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医学部二次試験、面接・小論文対策にも使える医療時事キーワード

以下の記事は2015年時の記事です。

Vol.04 「STAP細胞」

今年初めから世間を大騒ぎさせた驚くべき万能細胞の発見のニュースであった。日本語に訳せば【刺激惹起性多能性獲得細胞】と言い、読んで字の如く、刺激によって惹き起こされる、多能性(分化できる能力)を獲得した細胞という意味である。何が驚きかと言えば、通常刺激を細胞や核に与えると異常な変化を起こしたり、特殊性(突然変異)を発現したりする可能性が高く、多能性を帯びることなど考えられない。しかし、すでに分化した動物細胞に外的刺激(弱酸性溶液に15分から20分浸す)を与えるだけで再び分化する能力を獲得させたと理化学研究所が発表したのだ。また、この培養液はiPS細胞研究で山中教授たちが使った液とほぼ等しいもので、その中で培養増殖した細胞は更に臓器の分化へ進み、“自分の細胞でできた臓器を作製できる”というものであった。STAP細胞そのものにもびっくり仰天だったが、その上の驚きは作製費用の破格の安さと作製時間(日数)の驚異的な短縮であった。iPS細胞を凌ぐ利便性を有した万能細胞に世界中の誰もが大きな期待を寄せたのであった。iPS細胞からは胎盤や羊膜は作られなかったが、STAP細胞をマウスの胎児の卵に入れ再び子宮に戻したところ胎盤が作られたという報告もあった。 ところが現在ではSTAP細胞の存在が否定されたため、このSTAP細胞への生殖医療における期待も、再生医療の夢も臓器移植のドナー数不足を間近に解消できるという夢もはかなく消え去ってしまった。2014年12月23日には小保方氏の実験でもSTAP細胞は作れなかったと発表され、遂に、12月27日、STAP細胞作製段階でES細胞が紛れ込んだという理研の正式発表があった。期待していた多くの患者たちの失望はいかばかりかと心の痛手を考えると気の毒さに堪えない。