現役東大生理Ⅲブログ

東大生TMNブログ~大学生活編Vol.43~ 2013年3月

大学生活編|現役東大生理Ⅲブログ

新学期までは実家暮らし。ベッドタウンと市街地を結ぶ県道脇は緑地になっていて、犬の散歩にたまりません。小学校に中学校に図書館に、懐かしい場所まで足を延ばしては、贅沢な三寒四温を謳歌しています。

ふと思ったのが、鮭のことです。上京して3年が過ぎても東京は苦手で、暇を見つけては帰省する日々。高速バスで東北道を滝登りしたはいいものの、産卵するだけ鮭のほうがましかもしれません。何をするでもなく、いるだけで極上なのです。ヒトにも帰巣本能があるのでは? だとして、何処に帰るのか? 300万年前のアフリカ? 日本? 都道府県? 転勤族ではどうか……
とりあえず、うちのダックスフンドは血統がドイツですが、米所・登米の里親に育てられた挙句、リビングのソファに満足しているようです。

もっとも、こう悠長なことを言っていられるのも医学部だからこそ。昔なじみは総じて就活ど真ん中、エントリーシートに面接に着信に、話を聞くだけで胃が痛くなってしまいます。リクルートスーツが必要なければ、学生生活も半分が終わったばかり。社会に出ていく周囲との間にギャップを感じないでもありません。けれどもモラトリアムとして考えたとき、6年という時間はそれだけで一つのメリットです。銀行に家電に食品に、決断を迫られる友だちを見ると余計にそう思うのです。

恵まれすぎている現状に感謝して、その重さを感じて、やっていきたいです。