現役東大生理Ⅲブログ

東大生TMNブログ~大学生活編Vol.25~ 2011年11月

大学生活編|現役東大生理Ⅲブログ

すっかり秋模様で、カラッと晴れた過ごしやすい日が続いています。行き帰りの自転車が爽快で、いい気分転換になっています。コーヒーを豆から挽くことを覚えて、これまた一日のスイッチを入れるのに役立っています。

大学の授業は同じパターンの繰り返しで、午前中に生化学の講義、午後は組織学のちょっとした解説の後に実習室に移りスケッチ、あるいはその反対です。曲者なのがスケッチで、小腸や唇や舌なんかの組織の標本を顕微鏡で観察するのですが、第一に目に良くないです。通常でない目の使い方をしているのは間違いないところでしょうし、目から頭に肩に、だんだんに疲労が伝播するようです。珍しい細胞をなかなか見つけられないときなど、400倍の視野で紫色に染まる細胞核の海に取り残された気分になります。こんな感じです、と、実際のスケッチの画像を載せてみます。

生化学スケッチ

こうした通常の授業に加えて、いまは、ゼミの発表の準備に取り組んでいます。英語の論文を読んで、その内容を発表するものなのですが、英語を読むのも大変ならその内容を理解するのはもっと大変で、というのも論文自体が最新の研究を扱ったものですから、悪戦苦闘する日々が続いています。それでも、論文を少しずつ読み進めていくと、特に一つ一つの実験の意味を考えることで、科学者の思考の道筋みたいなものが透けてきたりもして、興味深いです。これまで読書といえば小説が主でしたので、こうした理詰めで活字を追うことそのものが、新鮮でもあります。

どうにもこうにも勉強ばかりの毎日ですが、知識に対して主体的に取り組むことに充実感を感じてもいます。とりあえず、限界を感じるまでは頑張ってみるつもりです。