有機化学のオキテ

掟10.C-C間(1.54Å)> ベンゼンの炭素原子間の結合距離(1.40Å)> C=C間(1.34Å)> C≡C間(1.20Å) この大小関係を知っておくべし。

<6-1>

次の1~4の各記述に該当するものをa~eから選べ。(有機化学のオキテP20)

1.全原子が一直線上にならぶ直線分子

2.全原子が同一平面上に存在する平面状の分子

3.2個の炭素原子を含む分子のうち,炭素原子間の結合距離が最も短い分子

4.異性体が存在する分子

<昭和大学医学部>

a.アセチレン b.エタン c.エチレン
d.ブタン e.メタン

<6-1>解答と解説

有機化学のオキテP104

1.a 2.c 3.a 4.d

<解説>

問1 アセチレンは H-C≡C-H の構造をもち全原子が同一直線上に存在する。

問2 エチレンは以下の構造をもつがヨードホルム反応は陰性である。

問3 C-C間は1.54Å,C=C間は1.34Å,C≡C間は1.20Å(Å:オングストローム)なので三重結合を持つアセチレンが解答となる。

問4 ブタンの分子式はC4H10なので

の2つの構造異性体が考えられる。

<補足>

1 エチレンと同様にベンゼンの構成原子も同一平面上に存在する。

2 ベンゼンの炭素原子間の結合距離は1.40Åである。

3 1Å=10-10m=10-8cm

掟10.C-C間(1.54Å)> ベンゼンの炭素原子間の結合距離(1.40Å)> C=C間(1.34Å)> C≡C間(1.20Å) この大小関係を知っておくべし。