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医学部二次試験、面接・小論文対策にも使える医療時事キーワード

以下の記事は2015年時の記事です。

Vol.06 「出生前診断(これを「しゅっしょうまえしんだん」と読もうが「しゅっせいぜんしんだん」と読もうが構わない)」

代理出産で問題となったダウン症の子供引き取り拒否の豪夫婦の現実から考えさせられるのは【出生前診断】である。このタイ人女性は出生前診断を受けていて、生まれてくる子供は重篤な遺伝子病の可能性が高いことを医者から知らされていたにも関わらず、多分宗教上の観点からか産むことを決意した。それはそれで一見識であろう。問題は、出生前診断が遺伝子病の発症の可能性、あるいは重篤な遺伝子異常に関してのみの診断を判断材料とするなら認められるだろうが、ただ単に自分の遺伝子の保全とか、認められない遺伝子の排除とかの、更には優秀でない遺伝子抹殺などの生命倫理の根幹を揺るがすような判断のためになされる出生前診断には断固として異議を申し述べなければならない。この診断は換言すれば遺伝子診断であって、子供を授かる夫婦にとって最大の関心事でもあり問題でもある。よって、遺伝子診断の意義を認めうる範囲については受ける側の覚悟と良識を必要とする。まず第一に、自分は何故出生前に診断を受けるのかの自己認識と覚悟とを持たねばならない。遺伝子診断で重篤な遺伝子病の確率が高いと判断された場合、産み育てていく親としての覚悟はできているのかどうか、そこが大事である。出生前に遺伝子診断を受ける意味とは何なのかの自己理解が出来ていなければこの診断は全くの無意味さとそればかりではない害をもたらすものである。ダウン症児の受け取り拒否はさまざまな議論を呼んだが、詰まる所、出生前診断をどう捉えるかの問題に帰したのである。