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医学部二次試験、面接・小論文対策にも使える医療時事キーワード

以下の記事は2012年時の記事です。

Vol.04 「インフルエンザの基礎知識」

インフルエンザとは、インフルエンザウイルスによる急性感染症で、発病すると高熱・頭痛・関節痛・筋肉痛などを伴う風邪に似た症状があらわれる。急性脳症や二次感染により死亡することもある。「インフルエンザ」の語は16世紀のイタリアで名付けられた。 1918年から1919年にかけて発生した「スペイン風邪」(スペインインフルエンザ)の世界的大流行 (パンデミック)では、感染者数6億人、死亡者数4000万~5000万人以上を出した といわれる。

日本では「五類感染症」にあたり、「定点把握(4500ヵ所あまりの指定医療機関のみ報告)」しかされていないため、患者の全数は不明。一説によると、国内で1年間に1500万人以上、死亡者1万人以上(併発した肺炎等による死亡を含む)と言われている。

「インフルエンザウイルス」

インフルエンザの病原体は、RNAウイルスのインフルエンザウイルス。ウイルスが分離されたのは1933年。 インフルエンザウイルスにはA・B・Cの3型があるが、A型とB型のウイルス粒子表面にあるヘマグルチニン(赤血球凝集素、HA)とノイラミニダーゼ(糖蛋白、NA)は変異が大きく、そのためインフルエンザには多数の種類がある。

A型は変異が特に多く、これまでHAに16種類、NAに9種類の大きな変異が見つかっており、その組み合わせの数の亜型が存在しうる。亜型の違いはH1N1~H16N9といった略称で表される。

ヒトに感染しない亜型のウイルスは鳥・豚・馬などを宿主にしていると考えられる。特に水鳥ではHAとNAの組み合わせがすべて見つかっている。

ヒトのインフルエンザの原因になることが明らかになっているのは、「Aソ連型」として知られているH1N1、「A香港型」として知られているH3N2のほか、H1N2、H2N2を含めた4種類。その他にH9N1、高病原性トリインフルエンザとして有名になったH5N1などのいくつかの種類がヒトに感染した例が報告されている。

同じH1N1であってもさらに細かな異変によって抗原性や宿主が異なり、年によって流行するウイルスの型は異なる。2009年4月に流行が始まったインフルエンザはH1N1だが、「Aソ連型」とは異なる。

なお、「インフルエンザ菌」というものがあるが、これはインフルエンザウイルス発見前に、インフルエンザの病原体と誤認されたもの。その後名称が変更されていないため誤解を招きやすいが、インフルエンザの病原体ではない。

「インフルエンザ治療薬」

オセルタミビル:商品名「タミフル」。A型、B型のインフルエンザに作用する(B型には効きにくい傾向がある)。現在、タミフル耐性インフルエンザが問題となりつつある。 ザナミビル:商品名「リレンザ」。A型、B型に効果を示す。現在のところ耐性の問題は生じていない。