はその単語を選んでる、そこには何か意味があるはずだ、みたいな考え方で、単語にこだわるようにして。

 訊かれてることに忠実に答えるために、答案には、重要だなって思う単語をかき集めてつなげて文章にするっていう形にして、書けることは全部書いてやろうってしたんですね。今までは文章をナナメ読みしてたんだと思うんですよ。

 それを、一字一句にこだわるようになって、細かいところまで読んで細かいところまで書くようになったから、文章が増えたんだと思います。

 先生にも「変わったな」と言われました。

――ナナメ読みで趣旨をとらえていたと思ったら外れていたと……

 そうですね。

 もともと小説の問題は得意だったんです。小説はよく読みますし、ただふだんの読書はすごく速く読んじゃうんで、論説が苦手で。あれはほんとにゆっくり読むものですし。その方法がなかなかつかめてなかったんだと思います。

――小説は、読んでいれば大丈夫?

 小説が得意なのは、ぼくの性質だと思います。

――どんな?

 人の心を考えたり。

――ふだんから?

 そうですね。

 論説はある程度技術だと思います。ただ単語が難しいので、慣れておく必要があると思います。

――ところで、理Vが無理そうだったら、どうしてました?

 他の医学部を受けてましたね。

――医者になろうと思ったのは?

 医者はまあ、高校生になるころ、何になりたいか考えたとき、受験も、理系か文系か決めるときでしたし、よく知らないので、医者とかカッコイイなあ、って何となく思って。

 そしたら、知り合いの病院に何人かで泊まりで病院を見学するツアーに参加できる機会があって、ウラまで見せてくださったり、お話を聞いたりして、いい仕事だなあと思うようになって。

 で、医者になろうって決意して、医学部に決めました。

 いちばん印象に残ってるのは、大学を卒業したばかりの、年齢もそんなに変わらない研修医の方だったんですけど、毎日睡眠4時間ぐらいでめちゃくちゃハードだけど、すごくやり甲斐があるっておっしゃってて、僕もそうなりたいなって思ったんです。

――将来は?

 東大は2年までは教養なんで、3年以降に医学の勉強をしたり、研修やったりしてからまた考えたいとは思ってますが、できれば海外でも医師の仕事をしたいと思っています。

――ありがとうございました。