現役東大生理Ⅲブログ

東大生TMNブログ~大学生活編Vol.44~ 2013年4月

大学生活編|現役東大生理Ⅲブログ

よくわからない桜前線のおかげで、蕾の仙台に緑の東京に、花びらとは縁遠い新学期でありました。

医学部に上がったのが一昨年の秋で、それから去年の終わりまで、淡々と続いたのが基礎系の講義(生化学、生理学、解剖学、薬理学、病理学……)。試験をパスして、実習をパスして、とりあえずの達成感もあって、けれどもそれは助走に過ぎません。この4月から12月までは臨床系の講義、並行して病理学や診断学の実習(組織標本のスケッチなり、聴診器の操作なり)が行われ、来年1月からの病院実習に備えます。内科だけでも、消化器循環器呼吸器血液エトセトラ、加えて外科精神科産婦人科小児科エトセトラ。週2、3科目のペースでタタンタンタタンと続きます。各講義が終わったそばから組まれる試験は毎週で、全部で40弱。1コマ50分の授業時間と午後4時からの放課後が救いですが、予習復習はちょっと欠かせません。以上の全部が基礎系を土台に、語彙にしているのが問題で、たとえば数学であたりまえに使われる公式、その証明を延々やっていたのがこれまでの所、本番はほんとうにこれからなのでした。

講義の会場は鉄門講堂、新しい教育研究棟の14階です。机付きのソファ席は快適で、空調・音響も完璧、トイレのガラス窓からは東京が一面に見下ろせます。立派で贅沢で豪奢で、水晶宮のような鉄門講堂には頭も上がりませんが、一つだけ、Z軸方向の移動が大変です。エレベーターは4機ありますが、授業前後はラッシュそのもの。いらぬいらいらを避けるためには、だらだらの朝ともお別れなのかもしれません。