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医学部二次試験、面接・小論文対策にも使える医療時事キーワード

以下の記事は2011年時の記事です。

Vol.02 「ノロウイルス流行本格化」

ノロウイルスによる感染性胃腸炎の流行が本格化している。 ノロウイルスは、秋から春先に発症者が多くなる冬型の胃腸炎・食中毒の原因ウイルス。夏場の食中毒の大半は細菌が 原因だが、冬場の食中毒のほとんどは、ノロウイルスが原因とされる。 手指や食品などを介して経口で感染、腸管で増殖し、おう吐、下痢、腹痛などを起こす。健康なヒトは軽症で回復する が、子どもやお年寄りなどでは重症化する危険がある。 ノロウイルスにワクチンや抗ウイルス剤はなく、治療は輸液などの対症療法に限られる。

「ノロウイルス感染症の症状」

潜伏期間(感染から発症までの時間)は24~48時間。主症状は吐き気、嘔吐、下痢、腹痛。発熱は軽度。通常、これらの症状が1~2日続いた後治癒し、後遺症はない。また、感染しても発症しない場合や軽い風邪のような症状の場合もある。 病院や社会福祉施設でノロウイルスの集団感染が発生している時期に、死者が出たことがあるが、もともと体力が低下していた場合、ノロウイルスの感染がどの程度影響したのかを見極めることは困難とされる。

「ノロウイルスの性質と予防法」

ノロウイルスは、多くの遺伝子の型があること、また、培養した細胞及び実験動物でウイルスを増やすことができないことから、ウイルスを分離して特定する事が困難。特に食品中に含まれるウイルスを検出することが難しく、食中毒の原因究明や感染経路の特定を難しいものとしている。 ノロウイルスの失活化の温度と時間については、現時点においてこのウイルスを培養細胞で増やす手法が確立していないため、正確な数値はないが、食品の中心温度85℃以上で1分間以上の加熱を行えば、感染性はなくなるとされている。なお、通常消毒に用いられるエタノールや逆性石鹸は、あまり効果がない。

「ノロウイルスによる食中毒の原因食品」

食品から直接ウイルスを検出することは難しく、食中毒事例のうちでも約7割では原因食品が特定できていない。 ウイルスに感染した食品取扱者を介して食品が汚染されたことが原因となっているケースも多いとされる。 カキなどの二枚貝は、大量の海水を取り込み、プランクトンなどのエサを体内に残して出水管から排水しているが、海水中のウイルスも同様のメカニズムで取り込まれて体内で濃縮されるため、ノロウイルスに汚染されている場合がある。ただ、十分に加熱すれば食べても問題ない。また、養殖カキについては、生産段階でノロウイルスの自主検査を実施する等衛生管理が行われている。

「ノロウイルス、名前の由来」

1968年、米国オハイオ州ノーウォーク(Norwalk)という町の小学校で集団発生した急性胃腸炎の患者のふん便からウイルスが検出され、発見された土地の名前を冠してノーウォークウイルスと呼ばれた。  その後、非細菌性急性胃腸炎の患者からノーウォークウイルスに似たウイルスが次々と発見され、SRSV(小型球形ウイルス)、あるいは「ノーウォーク様ウイルス(Norwalk-like viruses)」と呼ばれてきたが、2002年、国際ウイルス命名委員会によって、NorwalkのNorとvirusをラテン語の連結形oでつないだ「ノロウイルス(Norovirus)」という名称が決定された。

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B型肝炎訴訟和解へ/B型肝炎とは/訴訟の論点/B型とC型/フィブリノゲン製剤とC型肝炎
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Vol.02:
ノロウイルス流行本格化/ノロウイルス感染症の症状/ノロウイルスの性質と予防法/ノロウイルスによる食中毒の原因食品/ノロウイルス、名前の由来
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島根で高病原性鳥インフルエンザ/インフルエンザのABC/HとN/ヒトに感染するA型インフルエンザ/鳥インフルエンザのヒトへの感染