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医学部二次試験、面接・小論文対策にも使える医療時事キーワード

以下の記事は2012年時の記事です。

Vol.15 「フィブリノゲン製剤」

C型肝炎、田辺三菱が原告女性と和解 大阪地裁 (2008年9月17日 朝日新聞)

薬害C型肝炎訴訟をめぐり、被告企業の田辺三菱製薬(大阪市)と原告患者の森上(もりがみ)悦子さん(59)=大阪市在住=が17日、大阪地裁(深見敏正裁判長)で和解した。同社が「C型肝炎患者の救済を図るため治療薬開発に最大限努力する」と約束を和解条項に盛り込み、森上さんが賠償請求を放棄することで合意した。一連の訴訟で被告企業が和解に応じたのは初めて。

森上さんは74年長男の出産時に血液製剤フィブリノゲンを投与されC型肝炎に感染。肝がんになり、入院を続けている。(以下略)

◇   ◇   ◇

フィブリノゲン製剤とC型肝炎に関する基礎知識

1964 フィブリノゲン(血液凝固第Ⅰ原因)製剤承認 適応症は低フィブリノゲン血症であったが、ひろく止血剤として使われる
1977 米でフィブリノゲン製剤および同種製剤承認取消 (肝炎感染の危険、代替治療の存在などを理由として)
1987 青森で非A非B型肝炎集団感染
1987 加熱製剤承認・発売、非加熱製剤自主回収
1988 厚生省の指示により、加熱製剤の緊急安全性情報を配布し返品要請 (加熱処理が非A非B型に有効でなかったため)
1989 HCV(C型肝炎ウイルス)同定
1994 フィブリノゲン製剤の製造工程にSD処理(ウイルス不活性化処理)導入
1998 適応症を先天性低フィブリノゲン血症に限定
2002 薬害肝炎訴訟提訴
2006~07 大阪・福岡・東京各地裁で薬害肝炎訴訟判決、国と製薬会社の責任を認定
2008 1/11 薬害肝炎救済法成立
2008 1/15 原告団と国、和解基本合意書に調印(国が責任を認める)
2008 4/22 厚生省研究班が、調査した投与患者の1割がC型肝炎に感染していたとする中間報告を公表……投与患者数は製薬会社の推計でも約29万人

◇   ◇   ◇

アメリカで承認取消となってから21年後にようやく適応症を限定しただけで、その間厚生省(現厚生労働省)は、承認取消などの強制手段を一切とっていないのですね。唖然とするほかありません。

サリドマイド、キノホルム、薬害HIV……利益本位の製薬会社と、それに癒着したずさんな行政……。

同じ過ちを、何度繰り返せばすむのでしょう……。